中国の商業演劇として初めて本格的に日本へ上陸 舞台『ミックスサラダ』7月に上演

カンフェティ

舞台『ミックスサラダ』が2025年7月2日 (水) 〜 2025年7月3日 (木)に江戸川区総合文化センター(東京都 江戸川区 中央 4-14-1)にて上演されます。

チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。

舞台『ミックスサラダ』

――中国の若手劇作家が描く「今」を、東京で。

※中国語上演・日本語字幕付きにて実施予定

中国の気鋭演出家・張慧(チャン・ホイ)による舞台『ミックスサラダ』は、夫婦の形、働く意味、そして情報社会における個のあり方を、三つの斬新な形式の短編によって、「現実と虚無が交錯する閉鎖空間」を描く現代劇です。

2021年の初演以降、中国本土で話題作として注目を集め、SNSや劇場動員の面で大きな反響を呼びました。観客のあいだで「心に残る舞台」として、高く評価され、2024年の記念版では全16公演が完売、累計1.7万人を動員。

社会の奥行きと個人の揺らぎを、軽やかで鋭い筆致で描き出す本作は、中国の若手演劇シーンで、個性を放つ作品として語られています。

そして今回、『ミックスサラダ』は中国の商業演劇として初めて本格的に日本へ上陸。

従来の演劇の枠を超え、これまでとは違う角度から、中国の若者たちのリアルを感じていただけます。

境遇も価値観も違う私たち、何が共通し、何にずれを感じるのか、その間に漂う目に見えないものを、ぜひ劇場で肌で感じてください。

<話題性・受賞歴>

・北京初演10公演すべて完売、レビューサイト大麦(Damai)と豆瓣(Douban)で高評価

・中国を代表する演劇祭・烏鎮戲劇節(Wuzhen Theatre Festival)公式招待作、チケットは2分で完売

・2024年記念版:中国5都市・全16公演完売、累計動員数1.7万人

・SNS反響:Weibo関連トピック閲覧数3,000万超、RED閲覧数600万超

・壹戯劇大賞:最優秀男優賞 受賞

演劇表現の可能性を広げる意欲作として、批評家や観客から高い評価を得ています。

作品構成とテーマ

『滸墅関(フーシューグァン)』

長く離れていた元夫婦が、コロナによる封鎖をきっかけに、数日間だけ再び同じ屋根の下に暮らすことになる。

台所の音やささいな雑談の中で、互いに言えなかったこと、そして自分自身のなかで片付けられなかった感情が、少しずつ顔を出す。

ふたりの対話はいつしか、過去の自分自身との対話へとすり替わっていく。

『アーチー』

「働くなんて無理だ」と語る若者アーチーが、記者の前で自らの過去と哲学を語り出す。

電動バイクの窃盗、貉を殺した話、そして「自由」という言葉の意味。

このキャラクターの着想は、かつて中国のSNSで一躍話題となった「窃格瓦拉(チェ・ゲバライザー)」という実在の人物に基づいている。

「打工是不可能打工的(働くなんて無理だ)」という言葉とともに、体制や秩序に馴染めない若者の姿が大衆の共感と揶揄を同時に呼び起こした。

蒋奇明の演技は、広西方言による語りと中国地方劇「彩調劇」の歌唱を自在に行き来し、ユーモアと哀しみを同時に宿す。

彼の声は、個人の物語でありながら、私たちの中にある何かを揺さぶる。

『あるパントマイム劇』

舞台に登場するのは、男と検索装置のような「機械」だけ。セリフは一切ない。

男は機械を操作しながら、観客の前で他者を検索する。「誰が発熱中か」「誰が嘘をついたか」「誰が離婚しているか」。

やがてそのまなざしは観客席にも向けられ、私たち自身もその「対象」となる。

可視化・分類といった感覚が、セリフを介さずに立ち上がる寓話的パフォーマンス。

本作は、中国の若手クリエイターたちが、言葉の壁を超えて挑む海外公演です。

彼らが描く「等身大のリアル」を、東京の劇場へ。

ユーモラスで、どこか切ない。今という時代を生きる私たちに向けた静かなる問いかけ。

出演者プロフィール

馬 卓君(マー・ジュオジュン)

