アンバサダーはるな愛「ダイナミックな動きとコミカルな表現との緩急を生で見てほしい」『グランディーバ バレエ団 ジャパンツアー2023』開幕直前!稽古場&囲みレポート
ヴィクター・トレビノ氏によって1996年にニューヨークで設立された「グランディーババレエ団」。男性のみのコメディバレエ団として、アメリカ・日本だけではなくヨーロッパ各国やアジア圏など世界中で公演を行っている。
2023年、日本で4年ぶりの公演には、ヴィクター・トレビノをはじめ、瀬川哲司、ジョエル・モリス、徳江弥、カルロス・ガルシア、ジョナタン・メンデスなどが出演。タレント・ダンサー・歌手・実業家としてマルチに活躍するはるな愛がアンバサダーに就任した。
初日を目前にして、稽古場取材とはるな愛の囲み取材が行われた。
披露されたのは『くるみ割り人形』と『海賊』。『くるみ割り人形』では、多くのダンサーが優雅な音楽に合わせて軽やかに舞い、楽しく華やかな空間を作り上げる。ステージを所狭しと飛び回るダンサーたちの力強さと指先まで神経が行き届いた繊細なパフォーマンスに魅力される。技巧を駆使したジャンプやリフトを惜しみなく披露する一方で、クスッと笑えるコミカルなシーンも多数。バレエに詳しくなくても「こんなに面白いんだ」と思えるはずだ。
続く『海賊』はコーダということもあってがらりと雰囲気を変え、ダンサー2人が次々に大技を披露。高さのあるジャンプや華麗なピルエットで魅せて拍手をさらったかと思うと、ユーモラスな表情を作って笑わせる。稽古でありながら多くの笑い声と歓声があがり、本番さながらの熱気と笑顔溢れる空間が生まれていた。
稽古終了後の囲み取材では、はるなが「すごく練習しているんだなと思いました。距離があっても気持ちが伝わってくるし、細かい表情も全部見ることができて素敵でした。筋肉の標本のような動きとキープ力、インナーマッスルの強さもあって、競技を見ているような美しさでしたね。その中にもコミカルな部分があって、ずっと引き込まれていました」と興奮しながら語る。
4年ぶりの来日に関して、ヴィクターは「久しぶりに日本に来て懐かしさと嬉しさを感じています。今回はクリスマスシーズンということで、皆さんに楽しんでいただけるよう、ショーの中に『くるみ割り人形』や『白鳥の湖』を織り交ぜました。グリスマスのベストシーズンに来られたのでとても楽しみにしております」と意気込んだ。
また、取材に合わせてメイクと衣装を本番仕様にしてくれたダンサーたちに、はるなは「すごく綺麗なんですよね。アイシャドウなどは舞台用のしっかりしたメイクですが、チークや口紅は意外とナチュラル。最初は女性かと思っていました。表情も素敵で勉強になります」と興味津々の様子。メイクにはニューヨークで購入したプロ用の製品を使用していると聞き、「飛行機代を出しても欲しい!」と羨ましがりつつ、「明るいリハーサル室で見ても皆さん完璧だと感じました」とプロフェッショナルの仕事を称えていた。
また、ダンサー陣からは「来日前は日本では本格的なバレエが有名だと思っていましたが、僕らのこともすごく受け入れてくれて驚いた」という声や「何回も来ていますが、また来ることができて嬉しいです。日本のお客様は我々のハートをとても理解して、パフォーマンスを感じ取ってくれています」という嬉しいコメントも。
はるなは「しなやかで美しい振り付けだけど、体格が男性なので動きがすごくダイナミック。皆さん見たことがないバレエだと思います。近くで見ていると、一体どこまで飛んでいくんやろうと思いました」と、迫力に圧倒されたことを語る。自身もバレエ経験があるということで「小学生の時、テレビでヴィクターさんを拝見してバレエに興味を持ったのがきっかけ。ゴージャスでビューティフルなパフォーマンスに憧れていたので、今回も参加されているのを見て泣きそうになりました。ただ、メイクをしたヴィクターさんしか拝見したことがなかったので、今日お会いしたときはご本人だとわかりませんでした(笑)」と振り返る。国際色豊かなカンパニーで、日本人ダンサーや非常に大柄なオーストラリア人ダンサーも。はるなは「皆さんが本番でどんな姿を見せてくれるかワクワクします。本当に笑えて楽しめるので、バレエを知らない方にもオススメです。プロ集団だからこそ生で見てほしい。見応えがすごくあります」と熱量たっぷりにアピールした。
