食品業界従事者の約40%が「検便検査を受けていない」と回答。自宅採便・郵送システムへの需要は約66%に

株式会社NEXER・食中毒予防と検便検査の実態に関する調査

株式会社NEXER

■食品業界で働く人々の検便検査、その実態とは

食中毒のニュースは毎年のように報じられ、そのたびに食の安全への関心が高まります。

なかでも検便検査は、食中毒菌の保菌者を早期に発見し、集団感染を防ぐための重要な手段です。

しかし、実際にどれくらいの人が定期的に検査を受けているのでしょうか。

また、現場ではどんな不便を感じているのでしょうか。

そこで今回は有限会社森山環境科学研究所と共同で、事前調査で「食品を扱う仕事(飲食業、食品製造、給食など)に従事している、または従事した経験がある」と回答した全国の男女100名を対象に「食中毒予防と検便検査の実態」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERと有限会社森山環境科学研究所による調査」である旨の記載

・有限会社森山環境科学研究所(https://morewellec.jp/)へのリンク設置

「食中毒予防と検便検査の実態に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年3月5日 ~ 3月13日

調査対象者:事前調査で「食品を扱う仕事(飲食業、食品製造、給食など)に従事している、または従事した経験がある」と回答した全国の男女

有効回答:100サンプル

質問内容:

質問1:職場で定期的に検便検査を受けていますか? ※以前勤めていた方は、当時のことについて教えてください。

質問2:検便検査を受ける目的を理解していますか?

質問3:検便検査の目的として知っているものはどれですか?(複数回答可)

質問4:職場での検便検査で困ったことや不便に感じたことはありますか?

質問5:どのような点が困りましたか?(複数回答可)

質問6:もし自宅で採便して郵送できるシステムがあれば、職場での検便検査より便利だと思いますか?

質問7:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■40.0%が「検便検査を受けていない」と回答

まず、職場で定期的に検便検査を受けているかどうかを聞いてみました。

その結果「毎月」が24.0%、「数ヶ月に1回」が17.0%、「年に1回」が19.0%となり、何らかの形で検便検査を受けている人は合わせて60.0%でした。一方「受けていない」と答えた人は40.0%にのぼります。

定期的に検査を受けている人のなかでは「毎月」が最も多く、衛生管理を徹底している職場がある一方で、検査の頻度や実施状況には職場間で大きな差があることがうかがえます。

■86.0%が、検便検査の目的を「理解している」と回答

続いて、検便検査を受ける目的を理解しているかどうかを聞いてみました。

「よく理解している」が42.0%、「ある程度理解している」が44.0%で、合計86.0%の人が検便検査の目的を理解していると回答しました。「あまり理解していない」は9.0%、「ほとんど理解していない」は5.0%にとどまっています。

14.0%の人は目的を十分に理解していないまま検査を受けている(あるいは受けていない)ことになります。職場での説明や啓発の機会を増やすことが、検査率の向上につながるかもしれません。

■検便検査の目的として最も知られているのは「食中毒菌の保菌者チェック」で84.9%

続いて、検便検査の目的を理解していると回答した方に、具体的にどのような目的を知っているかを聞いてみました。

最も多かったのは「食中毒菌(サルモネラ・O157など)の保菌者チェック」で84.9%でした。次いで「食品衛生管理の一環」が65.1%、「法令・衛生基準への対応」が52.3%、「従業員の健康管理」が50.0%、「職場の安全管理」が39.5%と続きました。

検便検査と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり食中毒菌の有無を調べることのようです。実際、サルモネラやO157といった菌を保菌していても自覚症状がない場合があり、検査なしでは発見が困難です。

■18%が、検便検査で「困ったことがある」と回答

続いて、職場での検便検査で困ったことや不便に感じたことがあるかを聞いてみました。

「ある」と回答した人は18.0%、「ない」が82.0%でした。

多くの人は特に不便を感じていないようですが、約5人に1人は何かしらの困りごとを経験しています。

■困った点の1位は「採便のタイミングが難しい」で55.6%

では、具体的にどんな点が困るのでしょうか。

検便検査で困ったことがあると回答した方に、具体的にどのような点が困ったかを聞いてみました。

最も多かったのは「採便のタイミングが難しい」で55.6%でした。

次いで「提出方法が面倒」が27.8%、「職場への提出が恥ずかしい」「検査の頻度が多い」「検査スケジュールが急で準備が大変」がそれぞれ11.1%と続きました。

採便のタイミングは、体調や生活リズムに左右されるため、決められた日程に合わせるのが難しいと感じる人が多いようです。また、検体を職場に持っていくという行為にハードルを感じている様子がうかがえます。

■66.0%が、自宅採便・郵送システムを「便利だと思う」と回答

最後に、もし自宅で採便して郵送できるシステムがあれば、職場での検便検査より便利だと思うかを聞いてみました。

「とても思う」が24.0%、「やや思う」が42.0%で、合わせて66.0%の人が自宅採便・郵送システムを便利だと感じると回答しました。「あまり思わない」は24.0%、「まったく思わない」は10.0%です。

便利だと思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

便利だと思う理由

・自宅で完結できたらスムーズだと思うから。(20代・女性)

・好きな時にできるから。検便はタイミングが難しいから。(50代・女性)

・職場の人に自分の便を渡したくない。(30代・女性)

・汚物を持ち歩く手間が無いから。(60代・男性)

・日にちが決まっていると体調によって採取できないからです。(60代・女性)

便利だと思う理由としては、時間やタイミングを自分で決められる点や、職場に検体を持ち込む心理的な抵抗感が解消される点を挙げる声が目立ちました。

■まとめ

今回の調査では、食品を扱う仕事に従事経験がある人のうち40.0%が検便検査を受けていないことがわかりました。検査の目的を理解している人は86.0%と高い割合でしたが、実施率との間にはギャップがあります。

自宅で採便して郵送できるシステムについては66.0%が便利だと回答しており、時間の融通がきくことや心理的な負担の軽減を期待する意見が多く見られました。

検便検査は食の安全を守るうえで欠かせないものです。

検査を受けやすい環境を整えることが、より多くの従事者の衛生意識を高め、食中毒の予防につながっていくのではないでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERと有限会社森山環境科学研究所による調査」である旨の記載

・有限会社森山環境科学研究所(https://morewellec.jp/)へのリンク設置

【有限会社森山環境科学研究所について】

代表取締役:森山 正博

所在地:〒453-0066 愛知県名古屋市中村区稲上町3-87

TEL:052-411-2386

【株式会社NEXERについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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会社概要

株式会社NEXER

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URL
https://www.nexer.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
電話番号
03-6890-4757
代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月