就職プロセス調査(2025年卒)「2024年5月1日時点 内定状況」
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
就職内定率は72.4%で、4月1日時点から14.3ポイント増加。
進路確定率は51.0%で、前年同時期に比べ9.5ポイント高い
企業には入社後ミスマッチ防止のため、学生への情報開示や丁寧な対話の実施を期待
5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、72.4%(+7.3ポイント)※2と引き続き高い水準となりました。内定率を文理別で見ると、「理系」が78.3%(+10.0ポイント)と高い数値です。地域別に見ると、「関東」は74.3%(+2.7ポイント)、「中部」は70.2%(+5.7ポイント)、「近畿」は75.9%(+13.5ポイント)、「その他地域」は67.0%(+12.9ポイント)と、どの地域も高くなっており、前年より地域差が縮まっている様子が見てとれます。就職活動を実施している学生の割合を見ると、全体の就職活動実施率は56.5%、内定取得者では44.3%で、いずれも前年より低下しています。進路確定率は51.0%(+9.5ポイント)と前年同時期に比べて高く、4月1日時点から15.5ポイント増加しており、前年の傾向を見ると、5月中の内定取得者の進路確定はより進むことが予想されます。学生の皆さまの中には、周囲で進路を確定する学生が増え、焦りを感じる方もいるかもしれませんが、自分らしいキャリアを築けるよう、納得感の持てる企業選びを行っていただきたいと思います。また、企業の皆さまには、入社後の早期離職の一因ともなり得るミスマッチを防ぐために、ぜひ、面接の機会などを通じて、学生への情報開示や丁寧な対話を実施していただくことを期待しています。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:2025年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2025』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,941人(内訳:大学生3,080人/大学院生861人)
有効回答数:大学生 975人/大学院生 377人
調査実施期間:2024年5月1日~5月7日
調査機関:就職みらい研究所
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20240513_work_01.pdf
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