表の顔は「掃除のおばちゃん」、本当の顔は地面師詐欺の女手配師。山口恵以子、7年越し渾身の書下ろし小説『手配する女』3月25日(水)発売!
「詐欺師の魅力を描いた圧巻の犯罪ミステリーだ」――地面師の実態を暴いたベストセラー『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』著者・森功さんが激賞!
「食堂のおばちゃん」から松本清張賞作家に変身を遂げた山口恵以子さんが、人間観察力を武器に昭和から令和の裏社会を生きた女を描く『手配する女』を3月25日(水)、新潮社より刊行します。

総額55億円超という史上最大規模の被害額を記録した積水ハウス地面師詐欺事件。Neteflixドラマ『地面師たち』のモデルにもなったこの事件で、土地の持ち主になりすます人物を用意した女手配師・秋葉紘子の表向きの顔は清掃員だった――この事実に、山口恵以子さんは大きく心を揺さぶられました。
かつて丸の内新聞事業協同組合の「食堂のおばちゃん」として始発電車で出勤していた頃、同じ車両に清掃員と思しき中高年女性が乗っていたのを思い出したからです。早朝から働き、社会を下から支える人間にしか見えない景色がある。自分と同じように秋葉紘子も「掃除のおばちゃん」としてそれを見ていたに違いない。これは私にしか書けない小説になる――こうして本書のヒロイン・三矢唯が誕生しました。
寿退社を夢見る普通のOLだった唯は、なぜ「手配師」になったのか。その数奇な運命と、人間観察力を武器に昭和・平成・令和と半世紀にわたり裏社会で腕を振るった彼女の人生、そして70代で迎えた最後にして最大の仕事を圧倒的リアリティで描き出します。自分の才覚だけで女一匹歩いていく新しいダークヒロインの半生に、ラストは痛快な感動を覚えるはずです。
《著者のことば》
食堂のおばちゃんだった私は、多くの掃除のおばちゃんと一緒に始発電車で通勤した。あの中にヒロインがいたかもしれない。これは私にしか書けない、私が書くべき物語だと思う。
《地面師を知り尽くす男・森功さんが激賞!》
なぜ人は騙されるのか。本書は詐欺師の魅力を描いた圧巻の犯罪ミステリーだ。
――ベストセラールポ『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』著者・森功さん
《イベント開催!》
山口恵以子さん×森功さんのトーク&サインイベント開催決定!
「地面師をめぐる虚構(フィクション)と真実(ノンフィクション)」
【日時】3月31日(火) 8:40開場 / 19:00開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース(定員45名)
【参加費】チケット制 1,500円(税込)
【チケット】Peatix https://peatix.com/event/4897546/view
【イベント詳細】https://store.kinokuniya.co.jp/event/1771824469/
■書籍内容紹介
東京・大手町で働くビル清掃員・三矢唯の本当の顔は地面師詐欺の“なりすまし役”を調達する「手配師」。一度は騙されて全てを失いながら奇縁あって騙す側に転じた彼女は、窮地に陥った人々に大金をもたらす手配の仕事を「人助け」と考え、半生を投じてきた。そして70代で迎えた人生最後の案件(ヤマ)。百億円規模の大一番に要求されたなりすまし役は「身体に複数の欠損を持つ老女」──裏社会を誇り高く生きる女の姿を描く痛快ノワール!
■著者紹介:山口恵以子(ヤマグチ・エイコ)
1958年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。会社勤めのかたわらドラマ脚本のプロット作成を手掛ける。2007年『邪剣始末』で作家デビュー。13年『月下上海』で松本清張賞を受賞。当時、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤めながら執筆したことから「食堂のおばちゃんが受賞」と話題に。主な著書に「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」「ゆうれい居酒屋」の各シリーズ、『恋形見』『あしたの朝子(文庫化時『工場のおばちゃん あしたの朝子』に改題)』『毒母ですが、なにか』『いつでも母と』『ライト・スタッフ』『見てはいけない』、畠山健二との共著に『超実践! 60歳から小説家になる』がある。

■書籍データ
【タイトル】手配する女
【著者名】山口恵以子
【発売日】2026年3月25日
【造本】四六判ソフトカバー 256頁
【定価】2,200円(税込)
【ISBN】978-4-10-351252-3
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