「SAFの開発状況とCO2削減策」と題して、東京大学 鈴木氏/IHI 弥富氏/東洋エンジニアリング 寺井氏/SAFコンサルタント 中島氏によるセミナーを2023年6月2日(金)に開催!!

新社会システム総合研究所(SSK)は、下記セミナーの開催運営事務局を行います。

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航空機用低炭素燃料SAFの開発状況とCO2削減策
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新社会システム総合研究所は
公益財団法人 原総合知的通信システム基金(大阪府大阪市 代表理事 原 健人)
との業務受託により最先端のICT情報を発信しております。

[セミナー詳細]
 https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?spage=pt_23260
 
 [講 師]
 東京大学大学院 名誉教授/未来ビジョン研究センター
 特任教授 鈴木 真二 氏
 
 (株)IHI 技術企画部 技術企画部
 部長/SAF企画グループ長(兼務) 弥富 政享 氏
 
 東洋エンジニアリング(株) エンジニアリング・技術統括本部 
 次世代技術開拓部 シニアリサーチエンジニア 寺井 聡 氏
 
 SAFコンサルタント 中島 陸博 氏
 
 [日 時]
 2023年6月2日(金) 午後1時~4時50分
 
 [受講方法]
 ■会場受講
  SSK セミナールーム
  東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
 ■ライブ配信 (Zoomウェビナー)
 ■アーカイブ配信(2週間、 何度でもご都合の良い時間にご視聴可)
 
 [重点講義内容]
 <1>航空機のCO2削減技術の概要 
 【13:00~13:50】鈴木 真二 氏
 
 航空機CO2削減は、一義的には燃費の改善が求められ、これまでも、航続距離の拡大、運航コストの低減のために技術的取り組みがなされてきました。大きくは、空力性能向上、軽量化、エンジンの改善といった設計技術と、効率の良い運航方法改善に分類されます。
 こうした技術的改善以外に、航空機用低炭素燃料SAFの利用、水素燃料の利用、電動推進といった新しい方法も模索され、さらにはカーボンクレジットなど経済的な方法と、総合的な取り組みが模索されています。
 こうした航空機のCO2削減の方向性を概観します。
 
 1.CO2を削減する基本的方策
 2.CO2削減を目指した機体設計技術
 3.CO2削減を目指したエンジン技術 
 4.CO2削減を目指した運航技術
 5.SAFとカーボンクレジット
 6.質疑応答/名刺交換
 
 <2>IHI Gr.におけるバイオジェット燃料(SAF)開発への取組みに関する紹介
 【14:00~14:50】弥富 政享 氏
 
 IHI Gr.におけるCO2削減の取り組みについて概要をお話しし、その中でSAF製造について紹介する。IHI Gr.では2011年から藻類培養SAFの開発に取り組んでおり、藻類SAFのASTM認証を取得し2021年にテストフライト
 の実現を行いました。また、藻類以外にもCO2と水素を直接合成(PtL)しSAFを製造する技術開発にも取り組んでいます。
 本講演では、これまで行っている藻類培養SAFの取り組みや、新たに取り組みを始めたPtLのSAF開発について説明を行います。
 
 1.IHI Gr.のCO2削減の取り組み
 2.航空業界におけるSAFの必要性
 3.藻類培養SAFの開発
 4.ASTM認証取得
 5.水素とCO2から直接合成するSAF開発
 6.質疑応答/名刺交換
 
 <3>FT合成技術を中心としたSAF製造技術
 【15:00~15:50】寺井 聡 氏
 
 FT合成反応は水素と一酸化炭素からなる合成ガスを直接の原料として、主に直鎖の炭化水素を得る汎用技術である。バイオマスのガス化や再エネ由来水素と回収二酸化炭素を還元するなど、様々な一次原料から合成ガスが得られるため、原料制約が比較的小さいことから、今後需要が拡大するSAF製造法の有力候補の一つとして位置づけられている。
 本講演では、FT合成反応の概要と、FT合成技術を中心としたSAF製造技術について概説する。
 
 1.FT合成技術を用いたSAF製造技術
  (1)SAF製造技術中のFT合成技術の位置付
  (2)FT合成技術とは
  (3)FT合成反応器
  (4)FT合成/水素化分解で得られる製品性状
 2.FT合成原料となる持続可能な合成ガス製造技術
  (1)ガス化技術を用いた合成ガス製造
  (2)CO2を原料とする合成ガス製造
 3.FT合成技術を用いたSAF製造技術の国内外の動向
 4.FT合成技術を用いたSAFのLCA評価
 5.質疑応答/名刺交換
 
 <4>国際民間航空機関(ICAO)のCO2 削減策(CORSIA)と SAF の役割
 【16:00~16:50】中島 陸博 氏
 
 第41回ICAO総会(2022年10月開催)において「2050年までに国際航空からのCO2排出量を実質ゼロにする」野心的な目標が採択された。この根拠となったLTAG(Long-Term Aspirational Goal) Reportでの2050年時点のSAFの普及率、潜在生産量、使用量(種類別)、平均CO2削減率の推定値を説明する。
 また、CORSIAの規程体系に於けるSAF関連規定の概要、SAFの商業生産では必須の持続可能性基準への適合、ATAG(Air Transport Action Group)ReportでのSAFの価格予想(原料、製造方法、年代別)についても紹介する。
 
 1.第41回ICAO総会の決議内容(GHG関連) 
 2.CORSIAでのSAFの位置付け
 3.ASTM D7566の概要 
 4.CORSIAの持続可能性基準(Sustainability Criteria)
 5.SAFの価格予想(ATAG Report)
 6.質疑応答/名刺交換
  

 
 【事務局】
 新社会システム総合研究所
 東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
 Email: info@ssk21.co.jp
  TEL: 03-5532-8850
  FAX: 03-5532-8851
  URL: https://www.ssk21.co.jp
 
 【新社会システム総合研究所(SSK)について】
 新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年12月6日に設立、創業以来27年以上 法人向けビジネスセミナーを年間約500回企画開催する情報提供サービスを主な事業としております。
 SSKセミナーは、多様化するビジネス環境下で、ハイレベルな経営戦略情報、マーケティング情報、
 テクノロジー情報等をスピーディーに提供し、事業機会の創出に貢献することを目的としております。
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 SSKは常に最先端の情報を発信し、お客様の戦略パートナーであり続けます。 

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ビジネスカテゴリ
交通・運送・引越し
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会社概要

URL
https://www.ssk21.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F 
電話番号
03-5532-8850
代表者名
佐久間 健光
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1996年12月