資生堂 国際女性デーとジェンダー平等の取り組み
資生堂は、国際女性デー(3月8日)にあわせて、3月にDiversity Week for Genderと題して社内外でジェンダー平等推進のイベントを実施します。
資生堂は、異なる価値観を尊重し共感しながら新しい価値を生み出していく思いを「LOVE THE DIFFERENCES」(違いを愛そう)と表現し、当社のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)活動のスローガンとしています。世界各地で事業を展開する当社は、多様なお客さまを理解するために社内の多様性を役立てています。深い顧客理解に基づいたインクルーシブな製品・サービスや広告マーケティングは、当社の持続的な成長に貢献するとの考えです。その中でも、ジェンダー平等はDE&Iのファーストステップです。意志決定するリーダー層で女性が当たり前のように活躍すること、男性が当たり前のように育児休業をとれること。ジェンダー平等は、私たちが前に進む原動力です。これからも、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指します。
《Diversity Week for Gender 2025に開催する社外(市民・他企業)向けイベント》
1.資生堂DE&Iラボ シンポジウム
「女性活躍という言葉がなくなる未来へ ~資生堂の実践から見えてきたジェンダー平等のヒント~」
ジェンダー平等に長く取り組んできた資生堂には、働き方改革や女性リーダー育成といった幅広いケーススタディがあります。2023年に発足した資生堂DE&Iラボは、東京大学の山口慎太郎教授のチームとともに、多様な人材の活躍と企業成長のつながりを実証し、学びを社内外に公表しています。最新の研究知見や資生堂の実践例や知見から見えてきた、職場におけるジェンダー平等の鍵をディスカッションします。
■資生堂でのケーススタディ
・会社も社員も納得できる、時短勤務社員のパフォーマンスマネジメント
・リーダー層の健全なジェンダーバランスは従業員の意識を変える
■東京大学 山口教授からの知見提供
・育児を機に生じる所得格差「Child Penalty」を防ぐ、人材評価の仕組み
【日時】 3月19日(水)14:00~15:30 【会場】 Zoomウェビナー
※アーカイブ配信予定あり(要事前申込)
※同時通訳が入りますので日本語・英語どちらでもご視聴いただけます
【登壇者】 山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科 教授)、林孝裕(dentsu DEI innovations 代表)、山本真希(資生堂 DE&I戦略推進部 部長)
【申込・詳細】 https://corp.shiseido.com/deilab/jp/news/20250227.html?rt_pr=trs24

2.資生堂、Mums@Work Asia共催イベント
「Women's Empowerment キャリアブレイクを転機に変える。私らしい人生の見つけ方」
キャリアブレイクという言葉をご存じですか。家族の転勤や育児・介護などの理由で一時的に仕事を離れていることをキャリアブレイクと呼び、ポジティブな人生の転機に捉え直す動きが広がっています。非営利団体Mums@Work Asiaは、シンガポールを拠点に社会に埋もれたキャリアブレイク中の女性を支援しています。このたびMums@Work Asiaが東京で女性をエンパワーメントするイベントを資生堂と共に開催します。一時的に離職している外部の女性たちが資生堂に集い、資生堂社員とのパネルディスカッションや交流会を通じて、自分らしいキャリアを共に探ります。
【日時】 3月27日(木)10:15~15:15 【会場】 資生堂汐留オフィス
【内容】 資生堂によるメイク・スキンケア講座、キャリアに関するパネルディスカッション、キャリアブレイク中の女性と資生堂社員との交流会
【登壇者】 資生堂 エグゼクティブオフィサー チーフブランドオフィサーグローバルプレミアムブランド兼 チーフDE&Iオフィサー補佐 冨田千晶、DE&I戦略推進部長 山本真希、公益財団法人資生堂子ども財団 事務局長 塩見朋子
【申込・詳細】 https://www.mumsatworkasia.com/shiseido-event-2025
《資生堂のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)》
資生堂は企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」の実現に向けて、社員がジェンダーや年齢、国籍、性的指向、性自認、障がいなどに関係なく、個々人の違いを認め尊重し合い、それらのシナジーによりイノベーションを生み続ける組織カルチャーをつくるため、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を重要な経営戦略の柱と位置づけています。これまでの取り組みを通じて蓄積した経験や知見をいかし、成し遂げるべき戦略アクションを「ジェンダー平等」と「美の力によるエンパワーメント」とに設定し、2030年までにそれぞれ100万人の人々を支援していきます。社員だけでなく生活者をはじめとするステークホルダーと共に、私たちの企業活動において、誰もが自分らしくいられる、インクルーシブな(包摂性豊かな)社会づくりの基盤として、「すべてのステークホルダーの人権の尊重」にも注力していきます。
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