3作品連続「直木賞」ノミネート中、呉勝浩の最新作『Q』、小学館より刊行まで1か月、特設サイトを開設!
2020年『スワン』、21年『おれたちの歌をうたえ』、そして昨年『爆弾』と3作連続「直木賞」候補となった、作家・呉勝浩の最新作『Q』を11月8日に小学館より刊行します。小学館では、刊行までにさまざまなコンテンツを特設サイト上で公開していきます。
小学館・呉 勝浩『Q』特設サイト:https://www.shogakukan.co.jp/pr/q
特設サイトでは『Q』の内容紹介のほか、登場人物紹介、「あらすじ漫画」を公開。また、事前に原稿を読んでいただいた全国の書店員さんの声を、どんどん紹介していきます。刊行まで毎週水曜日にコンテンツの更新を行なっていく予定です。どうぞご期待ください。
《あらすじ》
千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう生きている。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。
キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の輝かしい未来を守るため、ハチとロクは、かつて、ある罪を犯していた。華々しくデビューし、注目を集めつつある今、それが明るみに出れば、スキャンダルは避けられない。キュウのため、ハチは守り続けた平穏な日々から一歩を踏み出す。
一方、キュウをプロデュースする百瀬は、その才能に惚れ込み、閉塞感に喘ぐ社会を変えるカリスマとして彼を売り出す。 〈Q〉と名付けられたキュウは、SNSを通じ世界中で拡散され続けた。かつてない大規模ゲリラライブの準備が進む中、〈Q〉への殺害予告が届く。
犯人は誰なのか。凶行を止めることはできるのか──。
血の繋がらない姉と弟と「わたし」。
三人を取り巻く〈現在―いま―〉の物語。
呉 勝浩『Q』
定価:2,420円(税込)
四六判上製672ページ
2023年11月8日刊行予定
小学館
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