朝井リョウ『生殖記』累計発行部数10万部突破!
前代未聞の○○目線。語り手の正体は、誰だ?
作家・朝井リョウの最新長篇小説『生殖記』(小学館刊)が、このたび累計発行部数10万部を突破しました。
著者にとって『正欲』以来3年半ぶりの新作となった本書は発売前から大注目。昨年10月2日の刊行以降、「語り手の正体が衝撃的!」、「何も知らない状態でよめてよかった」、「えらいものを読んでしまった…」など、SNS上で次々に口コミが寄せられ、話題沸騰。各書店の売り上げランキング1位を席巻し、増刷を重ねるベストセラー作品となりました。
12月11日には、NHK「おはよう日本」にて「あらすじ・ジャンル非公表」にも関わらず異例の反響を呼ぶヒット作として紹介。さらに1月10日、紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2025」第1位にも選出されています。
とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、
おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
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『生殖記』特設サイトURL
https://www.shogakukan.co.jp/pr/asai_seishokuki
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特設サイトでは冒頭試し読み、声優・津田健次郎さんナレーションの発売記念TVCM、推薦コメント、書店員のみなさまから寄せられた熱いご感想の数々も公開中です。
【TVCM】
カバーはタイトル部分にホログラム箔をあしらい、光の加減で表情の変わる特別仕様。
■『生殖記』推薦コメント
・金原ひとみ(作家)
この先人間について考える時、私はこの小説から授かった根源的な視点を取り入れずにはいられないだろう。恐ろしいほどの呪いと解放を得る読書体験。
・綿矢りさ(作家)
必要とされるだけ幸せだよ…この言葉に接するたびに感じていた違和感の正体を、「生殖記」が暴いてくれた。
・國分功一郎(哲学者・東京大学教授)
ギョッとする設定で展開される、エンサイクロペディア的な〈暇と退屈の文学〉。一息に読んでしまいました。
・魚豊(マンガ家)
なんだこれ!語られなかった対象、語らなかった主体それらが紙面で出会う時、全く新しい読書体験が始まる——徒然なる賢者によるエクストリーム日常系!混迷の令和に満を持して登場!
■著者紹介:朝井 リョウ(アサイ リョウ)
1989年、岐阜県生まれ。小説家。
2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年、『何者』で第148回直木賞、2014年、『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞、2021年、『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『少女は卒業しない』、『世にも奇妙な君物語』、『死にがいを求めて生きているの』、『スター』など。
■書誌情報
生殖記
著者:朝井 リョウ
定価:1,870円(税込)
発売日:2024年10月2日
判型:四六判上製
頁数:288ページ
ISBN:978-4-09-386730-6
発行:小学館
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