風を感じない寝室用パネルエアコン『眠リッチⓇ』取り付けやすい「壁掛タイプ」が新登場（ニュースリリース）

～お住まいのスタイルに合わせて自由自在に～

大和ハウス工業株式会社

2025年6月18日 14時00分

　大和ハウスグループの株式会社フジタ（本社：東京都渋谷区、社長：奥村洋治）は、住宅設備機器の製造・販売を手掛ける株式会社長府製作所（本社：山口県下関市、社長：山下学）と共同開発した寝室用パネルエアコン『眠リッチ』に新たなラインアップとして「壁掛タイプ」を追加し、ビックカメラの首都圏９店舗での取り扱いを本日6月18日より開始しました。また、『眠リッチ』取り扱い販売代理店での販売も開始しました。

■『眠リッチ』とは

　風や空気の力を用いる一般的なエアコンとは異なり、赤外線を利用した「新・放射冷暖房システム」を採用し、風を感じない冷暖房によって快適な睡眠環境を提供する寝室用パネルエアコンです。ファンの回転が少なく、優れた静音性を実現し、図書館よりも静かな環境で眠ることができます。また、風と音を抑えるため、睡眠中のさまざまなストレスの低減に効果を発揮します。

■「壁掛タイプ」開発の背景

　以前より販売していた「天吊スマートタイプ」はグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン性を重視したモデルとしてご好評をいただいていた一方、設置には天井の工事が必要で、工事費も通常のエアコンの設置と比べて割高になっていました。この課題を解決し、機能はそのままに取り付けがしやすいモデルとして新たに「壁掛タイプ」を開発。天井工事が不要で、室内機を一般的なエアコンと同様に壁面に取り付けることができるため、費用も比較的安価になり、より多くの快眠環境を求めるお客さまに『眠リッチ』を設置していただけるようになりました。

■「壁掛タイプ」の特徴

1.これまでお使いのエアコン室内機の設置位置に取り付けが可能

　現在、お使いの室内機の設置位置に合わせて室内機・天井パネルを取り付けることが可能となりました。

2.コンパクトになった天井パネル

「天吊スマートタイプ」と比較し、サーモテックファイバーパネル（天井パネル）のサイズは約80％まで縮小（面積比）。性能はそのままで、天井パネルを小型化しました。

■『眠リッチ』の特徴

新・放射冷暖房システム

　高い熱エネルギーを持つ空気をゆっくりと放出する「ハイレンジ・ヒートポンプエンジン（室内機）」に、熱エネルギーを効率よく赤外線に変換するフジタ独自開発の「サーモテックファイバーパネル」を組み合わせることで、冷温水を循環させて冷暖房を行う一般的な放射冷暖房に比べ、省エネ・低コストで結露が発生しないなど、高い放射冷暖房機能を実現しました。

風を使わない快眠のための温度管理

　睡眠実験(※１)では、覚醒時間が一般のエアコンに比べて、平均で約80％減少し、睡眠効率が約７％増加するという実験結果が得られています。

※１参考文献：放射冷房と対流冷房が温熱環境と人の睡眠に及ぼす影響、2021年度日本建築学会東海支部研究集会No.304

低速ファンにより実現した静かな運転音

　睡眠中の運転音の騒音レベル30dBA(※２)以下を実現。環境省が定めた睡眠時推奨基準35dBAを大幅にクリアし、静かな環境下で快適に眠ることができます。

※2 人間の可聴特性に合わせて補正を行った単位。30 dBAの目安：郊外の深夜。

風と音を抑え、不快なストレスを低減

　風と音の発生を抑えるため、睡眠中にリラックスした状態を保つことができます。フジタが自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部・小林弘幸教授と共同で行ったストレス実験では『眠リッチ』を使用した際に、睡眠中の自律神経が安定し、ストレス指標値が低下。約9割の方がリラックスできたという実験結果が得られました。

■商品概要・モデル比較