【ルイ·ヴィトン】「アート·バーゼル·パリ 2026」にて、アソシエイト· パートナーとして「アーティーカプシーヌ コレクション」の回顧展を発表

今年、グラン·パレのバルコン·ドヌールにおいて、ルイ·ヴィトンは7年目を迎える、バッグ「カプシーヌ」の芸術的解釈を讃える回顧展を開催します。アーティストたちの作品群と並んで展示されるバッグは、「アーティーカプシーヌ」プロジェクトの幅広さを浮き彫りにします。それは、独創的な芸術表現とルイ·ヴィトンのレザーグッズにおけるサヴォアフェール(匠の技)との対話に他なりません。展示ブースでは、キース·ヘリングの作品に捧げられた新たな「アーティーカプシーヌ」コレクションも紹介。グループ展の精神に則り、総勢14名のアーティストの作品が勢揃いします。
現代的な空間演出は、アーカイヴの保管や美術品の輸送に着想を得たもので、ブラッシュ仕上げのアルミニウムやコットン·キャンバスを用いた、開放的な木箱や台座、トランク風の構造物が、アート作品とバッグの対話を際立たせています。建物を 象徴するグリーンの鉄骨と調和する淡色のカーペットが敷かれた空間は、貴重な品々の梱包、保護、移送というテーマを想起させると同時に、荷造り用木箱製造兼荷造り職人としてのルイ·ヴィトンの原点にも通じています。

2019年の「アーティーカプシーヌ」発表以来、アーティストたちはそれぞれの表現手法を通じて、このアイコニックなバッグを再解釈してきました。ルイ·ヴィトンの職人たちとのコラボレーションにより、その特徴的なフォルムは実験的なクリエーションのキャンバスとなり、絵画的な表現やアッサンブラージュ、ポートレート、そして彫刻的なアプローチ など、多彩な芸術的手法を受け入れています。
鮮やかな色彩で本展の幕開けを飾るのは、アレックス·イスラエルの《Cut-Out-Fin (Golden Hour)》(2019年)。レーザー·カットとコラージュを施した下地とアクリル 絵の具で制作された本作は、2019年に発表された自身のカラフルな「アーティーカプシーヌ」に見られるフィンのモチーフと呼応しています。ウルス·フィッシャーによる《Fruits》(2026年)は、自身が手掛けた「アーティーカプシーヌ」から吊るされたバナナに遊び心溢れる対話を生み出しています。サム·フォールズの《Western Wind》(2025年)に見られる植物の痕跡は、彼のデザインに用いられた葉のモチーフと 共鳴する一方、ペイントとテキスタイルの要素を組み合わせたシャバララ·セルフの《Kitten》(2026年)は、バッグのレザー上に展開された重層的なデザインと対をなす作品です。


2020年に参加したジョシュ·スミスとヘンリー·テイラーの「アーティーカプシーヌ」では、絵画表現はさらなる広がりを見せます。スミスの《Untitled》(2019年)は、自身の名前を描いた絵画作品に特徴的なレタリングと鮮やかな色彩りを取込み、バッグとの三次元的な対話を生み出しています。テイラーの《A Young Master》(2017年)は、ポートレートに対する独自のアプローチを異なる媒体へと落とし込んだバッグに 寄り添います。その傍らにある、グレゴール·ヒルデブラントのカセットテープを用いた作品《Ich möchte eiskunstlaufen (Lebanon Hanover)》(2019年)は、対照的な質感が織りなす表情やグラフィカルなリズムを表現し、それらは2021年の「アーティーカプシーヌ」の解釈にも反映されています。
その他の組み合わせでは、素材とボリュームを異なる形態へ置き換える試みが際立ちます。メタルとペイントスキンを用いたケネディ·ヤンコの《Because of its blues》(2025年)は、丸められ、彩色されたフォルムを通して、2022年の「アーティーカプシーヌ」にも通じる彫刻的な感性を示しています。ペイントされたガラスビーズで構成されたライザ·ルーの《Lost Blue》(2022年)は、反復と手仕事によって構築された精緻な表面表現を特徴としており、そのアプローチは2023年のバッグにも反映 されています。ビリー·ザンゲワの刺繍を施したシルク作品《Soldier of Love》(2020年)は、同じくシルクを用いた自身のバッグと共に、彼女の親密で具象的な世界観を本展に添えています。
本回顧展では、長年にわたりメゾンと協働してきた3人のアーティストにも焦点を当てています。村上隆の《Monogramouflage Skull (Black)》(2008年)は、自身のアート作品《TIME》(2009年)に着想を得て、2025年の「アーティーカプシーヌ」で発表されたカモフラージュのデザイン「カプシーヌ XXL カモ」と共鳴しています。故・草間彌生による《大いなる巨大な南瓜》(2023年)は、もう1点の作品《毎日愛について 祈っている》(2023年)と共に、展示空間の中でひときわ存在感を放ちます。故フランク·ゲーリーによる魚をモチーフとしたランプ《Untitled (Paris II) 》(2012年)は、彼の躍動感 溢れるフォルムと、ルイ·ヴィトンのレザーグッズのために手掛けたデザインとの関係性を浮かび上がらせています。


