若者視点で地方創生に挑戦|デジタルハリウッド大学、長野県伊那市、monoAI technology株式会社が協力し『伊那市メタバース』を公開
~デジタル上の観光交流拠点として、行楽やグルメの魅力をメタバースならではの体験を通じて発信~
■実施背景
長野県伊那市は、日本三大桜の名所として知られる高遠城址公園や、高遠石工による石造物、信州そば発祥の地として高遠そばや行者そば、ご当地グルメのローメンといった人気の食文化が受け継がれています。高遠城址公園の桜祭りには、およそ15万人の観光客が訪れるなど、国内でも人気の観光地となっています。しかし、豊富な観光資源や食文化の魅力が若者に届きにくい状況が続いていました。
そこで今回、本学学生による新たな観光視点と表現力を生かし、行楽やグルメの魅力をメタバースならではの体験価値に落とし込み、全国へ発信する取り組みを実施しました。
■伊那市メタバースについて
今回、学生自らが伊那市を訪れ、現地取材を通して発見した魅力をメタバース上に表現しています。
「伊那市メタバース」では、高遠城址公園の桜をパノラマビューで体感できるほか、特産物の紹介ブース、高遠石工を360度視点で見ることができるなど、メタバースならではの観光体験を実現しています。
さらに、ご当地グルメであるローメンを好みの味付けで楽しめる体験コンテンツも用意しています。
■今後の展開
伊那市メタバースは、2025年3月末まで公開予定です。なお、今後もシーズンごとのお知らせや各種イベント情報など、随時公開予定となっていますので、ぜひ下記リンクよりご参加ください。
伊那市メタバース:
https://www.ticket.xrcloud.jp/event/join/event_932f2306-f27e-446c-8a41-50b938333802
(参加は無料、アプリ版かブラウザ版、いずれかを選択してください)
また、伊那市メタバースの開発から公開まで一連の様子を、地域創生に取り組むビジネス番組テレビ東京『田村淳のTaMaRiBa 』にて放送予定となっていますので、ぜひご覧ください。
放送予定日時:
前編:2024年4月28日(日)26時20分~
後編:2024年5月05日(日)26時20分~
https://www.tv-tokyo.co.jp/tx-tamariba/
本取り組みでは、monoAI社のご支援に基づき、本学学生ならではの視点や先進技術を積極的に取り入れることで、新たな観光客の開拓と地域活性化に期待しています。
※1 XR CLOUD
「XR CLOUD」とは、monoAI technologyがこれまで培った技術を集結して開発した、大規模同時接続可能なメタバースプラットフォーム。
iOS、Android、windows、MacOS向けのアプリケーションに対応し、マルチデバイス環境でメタバースイベントが展開可能。現実世界との境界を超えて、複数の仮想世界とコミュニケーションや商品の購入、販売などをシームレスに行うことが可能。
【monoAI technology株式会社について】
monoAI technology株式会社は「先進技術で、社会の未来を創造する。」を理念とし、ゲームの技術をベースにエンターテインメントから仮想オフィス、バーチャル展示会といったソリューションまで、幅広いコンテンツを提供しています。通信・AI・ゲームエンジンを駆使した時代の先端を行くサービスで、バーチャルとリアルのパフォーマンスを最適化し、社会に貢献します。
所在地:兵庫県神戸市中央区三宮町一丁目8番1号 さんプラザ3階34号室
代表者:代表取締役社長 本城 嘉太郎
設立日:2013年1月
XR CLOUD:https://xrcloud.jp/
メタバース相談室:https://xrcloud.jp/blog/
【デジタルハリウッド大学[DHU]について】
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界43か国・地域出身の学生が在籍し、御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和4年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中 13位、私立大学中5位となっており、多数の起業家を輩出している。
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