小学館の学習雑誌『小学8年生』付録企画「三越〝華ひらく〟小8バージョン包装紙」が第66回『日本雑誌広告賞』 グランプリ受賞
1,436点の広告作品の中から、タイアップ広告部門 金賞ならびに、経済産業大臣賞(グランプリ)を受賞しました
株式会社三越伊勢丹は、小学館の学習雑誌『小学8年生』付録企画に参画のうえ制作した「三越〝華ひらく〟小8バージョン包装紙」について、一般社団法人 日本雑誌広告協会主催の第66回『日本雑誌広告賞』タイアップ広告部門 金賞ならびに、経済産業大臣賞(グランプリ)を受賞しました。
教育プログラムから、学習雑誌へ昇華
昨年、三越伊勢丹グループは三越創業350周年を機に、地域社会と連携し日本文化の振興のため「みんなでつくる華ひらく 共創包装紙教育プログラム」を全国6拠点で開催しました。子どもたちは日本独自の文化である「包む」に込められた“相手を慮る様式美”や、自然の造形美をモチーフとした「デザイン」の力について学び、あたらしい「華ひらく」包装紙をデザインしました。
この教育プログラムを小学館『小学8年生』のみなさまと様々に試行錯誤の上、学習雑誌とその付録というカタチに昇華させ、参加いただいた生徒の皆さんのみならず、多くの読者の皆さまとの共創に繋がる取り組みになりました。
『小学8年生』では最もきれいに包めるサイズの専用箱と裏側にガイド線の入った包装紙を付録とし、百貨店での贈り物の包み方にはじめてでもチャレンジしやすく工夫しました。
通常、店頭では経験から身に着けた感覚で包むため、改めてガイド線を入れる作業には特に苦労をしましたが、楽しみながら学んでいただけるものに仕上がり、粘り強く共に制作を進めてくださった『小学8年生』の皆さまには大変感謝しております。
「包む」という文化を、つなぐ
贈り物を包装紙で包んで、大切な方へ贈るという行為は、言葉にせずとも自分の気持ちを伝える行為です。慶事の際には「さらに幸せが上から入ってくるように」弔事の際には「悲しみが下から流れるように」という意味を込めて折り返しの位置を変えます。
もちろん不要な際には簡易包装やマイバッグを使いながらも、大事な意味を持った贈り物を心を込めてしたいとき、またそういった贈り物をもらった際に相手の気持ちに寄り添い気づくことができる、そういった「包む」文化を未来に引き継いでいきたいと思います。
三越の包装紙『華ひらく』について
普段何気なく目にする赤と白の包み紙。実は「華ひらく」という名前で7 0 年以上お客さまの「想い」を包み続けています。デザインは猪熊弦一郎氏。戦後間もない頃、氏が千葉の犬吠埼を散策中に海岸で波に洗われる石を見て、「波にも負けずに頑固で強く」「自然の作る造形の美しさ」をテーマに制作されました。
1904年、三越は株式会社設立の際に、お取組先への案内状で 日本初の百貨店の始まりを宣言しました。そして、翌1905年1月 2日には、全国の主要新聞紙上で「デパートメントストア宣言」を 発表し、全てのステークホルダーに対して、百貨店誕生とともに、 文化振興を宣言しました。昨年、三越は創業350周年を迎え、本年は日本初の百貨店として120周年を迎えました。これからも創業からの精神 を引き継ぎ「伝統を越える革新性」をテーマに、文化・伝統の振興・ 継承に貢献するさまざまな取り組みを行ってまいります。
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