【ＪＡＦ兵庫】【注意喚起】年末年始の帰省等クルマでお出けの際には万全の準備を！

「バッテリー」 「タイヤ」 「燃料」 など、事前のチェックでトラブル防止

ＪＡＦ（一般社団法人日本自動車連盟）兵庫支部（支部長　西川　博之）は帰省などクルマの使用が増える年末年始、お出かけになる前にチェックしていただきたいポイントをまとめました。また、ＪＡＦではこの期間に救援依頼が増加することが予想されるため、体制を強化して対応いたします。

 

■年末年始の救援出動はおよそ11秒に1件！最も多いのはバッテリー上がり！！
昨年の年末年始期間（2017年12月30日～2018年1月3日）ＪＡＦが出動した件数は39,258件にのぼり、これは約11秒に1件の割合となります。尚、同期間の兵庫県下では1,765件の出動がありました。
最も多い依頼は「バッテリー上がり」これは気温が低いとバッテリーの比重が低下するためですが、バッテリーは使用環境によって劣化の進み方が大きく変化しますので、カーディーラー、ガソリンスタンド、カーショップなどでのチェックをおすすめします。
【参考】「救援データ2017年度シーズン別」→http://www.jaf.or.jp/rservice/data/2017/season/

■タイヤの空気圧・磨耗は適正ですか？降雪地ではタイヤチェーンなどの事前準備を
タイヤの空気圧が適正でないと、パンクやバースト（破裂）の危険性が高まるだけでなく、燃費も悪くなります。また、スタッドレスタイヤを使用していても、タイヤ面が50％磨耗してしまうと冬用タイヤとして使用できません。事前にチェックしておきましょう。
不慣れなお出かけ先で積雪や凍結に遭ってしまったり、降雪地域ではチェーン規制などが実施されていたりしますので、降雪が予想される地域へお出かけの際はタイヤチェーンやスタッドレスタイヤのご準備をお願いします。
【参考】JAFホームページ「雪道のドライブ・ワンポイント（チェーンの章）」
http://www.jaf.or.jp/dguide/advice/plan2/
 

タイヤの空気圧は適正ですか？

 

■「燃料切れ」 「燃料凍結」 に注意
長距離ドライブの際には、早めの給油をお願いします。高速道路上では、ガソリンスタンドがない区間が長かったり、渋滞に巻き込まれたり、営業時間外だったりする場合もありますのでご注意ください。
また、冬は「軽油の凍結」にも注意が必要でガソリンは凍結する心配は無いのですが、比較的温暖な地域で販売されている軽油を入れたクルマが、気温が低いスキー場などに長時間駐車した時などには、軽油（燃料）の流動性が失われ、燃料が噴射できずにエンジンがかからなくなることがあります。軽油の凍結を防ぐには、現地で寒冷地用の軽油を給油しましょう。