六甲高山植物園『牧野の足あと ~博士と関西の仲間たち~』 ~8月18日(日)まで好評開催中 牧野博士と関西の仲間たちがカラー画像でよみがえる!
牧野博士は六甲高山植物園に1933年(昭和8年)の開園当時から何度も来園し、講話などをしていました。2023年3月から90周年特別企画として開催した『牧野の足あと ~神戸で見つける博士と植物~』が好評だったため、2024年は更に内容を充実させて本展を開催しています。日本植物学の父と呼ばれる牧野博士の功績を紹介しているほか、88年前に牧野博士が作成したアリマウマノスズクサの標本や初公開となる牧野博士が神戸の資産家池長孟氏に借金を返済してもらった時の喜びを書いたメモや関西の仲間たちとの写真をカラー化した画像等を展示しています。NHK2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなり、一躍脚光を浴びた牧野博士の知られざる一面を知っていただき、さらに興味が深まる企画展です。
植物学者 牧野富太郎(1862-1957)
高知県高岡郡佐川町で誕生。新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて学名をつけました。94年の生涯において収集した標本は約40万枚といわれ、新種や新品種など約1500種類の植物を命名するなど、日本植物分類学の礎を築きました。研究に打ち込むあまり膨らんだ借金の返済を、神戸在住の資産家・池長孟が支援し、池長植物研究所を作ったことから、神戸には25年間通いました。関西とゆかりが深く、多くの教育者、趣味家、研究者たちと深い交流がありました。六甲山にも何度も植物採集に訪れています。
■六甲高山植物園 「牧野の足あと ~博士と関西の仲間たち~」 概要
協力:一般財団法人 神戸観光局・兵庫県立人と自然の博物館・高知県・日下義彦氏・森和男氏
【開催日】
開催中~8月18日(日)
【時 間】
10:00~17:00(16:30入園受付終了)
本展では博士のドラマチックな生涯や数々の功績を紹介するほか、関西に残された直筆の書や手紙、写真、標本などの貴重な資料を展示しています。また、博士の人生を知るすごろく風のスタンプラリー「博士とてくてくスタンプラリー」も開催中。園内の8種の植物を巡りスタンプを集めるとオリジナルポストカードが完成。気軽に参加でき牧野博士や植物に興味を持つきっかけになるイベントです。
■牧野富太郎特別講演会
5月12日(日)13:30~14:30【講師】森和男(当園特別アドバイザー)【参加費】無料(入園料別途要)【定員】30名
■やってみよう!キッチンリトグラフ
5月25日(土)〔午前〕10:30~12:00〔午後〕14:00~15:30【講師】衣川泰典【参加費】1,800円【定員】各15名
■いがりまさしスマホ写真教室
6月1日(土)〔午前〕10:30~12:00〔午後〕14:00~15:30【講師】いがりまさし【参加費】2,000円【定員】各15名
■植物標本づくりにちょうせん!
8月3日(土)10:30~15:30〈休憩〉12:30~13:30【講師】鈴木武(兵庫県立人と自然の博物館研究員)
【参加費】1,000円【定員】15名
◆営業概要
【開園期間】
開園中~11月24日(日)
【開園時間】
10:00~17:00(16:30受付終了)
【入園料】
大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円
【駐車場】
1,000円(4月27日(土)~5月6日(月・祝)、8月10日(土)~15日(木):2,000円)
六甲高山植物園
https://www.rokkosan.com/hana/
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/32ac7f328dc7b2bfc4b296f1fbee9c533ca54de2.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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