「三越創業350周年 千住博展ー伝統と革新ー」11月22日(水)より日本橋三越本店で開催。新たな歴史を切り拓く「伝統と革新」~滝の内側から見る多様性に満ちた色彩あふれる唯一無二の世界
会期:2023年11月22日(水)~12月4日(月) 午前10時~午後7時〔最終日午後5時終了〕会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
「三越創業350周年 千住博展ー伝統と革新ー」を開催いたします。本展では、「伝統と革新」をテーマに、世界的に活躍する日本画家 千住博氏の代表作「ウォーターフォール」に続く「ウォーターフォール・オン ・カラーズ」のシリーズを中心に新たな歴史を切り拓く唯一無二の作品の数々を一堂に展覧いたします。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0348.html
三越創業350周年を記念して開催する「三越創業350周年 千住博展ー伝統と革新ー」。
本展のメインとなるのが、1995年ヴェネツィアビエンナーレで絵画部門において東洋人初の名誉賞を受賞し、羽田空港国際線ターミナルをはじめ、多くの公共空間を彩る代表作「ウォーターフォール」に続く「ウォーターフォール・オン・カラーズ」シリーズです。このシリーズは、滝の内側から見た私達の世界を描いています。そこには、赤、青、緑、茶、紫…限りなく色が広がっており、ここ数年、内にこもりがちであった私たちの眼を外に向けさせてくれます。生命の源としての滝を見つめる「ウォーターフォール」とは逆の視点で、滝の内側から現実世界を見つめ、そこに広がる色彩に満ちた光あふれる世界。多様な色同士が隣り合いハーモニーを奏でる唯一無二の美しさを持つ世界が表現されています。
また、今回は東西の表具師に依頼し、貴重な古い裂地を使用した軸11幅も展覧いたします。
過去に繋がる裂地と現代の絵画を引き合わせた作品群は、本展のテーマである「伝統と革新」の真骨頂であり、往古今来の世界を表現しています。
出品作品
会場では、「ウォーターフォール・オン・カラーズ」シリーズの大作8点と本展のために制作した軸11幅、
本シリーズを原画とした版画の新作8種類を紹介します。
ウォーターフォール Waterfall
2023年
画寸:35.6×29cm
軸寸:134×43cm
一文字:薄茶色朱珍風格子文本金襴
中廻し:薄茶色小菱地牡丹唐草文本金襴
天地:茶地胴入菱華飛柄本金襴
軸先:象牙
表具:装錦堂 福田栄一
ウォーターフォール Waterfall
2023年
画寸:33×32.8cm
軸寸:128.5×48cm
一文字:牡丹唐草文様 金らん別織裂地
中廻し:雲龍文様 古代裂地
天地:紬別織裂地
軸先:象牙
表具:株式会社 静好堂中島
千住博 せんじゅ ひろし 画家/日本藝術院会員
1958年東京都生まれ。1987年東京藝術大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。1995年第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ名誉賞受賞。2020年高野山金剛峯寺障屏画奉納。2021年日本藝術院より「瀧図」(高野山金剛峯寺襖絵)に対し第77回恩賜賞及び日本芸術院賞授与。同年シカゴ美術館にて「Senju’s waterfall for Chicago」を開催。同年出雲大社へ「滝」3点を奉納。2022年日本藝術院会員就任。2023年ヴィクトリア&アルバート博物館(英国)収蔵・常設となる。
撮影/Senju Studio LLC 三戸 建秀
三越は、2023年に創業から350周年を迎えました。三越の歴史は、創業より変わることのない「まごころの精神」を受け継ぎ、時代の変化にあわせて「革新」を繰り返しながら人々の豊かな暮らしの文化を提案してきた「伝統と革新」の歴史です。
1904年(明治37年)「デパートメントストア宣言」を発表し、日本初の百貨店の始まりを宣言するとともに文化振興を宣言し、1907年(明治40年)には美術部を創設。当時身近に触れる機会が限られていた美術品を百貨店で紹介することで、誰もが美術品を鑑賞しながら楽しめる、そして安心して購入できる機会を提供し、文化と芸術の普及を図りました。当時から続く文化・芸術の振興・継承の取り組みは、時代の変化にあわせて進化し、これからも未来に向けて、その取り組みを続けてまいります。
新しい日本画の挑戦「三越伊勢丹・千住博日本画大賞」
文化・芸術のこれからの担い手となる次世代の支援と育成を目的に、2020年にスタートした「三越伊勢丹・千住博日本画大賞」。日本画に取り組むすべての人を対象とした公募展で、近現代の日本画壇において数多くの巨匠たちが活躍してきた日本橋三越本店を舞台に、いま一度“日本画とは何か?”を問い直し、未来へ向けた日本画の在り方そのものを見つめるものです。従来の画材である岩絵具を必須としない、新しい日本画に挑戦する作品を公募し、千住博氏を審査員長に迎え、厳正な審査を経た入選作品20点を日本橋三越本店で展覧。今後の美術界で活躍する作家を発掘し、広く発信しております。2022年8月に第2回を開催。現在、第3回「三越伊勢丹・千住博日本画大賞」の作品を公募しており、入選作品の展覧会は、2024年9月4日(水)~9月9日(月)に開催を予定しております。
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三越創業350周年 千住博展ー伝統と革新ー
■会期;2023年11月22日(水)~12月4日(月) 午前10時~午後7時(最終日午後5時終了)
■会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
日本橋三越本店
電話:03-3241-3311 大代表
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業情報は、ホームページをご覧ください。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html
※都合により、イベントの内容が変更となる場合がございます。
2023年三越はおかげさまで創業350周年を迎えました。
■三越創業350周年スペシャルサイト
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/common/event_calendar/350th/teaser.html
【お知らせ】
株式会社三越伊勢丹PR担当が情報発信する報道関係者さま向けサイトを開設いたしました
■三越伊勢丹プレスルーム https://www.isetan.mistore.jp/common/pr.html
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