新潟県と山梨県の有志が長野県・川中島で『スポGOMI』対決 新潟県チームに軍配があがる!
合計で約136kgのごみを集める激戦
各チーム11チームずつのチーム対抗戦で、1時間の競技の結果、新潟県チームが105.53kgのごみを集め、見事優勝を飾りました。山梨県チームは31.05kgを拾い、両チーム合計で136.58kgのごみを回収しました。これは日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。
新潟県チームが勝利!拾ったごみの量は105.53kg
戦国時代にこの地で激突した甲斐の武田信玄公、越後の上杉謙信公の「川中島の戦い」を偲び、ごみ拾いで交流を深め、平和的なイベントとして企画した「スポGOMI㏌川中島決戦」。新潟県は去年のスポGOMIワールドカップ日本STAGEチャンピオンの(一社)スマイルストーリーの号令のもとに集った精鋭たち。一方、山梨県は去年のワールドカップ山梨STAGEの覇者・山梨青年工業会のメンバーで編成されたチームで、まさに両県が誇る「ごみ拾い軍団」が集結した大会となりました。参加者は公園周辺の路上や住宅地などに「出陣」し、空き缶やペットボトル、たばこの吸殻を拾い集めたほか、側溝などに流れ着いたごみも回収していきました。激闘の結果、新潟県チームが、ごみ総量105.53kg/10818.0ポイントを獲得し、山梨県チームのごみ総量31.05kg/3548.0ポイントを大幅に上回る大勝利を飾りました。参加者は「ごみを捨ててはいけないという気持ちを子どもたちに感じてもらうことができた」。「今回の活動が海の生き物を守ることにつながってくれたらうれしい」。「ごみを拾って海を守るいいライバル関係を築けてよかった」などと話していました。
各県の功労チームには特別賞を贈呈
対抗戦形式で行われた「スポGOMI㏌川中島決戦」。今回はローカルルールとして、各県で一番ポイントを獲得し「手柄」を上げたチームに特別賞が贈られました。新潟県はスマイルストリーと新潟県住みます芸人の関田将人さんで構成した「上杉謙信公チーム」がごみ総量33.89kg/3163.5ポイント。一方、山梨県は「Team New Face(チームニューフェイス)」(当日、病欠のため2人で出場)で、ごみ総量8.62kg/957.0ポイントでした。
新潟県上杉謙信公チーム関田さんは「ごみがこんなに落ちているとは思っていなかった。私もとても貴重な経験ができてとてもよかった」と話し、山梨県Team New Faceの早川さんは「1人欠席だったのでその分、頑張りました。また楽しくごみ拾いできました」角田さん「今回の戦いを踏まえて、ごみ拾いについて、さらに熱意を持ち、ごみゼロを目指したい。」とそれぞれのスポGOMIへの思いを語ってくれました。
スポGOMIを通した交流 そして競技後は清掃活動のアドバイスも
開会式では新潟県チームのリーダーを務める新潟県住みます芸人の関田将人さんから山梨県チームリーダーで山梨県住みます芸人のいしいそうたろうさんに「塩」が贈られ、笑いと拍手に包まれていたほか、閉会式でも、互いに両県の名産品を交換するなどして親睦を深めていました。また、来年開かれるスポGOMIワールドカップ日本STAGEで連覇を狙うスマイルストーリーの綱本代表と、山梨青年工業会の板垣彰チームリーダーがごみ拾いのポイントについて、アドバイスや情報交換するなど、「スポGOMI」を通した温かい交流も見受けられました。
新潟県チーム「スマイルストーリー 綱本麻利子代表」コメント
「このような機会を作っていただき、感謝しています。これまでのごみ拾いの中で一番楽しかったです。これからもより一層、清掃活動を通じて海洋ごみ削減につなげたいです。また、山梨青年工業会の皆さんと全国でお会いできるのを楽しみにしています」。
山梨県チーム「山梨青年工業会 板垣彰副会長」コメント
「絶対に勝利、そして長野のごみを全部拾う意気込みで臨んだだけに、とても悔しいです。しかし敗れはしましたが清掃活動を通じて心も体も気持ち良くなりました。来月はスポGOMIワールドカップ山梨STAGEがありますが、連覇を目指すとともに、今後も環境意識を高く持って活動を続けたいです」。
イベント概要
・開催概要:スポGOMI㏌川中島決戦
・日時:2024年10月19日(土)
・開催場所:川中島古戦場史跡公園・参加人数:約60人(新潟県と山梨県、各3人一組で11チーム構成)
・協力団体:(一社)スマイルストーリー、山梨青年工業会
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトinやまなし
URL:https://www.ybs.jp/umigomi0/
活動内容:山梨県内の行政、民間団体などが連携しマイクロプラスチックごみの削減、紙のリサイクル、 河川や街の清掃活動などを推進して循環型社会を目指します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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