【ルイ·ヴィトン】新作ポケットウォッチ「エスカル·オ·モン·フジ」を発表

ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社

©Ulysse Frechelin

世界中の情緒溢れる旅のデスティネーションが着想源の

ルイ·ヴィトンのポケットウォッチ·コレクション「エスカル·オートゥール·デュ·モンド」。

今回の旅は、「エスカル·オ·モン·フジ」と共に日の出ずる国、日本へ。

アマゾンの熱帯雨林とパリへの旅に続く、ポケットウォッチ·コレクション「エスカル·オートゥール·デュ·モンド」の次なる寄港地は極東、それも世界屈指の息をのむようなランドマークです。ポケットウォッチ「エスカル·オ·モン·フジ」──それは、日本への讃歌。名高い富士山の背後から太陽が昇り、うららかな春の夜明けを想わせる華やかなパステルカラーが空を染めます。この情景は、このウォッチに搭載されたジャックマール機構、ミニッツ·リピーター、トゥールビヨン、そして比類なきメティエダール(芸術的な手仕事)によって讃えられています。

「エスカル·オートゥール·デュ·モンド」コレクションに居並ぶ一点物のオート·オルロジュリーの傑作と同様に、この最新作も、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」で構想・製作されました。ジュネーブに構えるこの自社のウォッチメイキングアトリエにて、「ラ·ファブリク·デ·ボワティエ」(ケース製造)、「ラ·ファブリク·デ·ムーブマン」(ムーブメントの部品製造)、「ラ·ファブリク·デ·ザール」(ダイアル製造とメティエダール)という3つのアトリエが一体となり、この唯一無二のオート·オルロジュリーの傑作を創り上げました。

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穏やかな春の朝

ルイ·ヴィトンの「エスカル·オートゥール·デュ·モンド」コレクションの核となる、旅の真髄(こころ)を体現した新作「エスカル·オ·モン·フジ」は、本コレクションのシグネチャーとも言える、可動要素を含んだ4つのアニメーションを備えています。12時位置にあるゴールドのコンパスローズは、淡いピンクとブルーの空で回転し、そこに繊細なルイ·ヴィトンのモノグラム·フラワーが彩を添えます。過去のクリエーションと同様に「乗り物」のモチーフがあしらわれ、今回は驚くほど精緻な木製の釣り船が、右から左へと水面を滑るように進みます。船が運ぶのは、ゴールドで彫刻されたメゾンのアイコニックなトランク。ゆっくりと開閉するこのトランクからは、小さなモノグラム·フラワーが覗きます。

船を操るのは、日本で福の神として親しまれ、漁師や商人の守り神として崇敬されてきた神、えびす様。常に朗らかで陽気なえびす様は、富と繁栄の不変の象徴である釣り竿と鯛を手にしています。

このシーン全体を縁取るのは、ルイ·ヴィトンのモノグラム·フラワーを想わせる桜の花々。イエローゴールドで彫刻され、ピンクとレッドのエナメルで咲き誇る花は、オートマタで情感たっぷりに命を吹き込まれ、風に揺れるように優しく動きます。さらに、ベゼルにセットされたバゲットカットのサファイア60石は、ダイアルの情景に調和するよう1石ずつ厳選され、仕上げに合わせたカラーのグラデーションで配されています。

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機械技術と芸術的技巧への讃歌

新作「エスカル·オ·モン·フジ」を駆動するのは、手巻きのキャリバーLFT AU14.03──時·15分·分で音を奏でるミニッツ·リピーター機構と、4つのアニメーションを備えたオートマタのモジュールを組み合わせています。デザインには、最も重要な複雑機構の1つであるトゥールビヨンなど、歴史的なポケットウォッチへの印象的なオマージュも。さらに、2本の針はダイアルではなくケースバックに配されており、ダイアルのミニチュアシアターの壮麗さを余すところなく際立たせます。

