イランで敵対行為が激化 子ども約180人が死亡、小学校への攻撃も 「子どもはいかなる時も守られるべき」 ユニセフ地域事務所声明 【プレスリリース】
【2026年3月5日 アンマン(ヨルダン)発】
ユニセフ(国連児童基金)中東・北アフリカ事務所は、イラン国内の敵対行為で子どもに多くの死傷者が出ていることを受け、以下の声明を発表しました。
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ユニセフは、イランで軍事的緊張が激しさを増し、子どもたちが致命的な影響を被っていることを、深く懸念しています。これまでに約180人の子どもが死亡し、さらに多くの子どもが負傷したと伝えられています。
犠牲者の中には、2月28日に同国南部ミナブにあるシャジャレ・タイエベ女子小学校で授業中に攻撃を受けて命を落とした168人の女の子が含まれます。報告によれば、死者のほとんどは7歳から12歳の子どもでした。さらに、イラン国内5カ所の他の学校でも12人の子どもが亡くなっています。
これらの子どもの犠牲は、戦争と暴力が子どもたちにもたらす残酷さをあらためて突き付けるものであり、その影響は家族や地域社会にも世代を超えて及びます。
子どもと学校は国際人道法によって守られており、学校は安全な場所でなければなりません。
中東各地で軍事攻撃が続く中、子どもたちが暴力にさらされるリスクは高まり、重要な民間インフラが受ける被害は子どもたちのウェルビーイングに直接的な脅威をもたらしています。イランでは少なくとも20の学校と10の病院が損傷したと報告されており、子どもたちの教育や重要な保健サービスが妨げられています。
ユニセフは、全ての当事者に対し、国際法下の義務を遵守し、民間人を確実に保護するよう緊急に求めます。国際人道法の下では、子どもの命とウェルビーイングはいついかなる時も守られなければなりません。
ユニセフは状況を注視しつつ、激化する暴力の影響を受けた子どもと家族を支援する人道活動に、直ちに対応できる体制を整えています。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。(https://www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する32の国と地域を含みます
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公益財団法人 日本ユニセフ協会は、32の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、アドボカシーを担っています。(https://www.unicef.or.jp )
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