伝統と革新の歴史が育んだ超絶技巧による優品を一堂に。「三越創業350周年記念 薩摩焼 十五代 沈壽官展」を日本橋三越本店で10月4日(水)より開催。

■会期:10月4日(水)~10月16日(月) ■会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

日本橋三越本店では、10月4日(水)から10月16日(月)までの13日間、本館6階 美術特選画廊において「三越創業350周年記念 薩摩焼 十五代 沈壽官展」を開催いたします。400年以上の歴史を持つ薩摩焼の名窯「沈壽官窯」。脈々と伝わる技術と精神を受け継ぎ、現代に生きる薩摩焼の表現者として、その可能性を模索し続ける十五代 沈壽官氏の作品をご紹介します。精緻な超絶技巧が施された透かし彫り香炉をはじめ、茶碗・花器など、珠玉の作品の数々を展覧し販売いたします。https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0318.html

薩摩獅子乗七宝総透香爐薩摩獅子乗七宝総透香爐

白く美しい陶器に、鮮やかな絵付けや繊細な彫りが施された白薩摩、黒い光沢を放ち、素朴なぬくもりを感じさせる黒薩摩。400年以上の歴史を紡いてきた薩摩焼は、国内外で高い人気を誇り、多くの人々の心をつかんで離さない国指定の伝統工芸品です。

その薩摩焼を代表する窯元が沈壽官窯。細部にまで美意識が貫かれ、その技術の高さが世界的にも広く知られています。その歴史は、薩摩藩主・島津義弘が、朝鮮半島から陶工を連れ帰ってきたことに始まります。沈家は代々、薩摩藩焼物製造細工人としての家系をたどり、幕末期には薩摩焼の振興に大きな貢献を果たした十二代 沈壽官を輩出。革新的な発想と技術で新たな作品を生み出し、薩摩焼を海外に広めました。その後も、十三代、十四代と伝統が引き継がれ、現在は、十五代 沈壽官がその技術と精神を受け継ぎ、現代に生きる薩摩焼の表現者として、新たな境地を切り拓き続けています。

三越の歴史も、創業より変わることのない「まごころの精神」を受け継ぎ、時代の変化にあわせて「革新」を繰り返しながら人々の豊かな暮らしの文化を提案してきた「伝統と革新」の歴史です。創業から350周年の節目の年を迎え、沈家の技術と精神を受け継ぎ、その可能性を模索し続ける高い精神性が宿る薩摩焼 十五代 沈壽官の世界をご紹介します。

薩摩六種彫筒形香爐薩摩六種彫筒形香爐

薩摩二種彫手提四君子香爐薩摩二種彫手提四君子香爐

薩摩三種彫竹雀香爐薩摩三種彫竹雀香爐

薩摩籠目透菊図香爐薩摩籠目透菊図香爐

薩摩籠目透竹雀香爐薩摩籠目透竹雀香爐

三越創業350周年を記念し、来年(2024年)の干支「龍」の香炉を35点限定販売

薩摩龍香爐 径11×高10.5cm 385,000円

※作品は手作りのため、1点1点風合いが異なります。

  • 十五代 沈壽官 略歴

1983年 早稲田大学 卒業

1988年 イタリア国立美術陶芸学校GAETANO BALLARDINIファエンツァ校専攻科卒業

1990年 大韓民国京畿道 金一萬土器工場にてキムチ壷製作 修業

1999年 1月15日、十五代 沈 壽官を襲名

2001年 8月大韓民国ソウル「世界陶磁器EXPO2001」出品

2002年 3月米国ニューヨーク「ASIA SOCIETY MUSEUM」にて「NEW WAY OF TEA」透彫香爐 出品

2003年 9月大韓民国ソウル 錦湖美術館「現代韓日陶芸展-共生を目指して-」参加 錦湖美術館買上

2006年 1月内閣総理大臣官邸 薩摩蝶乗花瓶 常設展示

2010年 10月フランス パリ・エトワール美術館にて「歴代沈壽官展」を開催

2013 年  10月大韓民国 芸術の殿堂にて「沈壽官展-薩摩で咲いた朝鮮陶工の芸術の魂-」を開催

2015年 鹿児島陶芸家協会会長に就任
2021年 2月鹿児島大韓民国名誉総領事に任命される


  • 「三越創業350周年記念 薩摩焼 十五代 沈壽官展」特別インタビュー

朝鮮半島から陶工が海を渡って薩摩の地に焼きものを伝えて400余年。鹿児島県日置市にある名窯・沈壽官窯を受け継いだ十五代沈壽官氏の特別インタビュー。

  • 三越創業350周年記念 薩摩焼 十五代 沈壽官展 開催概要

会期:2023年10月4日(水)~10月16日(月) 午前10時~午後7時〔最終日午後5時終了〕

会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

ギャラリートーク:10月7日(土) 午後2時~・10月14日(土) 午後2時~


日本橋三越本店
電話:03-3241-3311 大代表
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業情報は、ホームページをご覧ください。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html

※価格はすべて税込です。

※都合により、イベントの内容が変更となる場合がございます。


2023年三越はおかげさまで創業350周年を迎えました

三越伊勢丹グループの百貨店「三越」は、2023年に創業350周年を迎えました。三越は、1673年 呉服店「越後屋」として創業し、1904年に日本で初めて「デパートメントストア宣言」を発し、百貨店として、その歴史を積み重ねて来ました。三越創業350周年を記念し、2023年4月1日(土)から2024年3月31日(日)までの12か月間、全国の三越各店と海外の一部店舗、三越伊勢丹オンラインストアで“伝統を超える革新性”をテーマに、これまでのご愛顧への感謝を込めて、「これからの三越への期待を感じていただく特別な価値」をお届けするさまざまな営業施策に取り組んでおります。

■三越創業350周年スペシャルサイト

https://www.mitsukoshi.mistore.jp/common/event_calendar/350th/teaser.html


【お知らせ】

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会社概要

URL
http://www.imhds.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区新宿3-14-1
電話番号
03-3352-1111
代表者名
細谷 敏幸
上場
東証プライム
資本金
501億600万円
設立
2008年04月