アダストリア、循環型衣料品回収スキームを刷新

グローバルワークを中心に全国約190店舗で新スキームを活用し衣料品を回収

　「Play fashion!」をミッションに掲げ、”グッドコミュニティ共創カンパニー” を目指す株式会社アダストリア（本部：東京都渋谷区渋谷2-21-1、代表取締役社長：木村 治）は、“ファッションロスゼロ” の社会の実現を目指し2016年から衣料品の回収活動をスタートしました。現在は、全国のグローバルワークやレプシィム、レピピアルマリオなどの約190店舗でお客さまの不要になった衣料品の回収を実施しています。これまでに約40万枚、129トンを回収し、リユースのほか衣料品の原料や自動車の内装材などにリサイクルしています。この度、株式会社ECOMMIT（本社： 鹿児島県薩摩川内市、代表取締役CEO：川野 輝之、以下「ECOMMIT」）と協業し、資源循環の新たなスキーム構築により衣料品回収を強化します。

■新スキームで、回収後の衣類の “使い道” を拡大

3月1日（土）以降に、アダストリアのPlay Cycle! 実施店舗やアダストリアが主催するイベントを通じて回収した衣類は、ECOMMITの循環センターに運ばれ、最適な方法で資源として活用できるようプロピッカー（※）の手によって独自の基準で分別・選別されます。

　新スキームでは、回収した衣料品の使い道として、店頭でのリユースを追加しました。再利用可能な衣料品の一部は、お客さまとともにサステナブルなファッションの楽しみ方を作り上げることを目的としたアダストリアグループ店舗「OFFSTORE（オフストア）」にて再販します。リユースが難しい状態の衣類は素材別に選別し、リサイクルパートナーを通じて、自動車の内装材や断熱材にリサイクルされるほか、リサイクル素材として再生されます。リサイクルされた素材の一部は、アダストリアブランドが取り扱う一部商品に採用され、製品として生まれ変わります。資源循環をこれまで以上に促進させることで、ファッションのワクワクを再びお客さまにお届けすることを目指します。

　また、このECOMMITと協業した新たなスキームの導入によって、衣料品回収店舗の接客・サービス時間の確保、将来的な回収拠点拡大を視野にいれ、持続可能な資源循環の仕組みづくりを加速させます。こうしたアップデートを行いながら、お客さまや協業先、従業員などあらゆるステークホルダーとともに、”洋服を捨てない” ことがファッションを楽しむ一つのスタイルとして当たり前に選択できる社会の実現を目指します。

※プロピッカー・・・回収された衣類の選別を行う職種

■「Play Cycle!」衣料品回収の参加方法

アダストリアの衣料品回収実施店舗でお客さまの不要な衣料品をお預かりします。

衣料品回収にご協力いただいたお客さまには、and STポイントを10ポイント差し上げております。

お近くの回収店舗はこちらから：https://www.adastria.co.jp/playcycle/

■アダストリア×ECOMMITとのパートナーシップ

今回のスキームでは、ECOMMITの運営する資源循環サービス「PASSTO（パスト）」を活用します。PASSTOの回収システムは、リユース・リサイクル率が約98%と高く、CO2排出量の削減にも大きく貢献することから、アダストリアがこれまで行ってきた衣料品の循環活動に比べ、循環効率が高まります。また、一部の衣服はリサイクルパートナーである伊藤忠商事株式会社が展開する「RENU」を通じて再生繊維（再生ポリエステル）へと生まれかわり、アダストリアブランドが扱う商品に一部採用される予定です。

■株式会社アダストリアについて

株式会社アダストリア（代表取締役社長：木村 治）は、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,500店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。2023年に創業70周年を迎え、ファッションを通じてすべての人の人生をワクワクさせる「Play fashion!」をミッションのもと、人と情報が行き交うオープンなコミュニティをつくり、新たな価値を生み出す “グッドコミュニティ共創カンパニー” となることを目指しています。

＜本部所在地＞ 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷 2丁目21番1号 渋谷ヒカリエ

＜URL＞ https://www.adastria.co.jp/

＜Instagram＞https://www.instagram.com/adastria_official/