合計561個の部品で構成された、自社開発のキャリバーLFT AU14.03は、最高水準のオート·オルロジュリーの仕上げが施されています。こうした部品の多くは目に触れないにも関わらず、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」のウォッチメイカーたちが1つ1つの部品を手作業で製作・成形しており、類い稀な職人技による仕上げが施された唯一無二のムーブメントを創り上げています。例えば、700ものインナーアングルに施された面取りは、光と反射の美しい表情を生み出すと同時に、職人の才能と忍耐を物語っています。

ムーブメントのいかなる要素も見過ごされることなく、細部へのこだわりが最優先されています。香箱のスネイル装飾、ブリッジの手彫り彫刻、すべてのネジ、モノブロックのゴング、トゥールビヨンケージ、ラチェットにいたるまで、数多くの部品に鏡面仕上げを施す精緻な手仕事がその証。なかでも、ラチェットは凹形状に彫刻され、その仕上げだけで3週間を要しました。

宝飾としての価値も重視され、宝石を留めるプロングにはイエローゴールドを、トゥールビヨンをつなぐホイールにはソリッドゴールドを採用しています。ブリッジが覗くムーブメント上部には名高いコート·ド·ジュネーブ装飾を施し、針は伝統的な焼き入れによってブルーの仕上げに。この画期的なムーブメントの組み立てと手作業での仕上げには、合計500時間を要しました。

この2つの職人技──驚くほど緻密に描き出されたダイアル上の動く情景と、同じく卓越した技巧で彫刻されたケースバックのメカニカルな美しさが一体となり、表と裏という2つの視点から、絵画さながらに手仕事の妙を際立たせています。

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メティエダールの境界を押し広げて

ポケットウォッチに息づくサヴォアフェール(匠の技)と比類なき手仕事を体現するのが、ダイアルに施された卓越したメティエダール。これによって「エスカル·オ·モン·フジ」ならではの情景が鮮やかに描き出されています。「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」のマスター·エングレーバーは、ダイアル上で動くすべてのパーツに精緻を極めるエングレービングを施しますが、その多くは驚くほど小さく、精巧なミニチュアのディテールを宿しています。狙い通りの表現を実現するために、マスター·エングレーバーは、自ら工具を考案し、自身で切り出した繊細な金属片からそれらを作り上げました。

特筆すべきは、えびす様に施された目を見張るほどの精緻なディテールです。こうした要素はすべて、細心の配慮のもと、口髭や鼻、穏やかな表情はもちろん、烏帽子のひだや角度にいたるまで精巧にミニチュア化され彫り込まれています。さらに、えびす様が腕に抱える鯛にも目と口の彫刻が施され、釣り竿も繊細に表現されています。加えて、船の側面に掛けられた漁網も驚くほど緻密なディテールで仕上げられています。これらの意匠はすべて、わずか数十ミリメートルのサイズのため、従来の工具ではなく特製の工具があってこそ実現可能。その微細なディテールは極めて複雑で、彫り上げるには膨大な時間を要します。

9つの桜の花のアップリケも同様に圧巻です。イエローゴールドに精巧な彫刻を施した枝ぶりと花は、生命感溢れる表情と細部への比類なきこだわりを感じさせます。また、花と枝はオートマタの可動パーツであるため、マスター·エングレーバーは、花に使用するゴールドの重量と適切なサイズも慎重に検討する必要がありました。

ダイアルの物語はケースの側面へと続きます。マスター·エングレーバーによる見事な青海波の模様には、波と一体化するようにさりげなく、ルイ·ヴィトンのモノグラム·フラワーが刻まれ、手仕事の美に遊び心溢れる「かくれんぼ」のような仕掛けとなっています。

ケースの彫刻だけでも40時間を要し、本作全体の彫刻には合計で約160時間が費やされました。

「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」のアーティスティック·ディレクター マチュー·エジは「エスカル·オ·モン·フジ」について次のように語ります。「目指したのは従来の標準的な技法を超えること。特製の工具を開発することも、比類のないマイクロエングレービングを実現することも、そのためです」。

