愛した君は何処へ──。伊集院 静氏の“友への想い”が凝縮した感動の長篇小説『東京クルージング』 2月3日(金)発売!

「大人の流儀」シリーズが累計145万部突破!紫綬褒章受賞でも話題の著者最新作

株式会社KADOKAWA

株式会社KADOKAWAより、伊集院 静著『東京クルージング』を2月3日(金)に発売いたします。本作は、著者自身の体験をきっかけに10年以上もの年月をかけて温めてこられた、人と人との出逢いという“奇跡”をテーマに書かれました。

 

伊集院 静著『東京クルージング』カバーデザイン(装丁:鈴木成一デザイン室)伊集院 静著『東京クルージング』カバーデザイン(装丁:鈴木成一デザイン室)

 
「大切な人の別れを、人はどうやって乗り越えて行くのか。そして、心の気高さとは何なのか。儚くなった人も、今を生きる人も、等しく愛おしくなる、そんな一冊である。」
(「本の旅人」2月号 吉田伸子氏書評より抜粋)


『乳房』『受け月』などの初期作品では人の悲しみを小説に昇華し、また近年は『いねむり先生』など人生で出逢ったさまざまな人の物語を紡いできた伊集院 静氏。2年ぶりとなる待望の本作は、野球の松井秀喜選手を追うドキュメンタリー番組の制作に関わった一人の友への想いを込めた、感動の恋愛小説です。


■『東京クルージング』について
愛した君は何処へ――。奇跡は、出逢いと別れの中にある。伊集院 静の“友への想い”が凝縮した長篇小説。
【内容】
あのニューヨークの秋を私は忘れない。ドキュメンタリー番組で出会った三阪剛という青年に、作家の私は強く惹きつけられた。彼の依頼してきた仕事は、松井秀喜のアメリカでの活躍を私の視点で追う番組だった。二人で作り上げた番組は成功し、全ては順調だった。だが、三阪君に病魔が迫っており、さらに彼には、忘れられない女性がいるというのだ。彼が一生を誓い合った女性は、突然、彼の許を去った。何も言わず、何も残さずに……。彼の死後、手紙を受け取った私は、三阪君の過去を辿り、彼女の行方を探しはじめる──。
※初出:本作は、学芸通信社の配信で、秋田魁新報、北國新聞、信濃毎日新聞、中国新聞、神戸新聞、高知新聞、熊本日日新聞の各紙にて2015年2月~2016年10月に順次掲載したものです。

本書は、著者が忘れることのできない友へ贈る感動の物語であり、タイトルには、登場人物たちの出会いと別れの場、そして新たな旅立ちの意味が込められています。──担当編集より

 
【書誌情報】地域により発売日が前後する場合があります。
作品名:『東京クルージング』
著者名:伊集院 静
発売日:2017年2月3日(金)
定価:本体1,600円+税 / 装丁:鈴木成一デザイン室 / 体裁:四六判上製 / 頁数:448頁
発行:株式会社KADOKAWA
☆詳細:http://www.kadokawa.co.jp/product/321503000146/
☆電子書籍も同日発売!ストアにより配信日が異なる場合がございます。

 

伊集院 静氏(撮影:ホンゴユウジ)伊集院 静氏(撮影:ホンゴユウジ)


■著者紹介 伊集院 静(いじゅういん・しずか)
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。CMディレクターなどを経て、81年短編小説「皐月」でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。2016年紫綬褒章を受章。著書に『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』、『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない』、『不運と思うな。 大人の流儀6』など多数。

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
雑誌・本・出版物
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社KADOKAWA

3,169フォロワー

RSS
URL
https://group.kadokawa.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号
-
代表者名
夏野剛
上場
東証プライム
資本金
406億円
設立
2014年10月