ユースカルチャーのターミナルへ。『KIDS』から30年——ラリー・クラークの現在地がISETAN THE SPACEに着地する。

世界初 — 本人ペイント入りスナップと’90s写真を展示販売

株式会社　三越伊勢丹ホールディングス

2025年12月5日 10時00分

伊勢丹新宿店本館2階 ISETAN THE SPACE にて、ラリー・クラークによる写真展「Skaters」を開催いたします。

本展は2011年以来となる日本での大規模個展であり、1995年の映画『KIDS』発表から30周年の節目に合わせ、1992〜1995年にニューヨークで撮影・現像・額装されたスケーター写真を中心に構成します。ニューヨークやシラキュースで展示・販売された写真に加え、世界で初めて公開・販売するラリー本人がペイントを施した一点物のスナップ作品※をラインナップいたします。

ラリー・クラークは、ワシントン・スクエア・パークやブルックリン・バンクスでスケーター文化に出会い、50歳でスケートボードを始めたことでコミュニティに受け入れられ、彼らと日々を共にしながら“若く自由に滑る姿”をスナップに収めていきました。ニューヨークのスケートシーンに数年身を置いた経験は、長編映画『KIDS』制作の決意へとつながり、街で出会った多くの若いスケーターをキャストに起用する起点ともなりました。

『KIDS』をはじめ『BULLY』『WASSUP ROCKERS』『KEN PARK』などで一貫して若者の葛藤や欲望、無垢をリアルに描写してきた、その写真表現の核を、厳選した写真群を通じて提示します。

ISETAN THE SPACEという、カルチャーに開かれた環境で開催することで、90年代を経験した40〜50代の記憶に触れると同時に、現代の若年層が当時の源流を直に体感できる機会をつくります。

会場では本展タイトルの直筆プリント入りTシャツの限定販売、ZINEの先行販売も行い、写真作品と関連アイテムを通じてラリー・クラークの世界観を立体的にお楽しみいただけます。

Short Sleeve T-Shirt 9,680円（税込）

Size：S~XXL

Color：White,Black

Long Sleeve T-shirt 10,780円（税込）

Size：M～XXL

Color：White,Black

ZINE 4,400円（税込）

Year：2025

Size：A4（W210mm×H297mm）

TOTAL Pages：48 pages

【開催概要】

タイトル：Skaters

一般会期：2025年12月11日(木)～2026年1月7日(水)

会場：伊勢丹新宿店本館2階 ISETAN THE SPACE

※抽選販売について

スナップ作品は抽選販売となります。応募期間や注意事項の詳細は、以下のURLをご確認ください。

https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/women/the_space/shopnews_list/shopnews021.html

Larry Clark(ラリー・クラーク)

ラリー・クラーク(1943年1月19日生まれ)は、アメリカの映画監督、写真家、作家、映画プロデューサー。物議を醸したティーン映画『KIDS』（1995年）と写真集『TULSA』（1971年）で最もよく知られており、彼の作品は主に、社会が存在しないふりをしたがる行動に没頭する若者やサブカルチャーに焦点を当てている。