来たときよりも美しく!釣り場に感謝を込めてごみ拾い 子吉川はぜ釣り大会で釣り人たちとの清掃活動を実施
2024年9月29日(日) 由利本荘市 ボートプラザアクアパル
三密が回避できるアウトドアレジャーとして釣りブームの到来と共に、釣り人によって釣り場の環境が悪化してきているという現状があります。子供から大人まで参加するはぜ釣り大会との連携で、海洋ごみや釣り場のごみ問題の周知啓発とともに、ふるさとの海や川、街をきれいにし海洋ごみの流出を防ぐ目的で行われるものです。
秋の海ごみゼロウィーク期間に行われる子吉川はぜ釣り大会と、あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会の連携は今年で3回目となります。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・イベント名:第71回子吉川はぜ釣り大会
・企画名:来たときよりも美しく!釣り場に感謝を込めてごみ拾い!子吉川はぜ釣り大会で釣り人たちと清掃活動
・日程:2024年9月29日(日)
・開催場所:由利本荘市 ボートプラザアクアパル
・参加・来場者数:約180人
・協力団体:子吉川はぜ釣り大会事務局、子吉川水系漁業協同組合、由利本荘市、ABS秋田放送 他
71回目となる歴史ある釣り大会で「釣り人」へ 直接的な啓発活動を実施
71回目の開催となる歴史ある子吉川はぜ釣り大会は、清流子吉川を舞台に、市民が釣りを通して日頃の腕前を競い合う秋田を代表する釣り大会です。漁業の伝統や食文化、子吉川の美化、愛護などを伝承しながら楽しく一日を過ごすことを目的として始まり、例年、腕自慢の釣り人から家族連れまでおよそ100人以上が参加します。子吉川が日本海に流れ込む河口では、はぜ釣りとはいえ、鯉やシーバスなどの大物を釣り上げる人もいて大いに賑わいます。この多様な生態系を大切にするべく「あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会」は、川や海に接する機会の多い「釣り人」へ海洋ごみや釣り場のごみ問題の啓発活動を行ったほか、CHANGE FOR THE BLUEごみ袋を配り、周辺のごみを拾った方に「釣りキチ三平オリジナルステッカー」を配りました。また、「釣りキチ三平ごみ拾い隊」を結成し、釣り人たちと一緒にごみ拾い活動も実施しました。釣り場のごみ削減に対しての意識向上を図ります。
釣りキチ三平オリジナルステッカーで釣り場のルールやマナーを再確認!
釣り人の増加もあり、釣り場のルールやマナーを再確認しようと、参加者や関係者にごみ袋を配布しました。また、ごみ拾いに参加した方、ごみを持ち帰ってきた釣り人には、釣りキチ三平オリジナルステッカーを配布し、釣り場のごみ削減に対しての意識向上を図りました。釣り人に人気となっている「三平オリジナルステッカー」は全9種類。すべてのステッカーを集めようと積極的にごみ拾いに取り組む人もいました。
参加者の声
■ 先週の大雨で流されてきたごみが多かった。木などに引っ掛かっているごみを拾うのが大変でした。
■ また新しいステッカーできたんですね!ごみ拾いしっかりしてまた3つ集めますよ
■ ペットボトルをたくさん拾いました。釣りには水筒を持っていければいいんですけどね。
■ 釣り場のごみ問題最近深刻ですよ。ごみで釣り禁止になった場所もあるからみんなで気を付けたい。
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
本日財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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