あなたは本当の戦争が何なのか知らない… 12歳のウクライナ人少女がつづった戦争日記、待望の日本語版発売!
『ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記』
株式会社小学館クリエイティブは、新刊書籍『ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記』(著:イエバ・スカリエツカ/訳:神原里枝)を12月8日(金)に発売します。
【書誌情報】
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ある日、戦争がはじまった
12歳のウクライナ人少女イエバの日記
著者:イエバ・スカリエツカ
翻訳:神原里枝
定価:1,650円(税込)
発売日:2023年12月8日
ISBNコード:978-4-7780-3600-3
発売:小学館
発行:小学館クリエイティブ
https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b10039694.html
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今の国際情勢だからこそリアルに響く少女の “戦争日記”
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化するなか、中東ではパレスチナとイスラエルの間で武力衝突が激化し、日々のニュースにおいて「戦争」という言葉に触れる機会が増えました。12月8日、日本でも太平洋戦争「開戦の日」として知られているこの日に、平和を願うある少女が記した1冊の書籍を発売します。
2022年2月、著者のイエバ・スカリエツカさんは、生まれ故郷であるウクライナのハルキウで12歳の誕生日を迎え、家族や友人から祝福を受けて幸せをかみしめていました。しかし、そのわずか10日後、ロシアのウクライナ侵攻が始まったことで、少女の人生は一変します。
本書は、ある日、突然「戦争避難民」となってしまった少女が、ハルキウで戦火に見舞われ、戦場となった母国ウクライナを脱出し、ハンガリー滞在を経てアイルランドのダブリンへと逃れるまでの67日間を日記につづり、戦争のリアルをまっすぐに伝える体験記です。
世界中で大反響を呼ぶ現代版『アンネの日記』
本書は、2022年10月に欧米で『You Don’t Know What War Is : The Diary of a Young Girl from Ukraine』として書籍化され、世界中で大きな反響を呼んだ書籍の邦訳版。すでに20か国以上で翻訳版が出版されており、2023年2月には朝日新聞でも「現代版のアンネの日記」として取り上げられた話題書です。
爆撃の恐怖に震えながらの避難生活、戦火を逃れるために故郷を離れて西へと向かう決断、離ればなれになってしまった学校の友人たちとのメッセージのやり取り、突然の戦争に疲弊し、苦しみながらも前向きに生きようとするイエバさんの思いなど、大人とは違う感性で表現された「誰も知らない戦争のリアル」は、国際情勢に興味がある大人から、著者と同じように学校へ通う10代の若者まで、幅広い層の読者の心に響き、平和の意味を考えるきっかけになるはずです。
●本書の目次
はじめに(マイケル・モーパーゴによるまえがき)
プロローグ
戦争がはじまる前のこと
ある日、戦争がはじまった
ハンガリーへ
アイルランドへ
あとがき
友人たちのその後
おわりに
謝辞
【著者プロフィール】
イエバ・スカリエツカ
2010年2月14日生まれ。ウクライナ北東部ハルキウ出身。両親が離婚したため祖母と一緒に暮らしていた故郷ハルキウが、2022年2月にロシアの軍事侵攻に遭う。突如として始まった戦争によるさまざまな苦難を乗り越え、ボランティアをはじめとする多くの人々による支援を得て、ハンガリー経由でアイルランドへと避難し、現在はダブリン在住。
【訳者プロフィール】
神原里枝(かんばら・りえ)
関西大学文学部卒業(英文学専攻)。2013年より出版翻訳、実務翻訳に携わる。 訳書に『ビジュアル図鑑 スーパークールテック 世界のすごい技術』(共訳・すばる舎)、『ROOKIE YEARBOOK TWO [日本語版]』(共訳・DU BOOKS)、翻訳協力に『ビジュアル教養大事典』(日経ナショナルジオグラフィック社)他、多数。 世界的経済誌『Forbes』の日本語版サイトである 『Forbes JAPAN』(リンクタイズ)、メンズファッション誌『OCEANS』(ライトハウスメディア)のWeb記事翻訳も手がける。
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