所定労働時間の選択制度を導入(ニュースリリース)
■ 個人のライフステージや価値観に合わせて“働く時間を選べる”
大和ハウスグループの大和リース株式会社(本社:大阪市中央区、社長:北 哲弥)は、育児や介護などの制約の有無にかかわらず、全員が自身の所定労働時間を年度単位で選べる制度を2025年4月から段階的に導入しています。

■制度のねらい
労働基準法が定める「上限値」をもとに、働く時間は「1日8時間」が“フルタイム”との認識がひろく浸透しています。しかし、昨今は共働き世帯の増加や、介護世帯の増加、あるいは高齢化による自身や身内の通院・治療、ライフスタイルの多様化など、正社員と言えども「上限値である8時間」を“当然”とする働き方が現実的ではない実態が顕在化しています。
一方、当社では現在、育児や介護を理由として最大2時間の幅で勤務時間を短縮できますが、この“短時間”という考え方が、同僚への負担を連想させ“短時間ゆえに肩身が狭い”と感じている従業員もいます。
このような現状を踏まえ、育児や介護など制約の有無にかかわらず、全員が自身の所定労働時間を年度単位で選べる制度を導入するものです。
“短時間という概念”を無くし、現在の「フルタイム」から「フルパフォーマンス」へ、「時間」ではなく「成果」へ軸足を移すことで、「働きやすさ」と「働きがい」を共に高め「人が集まり誰もが活躍できる企業」として人的資本経営を目指すものです。
■所定労働時間の選択肢(段階的導入)
本制度は、個々の事情に応じた多様な働き方を自身で選択できる制度です。選択できるのは、以下ⅰ~ⅴの5パターンです。

■制度の概要


■当社のこれまでのワーク・ライフ・バランスに関する制度の一例
性別や年齢を問わず、誰もが十分に能力を発揮しながら働き、充実した人生を送ることができるよう「ワーク」と「ライフ」、働き方(勤怠管理)と休み方(休暇)の双方による両立支援制度を整備しています。





■当社の取り組み
当社は「従業員の幸せ」と「会社の幸せ」を共に高めることを目的として、各種制度を段階的に見直し、ワクワクできる会社づくりを進めています。
2009年、2011年、2014年、2019年に厚生労働省の次世代マーク「くるみん」の認定を取得。経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人」では2018年、2022年、2023年、2024年、2025年に大規模法人部門で選定を受けています。
さらに、世界最大級の意識調査機関「Great Place to Work®」が発表する「働きがい認定企業」には2017年から7年連続で認定されているほか、㈱リンクアンドモチベーションが発表する「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」も受賞しました。
2018年4月には職員全員が活躍できる環境を整備するために「人事部インクルージョン推進室」を新設し、「女性の活躍」「シニアの活躍」「障害者の活躍」を進めています。
今後も、働きやすさ(環境)の実現と、働きがい(キャリア・成果)の追求を共に高めてまいります。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像