最後にヴィクターが「スペシャルな時期に来日できたことをとても嬉しく思います。私たちのショーをご覧になっていただき、何か感じていただいて、はるなさんのような世界に入っていただくこともあるかもしれないし、皆様に温かい気持ちになっていただけるショーを提供したいです」とユーモアを交えて語り、はるなが「今日見せていただいた『くるみ割り人形』はアメリカでクリスマスシーズンに家族で鑑賞する作品。それを一流のプロの技を駆使して演じるからこそ面白い。コミカルな表現との緩急を生で見てほしいです。それに、なんと言っても皆さんダイナミックです。感動するし心が温まる物になっているので、ぜひ皆さん劇場に見に来てください! 細かい努力と毎日の訓練の成果を見られるので必見です。ぜひ来日公演を見ていただきたいと思います」と締めくくった。
本公演は12月22日(金)の福岡公演を皮切りに、大阪、東京、茨城、愛知、埼玉で上演される。
<グランディーババレエ団 プロフィール>
1996年、ヴィクター・トレビノ氏によってニューヨークにて設立。レパートリーはトータルで50演目を超える。アメリカ・日本のみならず、フランス・イタリアなどのヨーロッパ各国や、韓国・中国・シンガポールなどをはじめとしたアジアなど、世界各国にて公演を行う。
2001年の中国上海グランドシアターでは初となる男性コメディバレエ公演を行い文化交流の機会を得た。ロシア・スペイン・アメリカ等で各国での最も信頼の高いダンスマガジンや、ヨーロッパ・アジアのバレエ雑誌の表紙を飾るなど多くの出版物で取り上げられた他、欧州やアメリカのメジャーテレビチャンネルでのスペシャル番組の放映、日本・韓国・中国などでもテレビで特集されるなどメディアにおいての注目度も高い。
2023年公演では約4年振りにヴィクター・トレビノを日本公演に迎え、パワーアップしたパフォーマンスをお届けいたします。
<公演概要>
グランディーバ バレエ団 ジャパンツアー2023
[出演]
《グランディーババレエ団》
ヴィクター・トレビノ/瀬川哲司/ジョエル・モリス/徳江弥/ジョナタン・メンデス ほか
※はるな愛は出演いたしません。
[公演日程] ツアー スケジュール
◇2023/12/22(金) 開場11:30/開演12:00
【福岡】北九州ソレイユホール ≪プログラムB≫
◇2023/12/23(土) 開場12:00/開演12:30
【大阪】門真市民文化会館ルミエールホール ≪プログラムA≫
◇2023/12/24(日) 開場18:00/開演18:30
【大阪】門真市民文化会館ルミエールホール ≪プログラムB≫
◇2023/12/25(月)開場18:00/開演18:30
【東京】大田区民ホール・アプリコ ≪プログラムB≫
◇2023/12/26(火) 開場18:00/開演18:30
【茨城】水戸市民会館≪プログラムA≫
◇2023/12/27(水)開場17:30/開演18:00
【愛知】Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール ≪プログラムA≫
◇2023/12/28(木)開場17:30/開演18:00
【埼玉】さいたま市文化センター ≪プログラムA≫
[主な演目]
《演目》
≪プログラムA≫
●パ・ド・カトル
●オダリスク パ・ド・トロワ
●パ・ド・ドゥ
●瀕死の白鳥
ー休憩ー
●白鳥の湖
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≪プログラムB≫
●オダリスク パ・ド・トロワ
●ゴーフォーバロッコ
●パ・ド・ドゥ
●瀕死の白鳥
ー休憩ー
●くるみ割り人形
[チケット料金(税込)]
S席:8,000円 / A席:7,000円
※全席指定
※未就学児のご入場はできません
※出演団員および演目は予告なく変更となる場合があります
[プレイガイド]
●アーチ・チケット https://yyk1.ka-ruku.com/arch-ent-s/showList?siteid=0
ほか一般プレイガイドにて発売中
公式HP:http://arch-ent.jp/topics/grandiva2023/
主催:株式会社アーチ・エンタテインメント/BSフジ
お問い合わせ:株式会社アーチ・エンタテインメントinfo@arch-ent.jp
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