まもなく梅雨明け、いよいよ夏本番。暮らしの情報メディア「イーデス」が「省エネ・節電に関するアンケート調査」を実施
節約アドバイザー作成の「省エネ・節電テスト(解答付き)」も公開
調査結果から、全体の約9割の人が省エネ・節電に取り組んでいることがわかった一方で、省エネ・節約への取り組みは低得点の人の方が多いという結果になり、省エネ・節電についての知識量がそのまま取り組みに直結するわけではないことがわかりました。
なお、今回の省エネ・節電テスト(解答付き)は、節約アドバイザー丸山晴美氏に作成いただきました。
参考URL:https://www.a-tm.co.jp/top/energy/survey/energy-saving-20230704/
■調査サマリー
全体の88%が省エネ・節電に取り組んでいる
低得点の人の方が「取り組んだ」と答えた人が多く、省エネ・節電に関する知識量がそのまま取り組みに直結するわけではないことが明らかに
省エネ・節電に取り組まない人が抱える一番の理由は、低得点の人は「具体的なやり方がわからないから」で37.0%、高得点の人は「継続することができないから」で26.7%
8割以上が省エネ・節電に取り組む一番の理由を「電気代やガス代などの光熱費の節約のため」と回答
省エネ・節電として一番多く行われているのは「使わない部屋の照明はこまめに消す」こと
省エネ・節電についての知識が多い人の方が「省エネ・節電の取り組みで節約できている」と実感している
■調査結果
■全体の88.0%の人が日常生活において省エネ・節電に取り組んでいることが判明
低得点の人の方が「取り組んだ」と答える人が多く、省エネ・節電に関する知識が取り組み意識に比例するわけではない
「現在、日常生活で省エネ・節電に取り組んでいますか?」という質問に対して、全体の88.0%が「日常生活で省エネ・節電に取り組んでいる」と回答しました。
また、調査を行う前に実施した省エネ・節電に関するテストの得点が低い人の方が、得点が高い人よりも「日常生活で省エネ・節電に取り組んでいる」と回答したことがわかりました。
省エネや節電に関する知識があったとしても、必ずしも省エネ・節電の取り組みに直結するわけではないことが明らかになりました。
▼全体
▼低得点
▼高得点
■省エネ・節電に取り組まない人が抱える一番の理由は、低得点の人は「具体的なやり方がわからないから」(37.0%)で、高得点の人は「継続することができないから」(26.7%)
「日常生活で省エネ・節電に取り組んでいない」と回答した人に、「省エネ・節電に取り組んでいない一番の理由は何ですか?」と聞いたところ、省エネ・節電テストの結果で大きく分かれる結果となりました。
低得点の人の回答では、37.0%の「具体的なやり方がわからないから」が最も多く、省エネ・節電の知識が比較的少ないことが影響しているようです。
一方で高得点の人の回答では、26.7%の「継続することができないから」という理由が最も多く、次に22.2%の「面倒くさいから」という回答が多い結果となりました。
知識があるからこそ、継続の難しさを感じたり、面倒と捉えたりする人も多いと言えそうです。
▼低得点
▼高得点
■省エネ・節電に取り組む一番の理由は「電気代やガス代などの光熱費の節約のため」
「日常生活において省エネ・節電に取り組んでいる」と回答した人に、「省エネ・節電に取り組んでいる一番の理由は何ですか?」と聞いたところ、「電気代やガス代などの光熱費の節約のため」と回答した人が最も多く、全体のうち85.2%にものぼることがわかりました。
その他、「地球温暖化対策のため」と回答した人が8.5%、「SDGs(持続可能な社会)の実現のため」と回答した人が3.4%でした。
また、本項目において、テストの結果による順位の差はほとんどありませんでした。
▼全体
▼低得点
▼高得点
■省エネ・節電として一番多く行われているのは「使わない部屋の照明はこまめに消す」こと
「電気代やガス代などの光熱費を節約するため」に「省エネ・節電に取り組んでいる」と回答した人に「今現在取り組んでいる省エネ・節電方法は何ですか?」と聞いたところ、最も多かった回答は、低得点の人(71.3%)、高得点の人(78.6%)ともに「使わない部屋の照明はこまめに消す」でした。
その他、半数以上が「入浴時や洗い物時などの水の使用量を減らす」ことや、「生活できるレベルの日光がある際は部屋の電気を消す」ことを実践していることがわかりました。
時間もかからず、手軽に行える方法が人気のようです。
▼低得点
▼高得点
■省エネ・節電についての知識が多い人の方が「省エネ・節電の取り組みで節約できている」と実感している
