『スポGOMI甲子園2024・長崎県大会』を開催 激闘を制したのはBeautifulersチーム 当日は参加者全42人で、126.4Kgのごみを集めました!
2024年9月14日(土) 平戸市千里ヶ浜海水浴場
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程:2024年9月14日(土)10時00分~12時00分
・開催場所:平戸市千里ヶ浜海水浴場
・参加人数:1チーム3名×14チーム=42人
・協力団体:平戸市
優勝は佐世保工業高校のBeautifulers!拾ったごみの総量は圧巻の31.63kg!
3年連続平戸市での開催となった長崎県大会は、長崎県内各地の高校から全14チーム42人のエントリーでした。佐世保工業高校「NTStriplets」の力強い選手宣誓を皮切りにアツい戦いが繰り広げられました。当日の千里ヶ浜海水浴場は午前中から30℃近い気温で、競技エリアの半分以上が砂浜ということもあり、勝つためには体力も必要な厳しい戦いでした。一見ごみが少なそうに見える会場も、岩の隙間や側溝など、目を凝らせば吸い殻やペットボトル、漁具などがたくさんありました。炎天下ということもあり、競技時間は予定より15分短縮した45分間で行われましたが、競技終了後、計量ブースには驚くほどのごみが集められました。なかでも2位のチームに重量10㎏以上も差をつけて優勝したのは、佐世保工業高校のチーム「Beautifulers」でした!
長崎県大会で集められたごみの総量は126.43kg
会場となった千里ヶ浜海水浴場は、県でもトップクラスの透明度を誇る人気の海水浴場。夏の時期はボランティアの方の力で綺麗に保たれていますが、それでも漂流ごみや利用客の不法投棄ごみが散見されます。大会に参加した学生は「千里ヶ浜海水浴場をはじめ、平戸市内の各地が綺麗に保たれるよう、大会をきっかけに多くの人の環境意識が良い方向に変わると嬉しい」と話します。この日も45分間だけで総重量100㎏を超える多くのごみが集められました。ボランティアごみ拾いが盛んに行わえれる夏の時期に比べ、冬の時期はさらに多くのごみが海水浴場には見られます。大会終了後も、多くの方がごみを拾う・ごみを捨てない意識を持ち、綺麗な海が未来に引き継がれていくことを参加者全員が強く思う大会となりました。
優勝チームコメント
昨年も大会に参加して、普段の過ごし方やごみの意識が変わった。大会参加をきっかけに他のごみ拾いイベントにも参加して、周りの人にもごみ拾いなどを勧めている。12月に東京で行われる全国大会は、長崎県代表として優勝を目指して頑張ります。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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