マイナビ、「主婦のアルバイト調査(2026年)」を発表
主婦アルバイトの23.3%が「手取り額が減らないように就業調整している」。 うち約半数が「手取り額が維持できるなら働く時間を増やしたい」。出産前は正社員だった人の8割以上が「出産が正社員離職に影響」

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、アルバイト就業中の20~50代の既婚女性1,630名を対象とした、「主婦のアルバイト調査(2026年)」を発表しました。
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【TOPICS】
◆主婦アルバイトの23.3%が「手取り額が減らないように就業調整をしている」。うち約半数は「手取り額が減らないのであれば働く時間を増やしたい」【図1、2】
◆就業調整をしている主婦アルバイトの22.1%が職場から「もっと働いてほしい」と求められる。一方、配偶者からは「収入を抑えてほしい」との声も【図3】
◆ 産前に正社員だった人の8割が「出産が正社員離職に影響」。「家庭を優先したい」意識の高さと、「両立が難しい」ことが正社員離れに影響【図4、5】
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【調査概要】
◆主婦アルバイトの23.3%が「手取り額が減らないように就業調整をしている」。うち約半数は「手取り額が減らないのであれば働く時間を増やしたい」意向
アルバイト就業中の主婦に「現在のアルバイトで就業調整をしているか」を聞いたところ、23.3%が「手取り額が減らないように就業調整をしている」と回答した。
一方、「年収の壁などがなくなり手取りが減らなくなった場合」について聞くと、「今の職場で働く時間を増やす」が40.9%となり、「別の職場で働く時間を増やす(10.0%)」と合わせると、全体の50.9%が働く時間を増やしたい意向があることがわかった。いわゆる「年収の壁」による手取りの変動や、配偶者手当など各種制度の影響が、世帯全体の収入を踏まえた就業判断に一定の影響を与えている可能性もある。【図1、2】
【図1】

【図2】

◆就業調整をしている主婦アルバイトの22.1%が職場から「もっと働いてほしい」と求められる。一方、配偶者からは「収入を抑えてほしい」との声も
就業調整をしている主婦アルバイトのうち、22.1%が「今の職場でもっと働いてほしい」と言われた経験があり、主に職場の上司や同僚からの声が多かった。
一方で、16.6%は「稼ぎすぎないでほしい(収入を抑えてほしい)」と言われた経験があり、主に配偶者からの声掛けがみられた。
また、「今の職場でもっと働いてほしいと言われたことはないが、周囲の人はそう思っていそうだと感じる」が11.0%となり、周囲の意識や職場の雰囲気による無言のプレッシャーの存在も示唆された。
就業調整をしている主婦アルバイトが、職場の希望と家庭内の意見の板挟みになっている状況がうかがえる。【図3】
【図3】

◆出産前は正社員だった人の8割以上が「出産が正社員離職に影響」。「家庭を優先したい」意識の高さと、「両立が難しい」ことが正社員離れに影響
出産前は正社員として働いていた主婦アルバイトの83.9%が、「出産が正社員を離れることに影響した」と回答した。
影響した要素をみると「家庭を優先したかった」が44.3%で最も多く、「正社員だと両立が難しいと感じた(33.9%)」、「生活時間に合わせたかった(32.4%)」が続いた。そのほか「子どもの体調不良など急な休みが想定された(26.8%)」、「育児で働き方の調整が必要だった(23.5%)」、「残業・時間外が難しくなった(21.6%)」など、フルタイム勤務との両立の難しさがうかがえる。
家庭を優先したい意識と正社員としての働き方との間にギャップがあり、両立の難しさが、正社員からの離職につながっていることが推察される。【図4、5】
【図4】

【図5】

【調査担当者コメント】

今回の調査からは、手取り額減少につながる制度による就業抑制や、職場と家庭の板挟みになっている一面、周囲からの無言のプレッシャーなど、主婦アルバイトの働き方に影響する様々な要素がみられました。
また、出産を機に正社員を離れた主婦アルバイトが約8割にのぼり、その背景には「家庭と仕事の両立の難しさ」が大きく影響していることがわかりました。「残業が難しい」といった声にみられるように、「正社員はフルタイムで働くべき」という意識がプレッシャーとして作用している可能性もあります。
今後は、企業における柔軟な就業制度の整備に加え、「年収の壁」など制度面の見直しや、働き方に関する価値観のアップデートも含め、より多様な働き方を実現できる環境づくりについて議論を深めていく必要があるのではないでしょうか。
キャリアリサーチラボ 研究員 元山春香
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『マイナビ 主婦のアルバイト調査(2026年)』
【調査期間】 2026年2月18日(水)~ 3月2日(月)
【調査対象】 アルバイト就業中の20~50代の既婚女性
【有効回答数】 1630サンプル
【調査方法】 WEBアンケート調査(調査主体︓株式会社マイナビ アンケートモニター提供元:外部調査会社)
※総務省統計局「労働力調査基本集計(2025年)」の15歳以上パート・アルバイト就業者数の性別・エリアの構成比を元にウェイトバックを行っています。
※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260618_111462/)
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