『スポGOMI ワールドカップ 2025 山梨STAGE』土木や産廃などの収集・処理業者で構成された「パワピポ」が優勝! 拾ったごみの量は16.80kg
~日本代表を決定する全日本大会へ~
日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・統括・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2025」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 山梨STAGE」が2024年11月10日(日)、笛吹市石和町において開催されました。計25チーム、約70人が参加し、山梨県代表に輝いたのは「パワピポ」。本チームは、2025年9月(予定)に東京都内で開催する、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出。その後2025年秋に日本で開催予定で、日本を含め世界30カ国(予定)の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
公式サイト:https://nf-spogomiwc.com/
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
スポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2025」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
イベント概要
・日程 2024年11月10日(日)
・開催場所 笛吹市役所向かい笛吹川河川敷(山梨県笛吹市石和町市部777)
・参加人数 1チーム3名×21チーム、1チーム2名×4チーム=71人
・企画・支援・統括:日本財団
・大会運営・主催:(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ/(一社)海と日本プロジェクトinやまなし
・協賛:笛吹市
優勝は「パワピポ」!拾ったごみの総量は16.8kg!
全25チームが参加した山梨STAGE。時折、冷たい風が吹く中、小学生から70代までの参加者が、河川敷を中心に石和町中心街や果樹畑などでごみを拾い集めました。大会の結果、「パワー・トゥ・ザ・ピープル」が合言葉の「パワピポ」が、ごみ総量16.8kg/2431.9ポイントを獲得し、去年のチャンピオンで準優勝チームの「STAY FREE‼ from 山梨青年工業会」に640ポイント差をつけて優勝しました。なお総重量では山梨青年工業会がパワピポを上回る17.04㎏のごみを回収したものの、ポイントでは一歩及びませんでした。山梨青年工業会は、病欠のため、2人での参加となり、悔しい結果となりましたが、「これがスポGOMIの醍醐味。次はリベンジします!」と早くも次の大会に照準を合わせていました。
山梨STAGEで集められたごみの総量は101.474kg
大会の1週間前の11月4日(月・祝)に、スポGOMI会場となった笛吹川河川敷ではごみ拾いイベント「川中島合戦戦国絵巻」が繰り広げられ約500人が武田軍、上杉軍に分かれて壮大な戦を再現したました。例年、イベント後には、清掃活動が行われますが、今回はスポGOMIイベントがその大役を担い、トータルで101.474㎏のごみを回収しました。笛吹市の山下市長も開会式に出席、来賓として挨拶し、河川の環境美化に対してお礼の言葉をいただきました。これからもきれいな笛吹川、そして山梨県を守り続けていきたいです。
優勝チーム「パワピポ」コメント
初めて参加しましたが、優勝を目指していたのでとてもうれしいです。私たちの会社では産業廃棄物や、建築資材などのごみを回収していますが、幹線道路や住宅街の裏など、思っていたよりもごみの量が多くて驚きました。今回、大会を通じて、1人1人がごみを捨てないようにすることが大切だと思いました。全国大会では世界を目指して頑張りたいです。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
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