粋な役者のいい加減人生録。 単行本『四代目市川左團次 その軌跡』小学館より発売
2023年4月15日に惜しまれつつも82歳でこの世を去った歌舞伎俳優、四代目市川左團次丈。その生い立ちや歌舞伎への思い、そしてプライベートまで自らが語った人生訓『四代目市川左團次 その軌跡』が小学館より発売です。
【書誌情報】
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『四代目市川左團次 その軌跡』
著者:市川左團次
定価:2,970円(税込)
仕様:本文192ページ・カラー口絵16ページ
発売日:2024年4月24日(水)
小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09389148
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2023年4月15日に惜しまれつつも82歳でこの世を去った歌舞伎俳優、四代目市川左團次丈。歌舞伎において輝かしい功績を残しただけでなく、NHK大河ドラマはじめ時代劇、ドラマなどTVや映画、雑誌連載などでも幅広く活躍していました。この度、単行本『四代目市川左團次 その軌跡』が小学館より発売となりました。2014年に電子書籍として発売した自叙伝「いい加減、人生録」に加え、尾上菊五郎丈、片岡仁左衛門丈ほか、一門がその思い出を語ります。カバー写真は巨匠・篠山紀信氏。さらに、貴重な楽屋風景を収めた秘蔵カラー写真、上演歴も収録した保存版です。
歌舞伎俳優への道に進んだ生い立ちから、芸についての矜持、俳優としての生き方、さらには後輩に向けたさりげないメッセージなど、いかなる時でも「和」を重んじ、ユーモアを忘れずに生きた「粋な役者」の人生録です。
【プロフィール】
四代目市川左團次(いちかわ さだんじ)
歌舞伎俳優。本名、荒川欣也。屋号は高島屋。
昭和十五(一九四〇)年十一月十二日、東京生まれ。三代目市川左團次の長男。昭和二十二(一九四七)年五月東京劇場『菅原伝授手習鑑 寺子屋』の菅秀才で、五代目市川男寅を名乗り初舞台を踏む。時代物、世話物、新歌舞伎それぞれで唯一無二の演技を見せた。荒事から存在感のある敵役、滋味溢れる老け役など幅広い役柄で活躍。
令和五(二〇二三)年四月十五日逝去、享年八十二。最後の舞台は令和五(二〇二三) 年一月国立劇場『遠山桜天保日記』の羅漢尊者。平成二十三(二〇一一)年旭日双光章、平成二十八(二〇一六)年度日本芸術院賞など受賞多数。
※書影以外の写真をご使用になる際は「撮影/藤田修平」とクレジットを入れてください。
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