【伊勢丹新宿店】現代美術家とフラワーデザイナーの異なる才能がコラボレーション。「鎌谷徹太郎×今野亮平 花と形の融合美」を4月24日(水)より開催いたします。
■会期:2024年4月24日(水)~30日(火)
■会場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5
伊勢丹新宿店では、2024年4月24日(水)~30日(火)の期間中、本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5にて、「鎌谷徹太郎×今野亮平 花と形の融合美」を開催いたします。
世界で活躍する現代美術家 鎌谷徹太郎氏とフラワーデザイナー 今野亮平氏の二人がコラボレーションした作品を展示販売するのは、百貨店ではこの伊勢丹新宿店での開催が初めてとなります。自然の美しさと現代美術の融合美が対話し合う二人のアート作品の数々を伊勢丹新宿店先行にてご紹介します。
□鎌谷徹太郎氏・今野亮平氏 来場スケジュール
4月24日(水)午前10時~午後5時
4月27日(土)~4月29日(月・祝)各日 午後2時~午後5時
※来店予定日時は、変更になることがございます。予めご了承ください。
<プロフィール>
鎌谷徹太郎氏
2003年から現代美術家として東京を拠点に活動。現在は香港、台湾、シンガポール、ニューヨークなど世界各地で作品を発表し、数々の国際アートフェアや個展で注目を集めている。鎌谷は絵画を中心に立体作品、インスタレーションなどを制作しており、特に絵画ではその鮮やかな色づかいで、超人類、生命技術、環境、人工美、ユートピア思想、増殖、さらには精神次元の風景までを縦横無尽に表現してきた。さらに、これらの作品群は「絵画で表現される『美』とは何か?」と言うテーマを中心に互いに連鎖することで、観る人独自の「美」への物語へと開かれている。作家はこの作用を「フリーアソシエイションペインティング(自由連鎖絵画)」と呼ぶ。海外で活動するにあたりヨーロッパクリスティーズオークションの会長も勤め、美術史家でもあるハプスブルク大公ガザ氏とも親交が深くニューヨークでの活動支援も受けている。
今野亮平氏
豊富な海外経験から受けた感性とアメリカ・ポートランドで学んだライフスタイルデザインを基礎に、 日本フラワーデザイン大賞一位の評価を受けた、緻密な構成と自然美に独自の世界観をもつフラワー デザイナー。 フラワーデザイン界に新たなトレンドを生み出し、ブランドショップやレセプションパーティのイベント プロデュースを手掛ける等、フラワーデザインを通しさまざまなデザインプロジェクトに携わっている。 近年では韓国・LG大学にて講師を務める等、グローバルに活躍の幅を広げている。
<展示販売作品の一例>
この作品は、人間の願望である「美」の永遠性を追求しています。花のモチーフは自然の美しさを永続させたいという願望を表現し、芸術家は自然界の儚い美しさを永続する形で捉え、観る者にその価値を伝えようとしています。これは、時間を超えた美を体現する素材と技術の組み合わせによって、人間が経験する時間の流れの中で不変の価値を見出そうとする文化的な追求を描いています。また、伝統的な花札のモチーフは、日本文化の伝統的なゲームからのインスピレーションを受けており、現代アートとして遊び心と歴史的な背景を持つ美学を生み出しています。この作品は、伝統的な要素が現代のコンテクストでどのように解釈され再構築されうるかを示唆し、文化的継承と進化の過程を描いています。人間の深い願いを視覚的な形で体現し、美の永遠性を求める本能が創造的な表現を通じて結実しています。
この作品のコンセプトは、神話と伝統を現代的な解釈で再構築する試みです。古典的な物語の中の男性器を象徴する白鳥をアーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーに置き換えることで、生命と再生のシンボリズムを強調しつつ、神話の性的な意味合いを洗練された美的表現に変えています。同時に、七宝やその他の日本の伝統工芸技法を用いることで、作品には歴史的な深みと文化的な富をもたらしています。これにより、観る者は新旧の技術が融合した独特なアート作品を通じて、古典と現代の間の対話を体験することができます。
この作品は、アントロポセンという人間活動が地球環境に顕著な影響を与えている現代において、絶滅した種を復活させる試みにインスピレーションを得ています。ハーバード大学をはじめとする研究機関で進行しているディエクスティンクションプロジェクト、つまり絶滅種の復活研究をテーマに取り上げ、新しい自然の風景を創造しています。
円形の作品は、時間の連続性と自然の永続的なサイクルを表現しており、「不生不滅」の哲学を象徴的に描いています。
プリザーブドフラワーを用いることで、絶滅した生命が再び色鮮やかに息吹を取り戻す様子を表し、永続性と新たな命の創造への希望を伝えます。また、七宝や京薩摩などの日本の伝統工芸技法が加わることで、作品は時間を超えた文化的対話を織りなし、絶滅と復活というテーマを深く反映した、豊かなテクスチャと多層的な意味合いを持つアートとなっています。
<母の日プレゼント好適品>
鎌谷徹太郎氏と今野亮平氏の2人の感性が融合された、本イベントのために特別にご用意したプリザーブドのボックスフラワーです。母の日に向けて、美しさと強さを兼ね備えた女性をイメージとした作品となっております。
※価格はすべて税込です。
※商品内容、限定数量が変更になる場合がございます。
※写真はイメージです。
【開催概要】
「鎌谷徹太郎×今野亮平 花と形の融合美」
□会期:2024年4月24日(水)~30日(火)
□会場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5
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