舞台を中心に活躍。

俳優も多く参加する中国の人気コメディ番組『一年一度喜劇大賽』への出演をきっかけに広く知られるようになる。

豊かな表現力で、多くの舞台作品で存在感を示してきた。

主な出演作には、『ウィリアムと私』『ゴドーを待ちながら』『フランケンシュタイン』『銀錠橋』『三姉妹はゴドーを待つ』『夏の夜の夢』『2:22 A Ghost Story』『進化論』などがある。

張 懿曼(チャン・イーマン)

実力派舞台俳優として評価を受け、映画・テレビドラマにも多数出演。

安定感のある演技で注目を集めている。

主な出演作には、『ミックスサラダ』『2:22 A Ghost Story』『ウィリアムと私』『入居者募集』『パートナー』『ゴドーを待ちながら』『ロムルス大帝』などがある。

蒋 奇明(ジャン・チーミン)

舞台、映画、テレビドラマで活躍。

繊細で心を打つ演技で観客を魅了し、舞台・ミュージカルでの活躍を経て、近年は映像作品でも幅広い支持を得ている。

2023年には映画『宇宙探索編集部』で那日蘇(ナリス)役、ドラマ『長い季節』で傅衛軍(フー・ウェイジュン)役を演じ話題となる。

主な出演作には、映画『宇宙探索編集部』、ドラマ『長い季節』『風の中の炎』『辺水往事』『私のアルタイ』ほか、舞台『杏仁豆腐のココロ』『私は、月』、ミュージカル『ラフマニノフ』『面接』などがある。

主演映画『7日間』『飛行士』『ようこそ龍レストランへ』も公開予定。

伍 藍瑩(ウー・ランイン)

舞台を中心に活躍し、多くの話題作で主演を務める。

その確かな演技力は評価されている。

主な出演作には、舞台『暖かい日々の中で』『世界は朝夕の間に』『あなたと私、劇場のふしぎな七歩』『巨匠とマルガリータ』『2:22 A Ghost Story』『三文オペラ』などがある。


※出演順

公演概要

舞台『ミックスサラダ』

公演期間:2025年7月2日 (水) 〜 2025年7月3日 (木)

会場:江戸川区総合文化センター(東京都 江戸川区 中央 4-14-1)

■出演者

馬 卓君(マー・ジュオジュン)
張 懿曼(チャン・イーマン)

蒋 奇明(ジャン・チーミン)

伍 藍瑩(ウー・ランイン)

■スタッフ

脚本・演出

張 慧(チャン・ホイ)

中国の演劇界で注目を集める若手劇作家・演出家。

これまで、中国を代表する演劇祭「烏鎮戲劇節(Wuzhen Theatre Festival)」にて、作品がたびたび招聘されている。

代表作には、本作のほか『2:22 A Ghost Story』『単寧 タンニン』『私は、月』『鳩に学ぶ』『進化論』、ミュージカル『犬と猫の時間』などがある。

2011年、『私に嘘をついて』で第2回全国演劇文化賞(小劇場公演オリジナル作品優秀賞及び演出金賞)を受賞。

■公演スケジュール

2025日7月2日(水)18:30開場・19:30開演

2025日7月3日(木)18:30開場・19:30開演

※上演時間:約一時間半

■チケット料金

VVIP:14,300円

SS:12,500円

S:10,800円

A:8,800円

B:7,800円

C:5,800円

(全席指定・税込)

チケットサイト「カンフェティ」

チケットサイト「カンフェティ」

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会社概要

URL
https://longrun.biz/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区袋町25番地
電話番号
03-6228-1240
代表者名
榑松大剛
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2004年02月