©Piotr Stoklosa
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エナメル技法の真髄

卓越したエングレービングに呼応するように、「エスカル·オ·モン·フジ」には多彩なエナメル技法が用いられています。グラン·フー エナメル、シャンルベ、パイヨン、ミニアチュール·エナメルなどが含まれます。最初の工程は、このウォッチのグワッシュ画に合わせ最適な色とトーンを選定すること。ダイアルには合計33色のパステルカラーが使用され、各エナメルの色味は細かく砕いて水と混ぜ合わせてから塗布されます。その後、塗り重ねるたびに焼成を繰り返し、ダイアルの完成までには合計40回の焼成を要します。そのたびにひび割れのリスクが伴いますが、万一ひび割れが生じた場合は、最初からやり直さなければなりません。

ダイアル上の最も崇高で魅惑的な意匠の1つが空です。ピンクとブルーのグラデーションにイエローのエナメルが重なり、春の夜明けの情景を想わせます。ルイ·ヴィトンのモノグラム·フラワーが空にアクセントを添え、わずかに起伏を持たせた仕上げによって立体感を生み出しています。

ルイ·ヴィトンのモノグラム·フラワーには、ホワイトのエナメルとミニアチュール·エナメルが施され、グラデーションのエナメル背景へとさりげなく溶け込みます。特別な柔らかさを湛え、ほのかにカモフラージュされたかのような印象を放ちます。

いきいきとした川のきらめきを描き出すのは、パイヨンエナメル。エナメルの傍らに金箔を繊細に配することで、立体感と奥行きを生み出すこの技法には、卓越した職人技が求められます。金箔は破れやすく、エナメル職人の熟練した技術と経験が不可欠ですが、本作の川の表現には、細長い金箔を何枚も用いる一般的な手法ではなく、1枚の銀箔を採用。水面に均一で独特の色味を生み出し、目を奪うような輝きを実現しています。銀箔はエナメルや焼成に対する反応が金箔とは異なるため、この仕上げを完成させる工程は緻密でリスクを伴うものでしたが、その結果、早朝の陽光を美しく反射し、流れる水の印象を湛えたユニークな質感が生まれました。さらに、半透明のエナメルを幾層にも重ね、ミニアチュール・エナメルの色調を随所に織り交ぜています。ダイアルの下部では不透明な色からはじまり、富士山の裾野に近づくにつれて、次第に透明感を増していきます。

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富士山そのものもまた、サヴォアフェールの結晶です。ミニチュアサイズで描かれた富士山は、流麗な筆致と繊細なグラデーションによって際立ちます。意図的に背景に溶け込ませた部分もあり、光や反射、情感と相まって、この日本を象徴するランドマークのスピリットに忠実な、幽玄な情景を描き出しています。たなびく雲は驚くほど精緻に描かれ、マスター·エナメラーは建物までもミニチュアで表現。朝霧に輪郭を滲ませながら、水面にその姿を映し出します。他にも、完璧なまでに緻密なエナメル彩色による木々や灌木が、焦点の強弱を付けながら描写され、情緒溢れるシーンに奥行きと距離感を生み出しています。マスター·エナメラーは、細かい枝先や葉の1枚1枚にいたるまで、数本の毛ほどの極細筆で丹念に描き、水面のかすかな反射によって、木々に一層の生命感を吹き込んでいます。

最後に、ダイアル上のミニチュアの立体的な要素にもエナメルが施され、下地のエングレービングにさらなる生命感と奥行き、そして美しさを加えています。ルイ·ヴィトンのモノグラム·フラワー モチーフをさりげなく取入れて彫刻された9つの桜の花は、淡いピンクからピンク、レッドへと移ろう繊細なグラデーションで色付けされ、生き生きとした透明感と共に、写実的でありながらも優美な佇まいで表現。磨き上げられたイエローゴールド製の花芯が、エナメル細工の中で一際輝きを放ちます。

富士山の前景に配された桜は控えめな構図ですが、これを実現するのは至難の業です。イエローゴールドにセットされたこれらの桜は、焼成の際に精密な制御を必要とします。焼き過ぎは酸化を招き、エナメルの色調が変化してしまうため、各工程は事前の綿密な計画のもと、色の安定性と仕上げの洗練性にとりわけ注意が払われました。

