3作品連続で「直木賞」ノミネート! 呉勝浩、最新刊『Q』を小学館より発売しました!!
2020年『スワン』、21年『おれたちの歌をうたえ』、そして同時に「このミステリーがすごい!」1位を獲得した昨年の『爆弾』と3作品連続で「直木賞」候補となった、作家・呉勝浩の最新作『Q』を小学館より発売! 圧巻672ページの著者最大巨編! 初回配本分には限定特典「スピンオフ掌編」が挟み込まれてます!
《最低の人生から自分を解き放つための魔法。それを呉は探し続けてきた。ひょっとして見つかったんじゃないのか。過去最大級のこの小説で》杉江松恋(書評家)
《社会に幻滅する者たちの革命がここにある。転覆される現代を描いた傑作》渡辺祐真/スケザネ(書評家)
小学館・呉 勝浩『Q』特設サイト:https://www.shogakukan.co.jp/pr/q
特設サイトでは『Q』の「内容紹介」「登場人物紹介」「あらすじ漫画」を公開。また、事前に原稿を読んでいただいた全国の書店員さんの声を紹介しています。
千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう生きている。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。
キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の輝かしい未来を守るため、ハチとロクは、かつて、ある罪を犯していた。華々しくデビューし、注目を集めつつある今、それが明るみに出れば、スキャンダルは避けられない。キュウのため、ハチは守り続けた平穏な日々から一歩を踏み出す。
一方、キュウをプロデュースする百瀬は、その才能に惚れ込み、閉塞感に喘ぐ社会を変えるカリスマとして彼を売り出す。 〈Q〉と名付けられたキュウは、SNSを通じ世界中で拡散され続けた。かつてない大規模ゲリラライブの準備が進む中、〈Q〉への殺害予告が届く。
犯人は誰なのか。凶行を止めることはできるのか──。
血の繋がらない姉と弟と「わたし」。
三人を取り巻く〈現在―いま―〉の物語。
おまえは輝け。太陽が嫉妬するくらい!
呉 勝浩『Q』
定価:2,420円(税込)
四六判上製672ページ
2023年11月8日刊行 小学館
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