ウクライナでの攻撃、子ども3人死亡の報告-2年で1,957人超死傷「安全な場所はない」【プレスリリース】
ユニセフ地域事務所代表訴える
【2024年4月19日 キーウ/ジュネーブ発】
ユニセフ(国連児童基金)欧州・中央アジア地域事務所代表のレジーナ・デ・ドミニーチスは、今週ウクライナで激しい攻撃が行われ3人の子どもが犠牲となったとの報告を受け、以下の声明を発表しました。
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ドニプロで本日未明、またもや恐ろしい攻撃が行われ、少なくとも6歳、8歳、14歳の子ども3人が亡くなったと報じられています。子どもたちのご家族と彼らのコミュニティに深く哀悼の意を表します。
今週に入って、病院や教育施設が損害を受けたとされるチェルニヒウでの激しい攻撃でも、犠牲者の中に子どもたちが含まれているとの報告があります。破壊的な攻撃が全土で激化しており、子どもたちはこの戦争で最も大きな犠牲を払い続けています。
子どもたちにとって安全な場所はどこにもありません。家、学校、病院、そして彼らが生きるのに必要な民間インフラは、かつてない規模で損傷を受け、破壊されています。
約2年前に戦争が激化して以来、全土で1,957人以上の子どもが死傷しています。この数には国連により確認された報告しか含んでいないため、実際の死傷者数はもっと多い可能性があります。
ユニセフは、戦闘の最前線地域を含むウクライナ全土の現場で、命を守るサービスや物資の提供、攻撃後のメンタルヘルスケアや心理社会的支援などを通じて、子どもや家族の緊急の人道的ニーズに応えています。
子ども、その家族、そして彼らが依拠しているインフラは、たえず守られなければなりません。何よりも、ウクライナの子どもたちには平和が必要なのです。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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