「省エネ・節電に取り組んでいる」と回答した人に、「実際に行っている省エネ・節電の取り組みで、節約できていると実感しているか?」と聞いたところ、「節約できている」と回答した人の割合が、高得点の人が74.1%、低得点の人が68.9%という結果になりました。
省エネ・節電に関する知識が多い人の方が、実際に節約できていると実感していることがわかりました。
▼低得点
▼高得点
■専門家からのコメント
今回の調査では、低得点、高得点の方ともに省エネ・節電に取り組む一番の理由は、「電気代やガス代などの光熱費の節約のため」が多数であることからも、電気・ガス代の値上げは家計に大きな影響を与えていることは間違いありません。
また、省エネ・節電として一番多く行われているのは「使わない部屋の照明はこまめに消す」ことと解答されている方が多いことも、日ごろから節電の意識の高さがうかがえ、習慣化されていると考えられる結果となっています。
一方で、省エネ・節電に取り組まない人が抱える一番の理由は、低得点の人は「具体的なやり方がわからないから」(37.0%)で、高得点の人は「継続することができないから」(26.7%)という意見もあり、実際に自分の生活に落とし込むことが難しいと考えている方も一定数いることがわかりました。
夏季の家庭における家電製品の一日での電力消費割合は、エアコン、冷蔵庫、照明で約60%を占めており、そのうちの約30%はエアコンです(※)。
取り組みやすい節電方法としては、古いエアコンや冷蔵庫などを省エネ家電に買い換えたり、家電の機能に「省エネモード」や「ECOモード」があれば、家電に省エネをお任せしたりする方法もあります。
意外と見逃しやすい、電気ポットや炊飯器、暖房便座の保温は、夏場はできるだけ使わないように、「切る」を心掛けましょう。
家庭での取り組みとしては、「クールシェア」で、1部屋で冷房、照明、テレビを共有することで節電につながりますので、家族仲良く過ごすことも心掛けたいものですね。
※参考元:経済産業省・資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」
(節約アドバイザー 丸山晴美氏)
節約アドバイザー 丸山晴美氏 経歴
ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を持ち、食費や通信費など身の回りのやりくり術や運用方法などを、各メディアや講演などで紹介している。
また、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを執筆、監修している。
オンラインコミュニティサロン「女性のための夢を叶える!お金の教室」を開設。
■調査概要
調査期間 | 2023年5月30日 |
調査対象 | 15歳以上の男女 |
サンプル数 | 600名(低得点300名、高得点300名) |
調査方法 | インターネット調査 |
調査機関 | 調査委託先:アイブリッジ株式会社(Freeasy) |
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さらに、今後はInstagramやYouTubeなどのSNSにおいても情報を発信し、より手軽に暮らしを良くする情報をお届けします。暮らしの「まよい」を抱えた人が集まる「場」を提供することで、一人ひとりの悩みを解決するツールやコミュニケーションを生み出し、使いやすく親しみやすい存在となることを目指します。
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■省エネ・節電に関するテスト
▼解答はこちら
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■会社概要
会社名: 株式会社エイチーム(Ateam Inc.)
所在地: 愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号 大名古屋ビルヂング32F
代表者:代表取締役社長 林高生
設立:2000年2月29日
資本金:838百万円(2023年4月31 日時点)
事業内容:人生のイベントや日常生活に密着した様々なウェブサービスを提供する「ライフスタイルサポート事業」、多様なジャンルのゲームやツールアプリケーションを企画・開発・運営する「エンターテインメント事業」、複数の商材を取り扱うECサイトの企画・開発・運営をする「EC事業」の3つの軸で事業を展開する総合IT企業
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