『仮面ライダードライブ』の上遠野太洸、WOWOW「脇役目線」でアニメ声優初挑戦！

視聴者投票を基にレギュラー化番組を決めるWOWOWの実験枠「大人番組リーグ」2ndシーズンで、13作品の中から選ばれた4本のうちの1本、「脇役目線～主客逆転！教訓体感アニメ～」が11月2日よりスタートする。同作で声優に初挑戦した俳優の上遠野太洸さんが感想や番組の魅力を語った。

誰もが知る"昔話"や"おとぎ話"を、脇役の視点から逆転して見ることで教訓やメッセージを発見する同番組。第1回では、王子とシンデレラのラブストーリーを描いた童話「シンデレラ」をベースに、シンデレラに恋をするも告白に踏み切れない王子の家臣の切ない恋物語、地蔵の目線で描いた日本の昔話「笠地蔵」の2本を放送する。

「シンデレラ」で脇役であり今回の主人公・家臣の声を演じるのは、2010年の「第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝き、『仮面ライダードライブ』や映画『リトル・マエストラ』、『ガキ☆ロック』などで活躍している上遠野さん。「『PSYCHO-PASS サイコパス』や『ALDNOAH.ZERO』『ソードアート・オンライン』とか好きなんですよ」とアニメ好きな一面ものぞかせ、初挑戦となるアニメの声優にも「はずかしい面もあるけど楽しいですし、挑戦できたのはうれしいです。どんな風に仕上がっているのか早く観てみたい」と気合十分だ。
アフレコは『仮面ライダードライブ』でも経験済みだが、「ライダーの方は（実写なので）リアルなトーンですけど、アニメは画なので、アフレコよりも抑揚をつける必要があるのかなと考えました」とアニメならではの難しさも実感。自己採点には「初挑戦も踏まえて60点行ったらいかな」と厳しめだが、現場では気負いを感じさせずスムーズ終わらせスタッフを驚かせる一幕も。「アニメの声優はやってみたいと思っていたので楽しいし、今後もあったらいいなと思う。山寺宏一さんが『新世紀エヴァンゲリオン』で演じた加持リョウジみたいなのもやってみたいな」と今後の意欲も覗かせた。

物語をナビゲートする実写パートでは女優の片桐はいりさんとも共演し、「お会いする前は、大先輩との共演に緊張していましたが、包み込んでいただける感じでお芝居も無理なく出来ました」とにこやかに述懐。奥手な恋心を描いた同作品には「言いたかったけど言えない後悔や、伝えていたら変わっただろうなと思う葛藤みたいなものは誰しもあるはず。そういうのは（本人は）終わってから気づくものだけど、人の姿を見ていると気づいて『そこで言えよ』って思えたりするし、それを分からせてくれる作品だと思う」とアピールした。

大人番組リーグ Presents
脇役目線～主客逆転！教訓体感アニメ～
11月2日（日）夜11:00スタート（全5回）[第1回無料放送]　ＷＯＷＯＷプライムにて