「マイナビ 2028年卒 大学生キャリア意向調査9月<インターンシップ・キャリア形成活動>」を発表
9月単月にキャリア形成活動に参加した割合は71.6%で初めて減少。約6割の学生が現時点で地元就職(Uターン含む)を「希望している」。学生がキャリア形成活動で重視しているポイントは、「社員の人柄」が最多
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2028年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2028年卒 大学生キャリア意向調査9月<インターンシップ・キャリア形成活動>」の結果を発表しました。

【TOPICS】
◆ 9月単月にキャリア形成活動に参加した割合は71.6%。前月比8.5pt減で、初めて減少に転じる【図1、2】
◆ 約6割の学生が現時点で地元(Uターン含む)就職を「希望している」。夏季休暇期間中に帰省先または地元のキャリア形成プログラムに参加した割合は57.5%【図3、4、5】
◆ 学生がインターンシップ等のキャリア形成活動に参加した際に、最も見ているポイントは「社員の人柄」【図6、7】
【調査概要】
◆ 9月単月にキャリア形成活動に参加した割合は71.6%。前月比8.5pt減で、初めて減少に転じる
28年卒業予定の学生が、9月にインターンシップ等のキャリア形成活動に参加した割合は71.6%で、前月比8.5pt減となった。そのうち、「インターンシップ(実務体験を含む5日間以上のプログラム)」に参加した割合は22.3%(前月比2.6pt減)、「仕事体験(就業体験ができる短期間プログラム)」は41.0%(前月比7.3pt減)、「オープン・カンパニー&キャリア教育等(主に企業、仕事理解のためのプログラム)」は46.6%(前月比4.0pt減)だった。4月以降、参加率は増加傾向で、8月には調査開始以降最も高い水準に達していたが、9月は夏季休暇明けの時期にあたることなどもあり、4月以降初めて前月を下回る結果となった。一方で、キャリア形成活動の参加率は引き続き7割を超えており、多くの学生がキャリア形成活動に取り組んでいる状況となっている。今後の秋・冬に向けて、学生は参加するプログラムを絞り込みながら、企業理解や選考対策を進める段階へ移行していくと考えられる。【図1、2】
【図1】

【図2】

◆ 約6割の学生が現時点で地元就職(Uターン含む)を「希望している」。夏季休暇期間中に帰省先または地元のキャリア形成プログラムに参加した割合は57.5%
学生※1に地元就職(Uターン含む)についての考えを聞いたところ、「希望している(「希望している(27.5%)」+「どちらかというと希望している(29.1%)」の合計)」は56.6%となり、現時点では過半数の学生が地元就職を視野に入れていることがわかった。こうした中、6月時点で帰省先や地元で開催されるインターンシップ等のキャリア形成プログラムについて「参加したい(「積極的に参加したい(42.2%)」+「できれば参加したい(37.0%)」の合計)」割合は79.2%と、約8割が参加意向を示していた。一方、実際に夏季休暇期間中に地元で開催されたプログラムへ参加した学生は57.5%にとどまった。夏季休暇期間中に地元で開催されるインターンシップ等のキャリア形成プログラムに参加しなかった理由では、「地元で就職することを考えていないから(33.2%)」が最も高かった。一方で、「学業や他の予定で時間が取れなかったから(21.5%)」も2割を超えており、日程の制約によって参加できない学生が一定数存在することがうかがえる。【図3、4、5】
※1 回答者属性として、帰省先または地元が関東で実家に住んでいる学生を除外して集計。
【図3】

【図4】

【図5】

◆ 学生がインターンシップ等のキャリア形成活動に参加した際に、最も見ているポイントは「社員の人柄」
インターンシップ等のキャリア形成活動に参加した際に学生が見ていた点としては、「社員の人柄」が78.0%で最も高く、次いで「社員同士のコミュニケーション(54.8%)」、「働く時間や残業の様子(50.1%)」となった。自由回答では、「将来働くうえで、人柄が合うかは大事だと考えているから」「その企業で働く方々の雰囲気を知ることで、自分が就職した時に馴染めるかどうかが気になるため」といった声が寄せられた。学生はインターンシップ等のキャリア形成活動を通じて入社後に自分がその職場で働く姿を具体的にイメージするために、一緒に働く社員がどのような人なのか、どのような雰囲気の組織なのかを重点的に確認している様子がうかがえる。【図6、7】
【図6】

【図7】

【調査担当者コメント】

今回の調査では、過半数の学生が地元就職を視野に入れていることが明らかになりました。こうした状況を踏まえると、地元企業にとってキャリア形成プログラムは、学生に企業や地域の魅力を直接伝え、地元で働くことを具体的な選択肢として考えてもらう貴重な機会になると考えられます。
一方で、地元で開催されるキャリア形成プログラムへの参加意向は高いものの、実際の参加率との間には差がみられました。不参加の理由として「学業や他の予定で時間が取れなかった」と回答した学生も一定数おり、6月調査の自由回答※2では、「1日開催の職場体験」や「短期間で参加できるプログラム」を希望する声も多く寄せられています。そのため、今後は学生の参加しやすさを意識したプログラム設計がより重要になるでしょう。複数日程の設定に加え、仕事体験やオープン・カンパニー等などを取り入れることで、学生がこれまで知らなかった企業や仕事への理解を深めるきっかけとなるほか、地元就職への関心を高めることも期待されます。
※2 「マイナビ 2028年卒 大学生キャリア意向調査6月<夏季休暇の帰省・地元インターン参加>」
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 服部 幸佑
【調査概要】
「マイナビ 2028年卒 大学生キャリア意向調査9月<インターンシップ・キャリア形成活動>」
○調査期間/2026年9月20日(日)~2026年9月30日(水)
○調査方法/マイナビ2028会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収
○調査対象/2028年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,089名(文系男子173名、文系女子407名、理系男子名244名、理系女子265名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20261015_116099/)
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