キース·ヘリングにオマージュを捧げた「アーティーカプシーヌ コレクション」は、1980年代に彼自身がサインを描き入れた1930年代製のルイ·ヴィトンのスーツケースと共に展示されます。回顧展内で紹介される、ミニフィギュアやダンサー、ランニング·ハート、装飾的なシンボルの連なりで彩られたバッグの数々は、アーティストそれぞれの独自の 感性によって育まれてきた本プロジェクトに、新たな1章を加えています。
ルイ·ヴィトンとアーティストとの関わりは1世紀以上前に遡ります。1920年のピエール·ルグランとの初となるコラボレーションにはじまり、ガストン=ルイ·ヴィトンによる広告や製品カタログ、ビューティーや旅に関連するオブジェの制作依頼へと発展してきました。「アーティーカプシーヌ」は、芸術的な想像力とサヴォアフェール(匠の技)の継続的な対話を通じて、この歴史を今日へと受け継いでいます。今年の「アート·バーゼル·パリ」で開催される本回顧展では、その創造性に満ちたプロセスを包括的にご紹介すると共に、文化を牽引するメゾンとしてのルイ·ヴィトンの存在を改めて示します。
本展は、「アート·バーゼル·パリ」の一環として、2026年10月23日(金)から25日(日)まで、グラン·パレにて一般公開されます。
さらに、今回初めてルイ·ヴィトン パブリッシングの書籍がアート·バーゼル·ショップにて販売されます。
PHOTO CREDIT: Ophélie Maurus / Louis Vuitton Malletier
アート·バーゼルについて
1970年にバーゼルのギャラリストたちによって創設されたアート·バーゼルは、今日、バーゼル、マイアミビーチ、香港、パリ、カタールを拠点に、モダンおよびコンテンポラリーアートにおける世界屈指のアートショーを開催。開催する都市や地域の特性によって、それぞれが異なる個性を持った展覧会となっており、参加ギャラリー、展示作品、地元の文化施設と共同で企画される併催プログラムも、独自の内容となっています。アート·バーゼルはアートフェアの枠にとどまらず、Art Basel Appをはじめとする新しいデジタル·プラットフォーム、また「アート·バーゼル アンド UBSグローバル·アート·マーケット·リポート(The Art Basel and UBS Global Art Market Report)」や「アート·バーゼル·ショップ」、「アート·バーゼル·アワード」といった取組みを通じて、さらに広がりを見せています。
詳細は、artbasel.comをご覧ください。
ルイ·ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、製品、文化、そして体験のあらゆる領域において、卓越したサヴォアフェール(匠の技)と共に伝統と革新を融合させながら、独創的で価値あるデザインを世界へ届け続けているフランスのメゾンです。トランクやラゲージ、レザーグッズを通じて「旅の真髄(こころ)」を確立した創業者ルイ·ヴィトンのレガシーは、クラフツマンシップに情緒的な価値を宿しながら、絶えず進化を続ける探求として受け継がれています。絶え間ない創造性のエスプリに導かれ、メゾンは、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ&ファインジュエリー、ホーム·コレクション、フレグランス、ビューティーの各分野において、第一線で活躍するアーティスティック·ディレクターやクリエイティブ·ディレクターたちに、そのビジョンを託し、サヴォアフェールを新たなかたちで体現し続けています。
文化を牽引するメゾンとして、ルイ·ヴィトンは、展覧会、アーティストとのコラボレーション、ヘリテージ·プロジェクトなど、多岐にわたる文化的な取組みを企画·展開·支援しており、その多くを無料で一般公開しています。幅広い才能の支援に尽力するメゾンは、スポーツやエンターテインメントにおける卓越性を讃えると共に、世界各地で展開するエスパス ルイ·ヴィトンや「ビジョナリー·ジャーニー」展をはじめとする文化的プラットフォームを通じて、多様な人々とのつながりを育み、アーティストやクリエイターとの対話を促進しています。さらに、アール·ドゥ· ヴィーヴル(豊かなライフスタイル)のスピリットをホスピタリティやライフスタイルの分野へと広げ、レストランやカフェを通じて没入感溢れる体験を創出しています。今日、ルイ·ヴィトンは、有形の価値を超えて人々の心に響き、文化のメゾンとして世界に新たなインスピレーションをもたらしています。
詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイト louisvuitton.comをご覧ください。
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