行動心理学から学ぶ「なぜ、人はポイ捨てをするのか?」高校生対象「Youth Symposium」開催!
2024年2月18日(日) 14時~16時 <LATOV6階 いわき産業創造館>
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要:Youth Symposium
・日程:2024年2月18日(日) 14時~16時
・開催場所:LATOV6階 いわき産業創造館
・参加人数:56人
「なぜ、人はポイ捨てをするのか?」
2024年2月18日(日)いわき駅前のLATOV6階 いわき産業創造館において、行動心理学から学ぶ「なぜ、人はポイ捨てをするのか?」と題した「Youth Symposium」を開催しました。インターアクトクラブやSDGs活動を中心に、日頃からボランティア活動や清掃活動に積極的に取り組むいわき市や郡山市の高校生がエリアを越えて集結し、海洋ごみ問題などの課題解決に向けた取り組みについて考える時間となりました。
心理コンサルタントの富田隆先生による基調講演では、「なぜ、人はポイ捨てをするのか?」と題し、ポイ捨てをしてしまう人の心理や、どういうアクションがポイ捨て抑止に効果的と言われているのかなど、「行動心理学」という新たな視点から環境課題の解決に繋がるお話をしていただきました。
ワークショップで他校との交流と、意見交換
後半は、基調講演で聞いたお話を踏まえてグループごとに話し合い、意見をまとめて発表するワークショップを実施。来年度、ふくしま海と緑のプロジェクトで実施したいと考えている「拾い箱(ごみ箱にごみ袋やトングがセットされていて気軽に清掃活動ができるよう街なかに設置された箱)」について、効果的に設置する場所やキャッチコピーなどをそれぞれ話し合いました。
学校ごとではなく各学校から数人数ずつで纏めたグループのため、ほぼ初対面の高校生たち。始めは会話が少なかったものの、志は同じ活動をしている事もあり、どんどん意見が飛び交い、大人では思いつかないような面白い意見や、斬新なアイデアが発表されました。ふくしま海と緑のプロジェクトは、来年度も引き続き高校生をはじめ若い世代と連携し、海洋ごみ削減に向けて取り組んでまいります。
参加者の意見・感想
<高校生の感想>
・他校との交流がとてもたのしかった。(意見多数)
・各グループの意見を聞いて、自分の中でも新しい考えが生み出せそうな気がする。
・ごみ拾いに参加した後に聞いた講演だったので、とても理解できた。(午前中に清掃活動イベントに参加)
・ワークショップがとても楽しかったのでもっと時間が欲しかった。
・基調講演で、例をあげて分かりやすく話していただいたので理解できた。
・人の心理を考えながらどうしたらポイ捨てが減るのか考えるのが面白かった。
・普段聞けない話を聞けてとても勉強になったし面白かった。
<引率の先生の感想>
・意外と生徒たちが積極的に話していて驚いた。
・生徒たちにとってもすごく良い経験になったし、自分たちも楽しかった。参加して良かった。
・またこういった機会を作ってほしい。
<団体概要>
団体名称:(一社)ふくしま海と緑のプロジェクト
URL:https://fukushima-umigomizero.com/
活動内容:海洋ごみ問題の啓発・削減を目的とした取り組み
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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