えびす様のアップリケと立体的な造形も同様に、難度の高い課題です。ここでのエナメル彩色はとりわけ繊細で、すでに色付けされた部分を損傷させるリスクが常につきまとうため、ミニアチュール・エナメルは精密に施され、表情や衣のドレープに細心の注意が払われました。

最後にフォンダンエナメルの釉薬を情景全体に施し、丹念に研磨することで、さらなる奥行きときらめく透明感を生み出します。多彩なエナメル加工における工程と技法には、合計300時間にもおよぶ精緻な職人技が注がれました。

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特別仕様のバッグ&トランク

「エスカル·オ·モン·フジ」の物語は、このポケットウォッチと完璧に調和し、ルイ·ヴィトンの歴史的な旅のルーツを体現する唯一無二のバッグ&トランクへと結実します。手作業で仕上げられたゴールドのチェーンに加え、本作には、メゾンの歴史あるアニエールのアトリエで製作された特別仕様のトランクが付属。さらに、メゾンのアーカイヴに残る1906年頃のモーターズバッグから着想を得てデザインされた、類い稀なドクターズバッグも揃います。元々は自動車旅行の流行に応えるために生まれたこのバッグは、中央にポケットウォッチを収められるよう特別にデザインされています。どちらも、このポケットウォッチの美しいパステルカラーの色調に呼応する淡いライトブルーを採用し、「エスカル·オ·モン·フジ」のために特別に開発されたカスタムレザーの仕上げが施されています。

メゾンがこれまでに手掛けたムーブメントの中でも、最も複雑な機構の1つを搭載する「エスカル·オ·モン·フジ」──その製作には、熟練のウォッチメイカー、エングレーバー、エナメラーたちによる、延べ1,000時間以上の作業を要しました。創造性と独自性を兼ね備えたウォッチメイキングのサヴォアフェールを発揮する、まさに比類なきキャンバスとして、この「エスカル·オートゥール·デュ·モンド」コレクションの最新作は、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」の職人たちの挑戦心を掻き立て、創造性を刺激し続けると共に、審美眼を持つ時計愛好家の関心を一層集めています。

©Ulysse Frechelin

「エスカル·オ·モン·フジ」

ユニークピース

ムーブメント

・キャリバーLFT AU14.03:「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」で

 開発・組み立てられた手巻き機械式ムーブメント

・機能:4つのアニメーションを配したジャックマール機構、

 ミニッツ・リピーター、トゥールビヨン、時、分

・部品数:561

・パワーリザーブ:8日間

・振動数:21,600振動 / 時(3Hz)

・石数:68

ケース

・サイドにダイアルのストーリーを反映したモチーフのエングレービングが施された

 18Kホワイトゴールド製ケース

・カラーストーンをセットした18Kホワイトゴールド製ベゼル

・18Kホワイトゴールド製のリューズとサスペンションリング

・直径:50.0 mm

・厚さ:19.0 mm

・ドーム型反射防止加工サファイアクリスタル

・防水:30 m

ダイアル

・ハンドエングレービング(桜の花と枝、釣り船とその貴重な財宝、えびす様、コンパスローズ)

・シャンルベ、パイヨン、ミニアチュール・エナメル、グラン·フー エナメルの技法を用いた

 手作業によるエナメルダイアル

ジェムセッティング

・60個のバゲットカットのカラーサファイア 計3.74カラット

バッグ&トランク

・ユニークなエキゾチックレザー製のハイウォッチメイキング用のスペシャルバッグとトランク

チェーン

・18Kホワイトゴールド製

ルイ·ヴィトンについて

1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ·ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ&ファインジュエリー、ビューティー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に 製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。

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ジュエリー・アクセサリー
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会社概要

URL
-
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区八重洲2丁目2番1号
電話番号
0120-00-1854
代表者名
エドゥアール・フォール
上場
未上場
資本金
-
設立
1978年03月