人気歴史家が集結！神保町・東京堂書店でトークイベント「悪党と帝国の時代」を11月27日（木）に開催します！

新潮選書「悪党シリーズ」の執筆陣、池田嘉郎さん、岡本隆司さん、君塚直隆さんが大集合！

株式会社新潮社

2025年10月24日 12時00分

新潮社は、池田嘉郎・東京大学教授の新刊『悪党たちのソ連帝国』（新潮選書、11月27日発売）の刊行を記念して、同じく「悪党シリーズ」の著者である岡本隆司・早稲田大学教授（『悪党たちの中華帝国』著者）、君塚直隆・駒澤大学教授（『悪党たちの大英帝国』著者）も交えた、歴史家３人によるトークイベント「『悪党』と『帝国』の時代」を、11月27日（木）18時から神保町の東京堂書店で開催いたします。

■ イベント概要

【11月27日 18:00開始】池田嘉郎『悪党たちのソ連帝国』刊行記念

池田嘉郎さん×岡本隆司さん×君塚直隆さんトーク＆サイン会　「悪党」と「帝国」の時代

新潮選書の看板企画、「悪党」シリーズの著者が勢ぞろい！

なぜ、いま世界で「悪党」が台頭し、「帝国」化が進んでいるのか？

人気の歴史家たちが縦横に語り尽くします。執筆陣の直筆サインを一挙に入手できる絶好のチャンスです。

【開催日時】2025年11月27日（木）18:00～（17時30分開場）

【会場】東京堂書店　神田神保町6階　東京堂ホール

【詳細URL】https://www.shinchosha.co.jp/news/article/3313/

【参加費】おひとり様　1,500円（要予約）

イベント詳細はこちら

■ 登壇者プロフィール

池田嘉郎（いけだ・よしろう）／『悪党たちのソ連帝国』著者

1971 年、秋田県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士（文学）。専門は近現代ロシア史。主な著書に『革命ロシアの共和国とネイション』、『ロシア革命　破局の8か月』、『ロシアとは何ものか──過去が貫く現在』、編著に『第一次世界大戦と帝国の遺産』、訳書にミヒャエル・シュテュルマー『プーチンと甦るロシア』、アンドレイ・プラトーノフ『幸福なモスクワ』などがある。

岡本隆司（おかもと・たかし）／『悪党たちの中華帝国』著者

1965年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科東洋史学博士後期課程満期退学。博士（文学）。宮崎大学助教授、京都府立大学教授を経て、現在、早稲田大学教授。専攻は東洋史・近代アジア史。著書に『近代中国と海関』（大平正芳記念賞受賞）、『属国と自主のあいだ』（サントリー学芸賞受賞）、『中国の誕生』（樫山純三賞、アジア・太平洋賞特別賞受賞）、『世界史とつなげて学ぶ中国全史』、『倭寇とは何か』など多数。

君塚直隆（きみづか・なおたか）／『悪党たちの大英帝国』著者

1967年、東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士（史学）。神奈川県立外語短期大学教授、関東学院大学教授などを経て、現在、駒澤大学教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』（サントリー学芸賞受賞）、『ヴィクトリア女王』、『エリザベス女王』、『物語イギリスの歴史』、『貴族とは何か』、『教養としてのイギリス貴族入門』など多数。

■ 池田嘉郎『悪党たちのソ連帝国』書籍内容紹介

皇帝プーチンは一日にして成らず！
ソ連から現代ロシアまでを貫く「統治の鉄則」を読み解く。
共産主義革命で解体されたはずのロシア帝国は、いかにして強大なソ連帝国として再建され、現代ロシアのプーチン体制へと至ったのか――。レーニン、スターリンからアンドロポフ、ゴルバチョフまで、法の上に君臨し、ソヴィエト連邦という「巨大な家族共同体」を率いた領袖たちの姿から、ロシア特有の統治原理を炙り出す。
創始者レーニン・・・・・・・・「家族としての共産党」を率いた革命家。
育成者スターリン・・・・・・・「大テロル」を断行した「上からの革命」。
攪乱者フルシチョフ・・・危機と混乱を招いた「予測不能な指導者」。
大成者ブレジネフ・・・・・・帝国を安定させた「穏健なバランサー」。
矯正者アンドロポフ・・・・「KGB議長」も務めた「謎めいた改革者」。
破壊者ゴルバチョフ・・・・・ソ連を破局に導いた「ペレストロイカ」。
蘇生者エリツィン・・・・・新生ロシアを率いた「場当たり的リーダー」。