日本で唯一湖で人が暮らす島 海なし県の離島沖島へ!「野洲のおっさん拾い箱」設置式を開催しました!
2024年3月12日(火)14時40分~ <沖島漁港周辺(滋賀県近江八幡市)>
拾い箱とは、清掃活動で市民が拾ったごみを回収するもので、市民の自発的な清掃活動の輪を広げることを目的に、海と日本プロジェクトin滋賀県では2021年より設置を始め、今回の設置先である沖島で3台目の設置となりました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要 拾い箱設置式と沖島に流れ着いたごみの分別体験
・日程 2024年3月12日(火)
・開催場所 沖島漁港周辺
・参加人数 約40人
・協力団体 近江八幡市役所、沖島町離島振興推進協議会
野洲のおっさん拾い箱×沖島
拾い箱の設置先となる沖島は、日本で唯一の人が暮らす湖の島であり、琵琶湖の水運拠点として重要な役割を担ってきました。豊かな自然環境の中、琵琶湖の恵みと沖島の人々との暮らしが密接に繋がっており、これからもこの沖島の良いところをいつまでも変わることなく守り続けるために、環境保全はとても重要な取り組みのひとつです。設置式には、滋賀県内で「海ごみPR大使」として、ごみ拾いをしながら琵琶湖一周を歩くキャラクター・野洲のおっさん、近江八幡市キャラクター・赤コン君が参加し、沖島小学校や島民の方々と共に沖島に流れ着いたごみの分別体験を行いました。
<野洲のおっさん拾い箱について>
拾い箱には「海ごみPR大使」として活動している、滋賀の県鳥カイツブリのキャラクター「野洲のおっさん」のイラスト、海洋プラスチックごみ問題についてや清掃活動へのメッセージがデザインされています。高さ95cm、幅180cmのケースの中には、5種類のごみを分別して収納できるようになっています。滋賀県内では、高島市や彦根市で既に活用されています。
沖島の振興を務める沖島町離島振興推進協議会の声
「沖島は漁業関係者が多く、琵琶湖の水質をはじめ環境について一番に考えなければならないが、拾い箱を通して、みんなで“美しい琵琶湖”を残していけるように活動していきたい。沖島の島民、観光客にも、海洋ごみの意識を醸成して、琵琶湖の中の、この沖島から環境に関して発信していけるような活動に、拾い箱を使わせていただきたいです。」
沖島に流れ着いたごみの分別体験に参加した子どもからの声
「ごみ拾いをすることによって琵琶湖の魚、海の魚を救いたいです。」
「ごみを捨ててあることで苦しむ生き物を減らしたい。」
「このような活動を通して川に行ったりした際に、ごみをみつけたら拾いたいと思った。」
「これからも沖島を綺麗にしたい。環境を良くしたいと思いました。」
<「野洲のおっさんカイツブリ」プロフィール>
2011年「7.1びわ湖の日」PRにびわ湖1周行脚開始
2019年 CHANGE FOR THE BLUEとコラボ開始
びわ湖1周ごみ拾い行脚スタート
2020年「海ごみPR大使」に就任
2021年 びわ湖の日40周年×CHANGE FOR THE BLUE
2023年 びわ湖1周ごみ拾い行脚13周目を歩きました
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 海と日本プロジェクトin滋賀県
URL :https://shiga.uminohi.jp/
活動内容 :「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海洋ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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