新選組結成の地・京都壬生に「土方歳三」像、誕生！~ コンセプトは、新選組結成時の“勇猛果敢” ~

2023年7月16日(日)、除幕式を経て一般公開致しました。

株式会社パルコ

2023年7月18日 10時00分

律宗大本山壬生寺（京都府京都市）と株式会社ミームファクトリー（京都府京都市）、株式会社大丸松坂屋百貨店が運営する大丸京都店（京都府京都市）及び株式会社パルコ（本部：東京都渋谷区）が運営する購入型クラウドファンディング「BOOSTER」は、【土方歳三像建立委員会】を結成し、新選組の慰霊とその功績を顕彰し、さらには京都の街、壬生の地域活性を目的として活動しております。

●2022年7月~9月：

「新選組結成160年土方歳三像京都壬生に建立プロジェクト」のクラウドファンディング成功

●2022年10月~2023年7月：約10か月間にわたる準備期間

を経て、壬生寺に【新選組160年記念土方歳三像】の建立が完了したことを報告致します。

土方歳三像の製作は造形家タナベシン氏が担当

今回のプロジェクトに賛同いただき、土方歳三像の製作を担当した「タナベシン」さんは、リアルな人物像を得意とされる三重県志摩市出身・在住の立体造形家です。

「土方歳三といえば『稀代の男前』で有名ですよね。と言うことは・・かっこいい像じゃないと皆様に納得してもらえない」との想いを胸に、製作に挑みました。

※プロフィール

1995年ハリウッドに単身渡米し、リアルを超えた造形力を評価され、映画製作スタジオやハリウッドアクター、アーティスト等との共同開発を行うなど活躍されたのち、2007年に帰国。故郷である三重県志摩市を活動拠点に現在も有名キャラクターのフィギュア原型の担当や、2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットでは、開催記念モニュメント「波際の架け橋」像を製作。

●Twitter https://twitter.com/tanabeshin /

●Instagram https://www.instagram.com/tanabeshin_sculpture/

完成した土方歳三像について(スペック)

■土方像本体

・サイズ：高さ75cm / 横幅75cm

・材質：ブロンズ

■石台座

・サイズ：高さ125cm / 底面幅100cm / 奥行55cm

・材質：御影石

■全高：200cm

■重さ：約1トン

クラウドファンディングにて、沢山の応援コメントを頂きました

クラウドファンディング実施にあたり、『関係者が一方的に盛り上げるのではなく、共感者の関心や応援も頂きながら“一緒になって”銅像建立を進めたい』という実行委員会の強い想いがありました。

クラウドファンディングでは支援時に「応援メッセージ」を残すことができます。この「応援メッセージ」を通じ、改めて街場を中心に大きな期待と一体感を感じることができました。

支援者からの応援メッセ―ジ(一例)

　・壬生寺に像が建つと聞いてぜひ支援したいと思いました。

新選組の活躍が後世まで伝わりますように、微力ながらお手伝いさせていただきます。

　・素晴らしい企画本当にありがとうございます！嬉しくて泣いております。

関西に土方さんの銅像が出来ること夢のようです！全力で応援しています！頑張ってください！！！

　・「待たせたな！」と言わんばかりの土方歳三像建立にこのような形で関われたこと誠に光栄で

ございます。小学生の頃から憧れだった土方さんの銅像楽しみにしております！！

　・素敵な企画ありがとうございます！！

160年目にして近藤さんと土方さんが再会（※）出来るように応援しております！

また京都に行った際は、参拝させていただきますね！

　（※）今回土方歳三像が建立される壬生寺には新選組局長・近藤勇の胸像がございます。

ご参考①｜クラウドファンディングの結果

●プロジェクト名：新選組結成160年「土方歳三像」、京都壬生に建立プロジェクト

●募集期間：2022年7月14日（木）～2022年9月11日（日）※終了しております。

●支援金額：21,233,362円（目標金額15,000,000円）

●支援者数：1,271名

●プロジェクトページ：https://camp-fire.jp/projects/view/588604

▼プロジェクトページ▼

ご参考②｜土方歳三像建立プロジェクト、立ち上げの趣旨

「京都・壬生」は新選組が誕生した歴史ある地域です。

1863年に新選組がこの地で結成され、2023年は160年の節目、時おなじく律宗大本山壬生寺に存在する建立50年という節目を迎えた「近藤勇胸像」に不思議なご縁を感じました。さらには、新選組という組織の基礎を作り上げ、隊士たちの結束を取りまとめた土方歳三の足跡が京都・壬生にはあまり見えていないことにも気付きました。

「近藤勇胸像」より少し遅れての建立にはなりますが、50年前に力を合わせ、想いとともに残された「近藤勇胸像」に倣い、新選組ゆかりの「京都・壬生寺」に副長「土方歳三」像を共感者の皆様と共に建立致します。

そして土方歳三像建立を通じ、新選組の慰霊とその功績を顕彰し、さらには京都の街、壬生の地域活性を目的としております。