400を超える応募作品から選ばれた、第28回小川未明文学賞大賞作!『ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き -シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン-』発売!!
12歳、ジョアン。おとなの期待にこたえるのがいいことだと思ってた。でも…。
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:影山博之)は、1月28日に、『ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き -シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン-』を発売いたしました。
【小川未明文学賞とは…?】
小川未明文学賞(https://gakken-ep.jp/extra/mimei-bungaku/)は、上越市出身の児童文学者で、「日本児童文学の父」とも呼ばれる小川未明の文学精神を継承し、新しい時代にふさわしい創作児童文学作品を輩出する目的で、1991年に創設されました。
本作は第28回小川未明文学賞大賞受賞作品「シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン」を書籍化したものです。
-お話のあらすじ-
1960年代、芸術の都フランス パリ。
家族を失い、ひとりになったジョアンは、父が働いていた理容店に引き取られることに。
まわりから「お父さんのような理容師になってくれよ」と言われるたび、そうしなくちゃと思っていた。
ある男と絵に出会うまでは……。
12歳の少年ジョアンの、色鮮やかな成長物語。
【選考委員 落合恵子氏 選評文より】
「主人公ジョアンの「その後」についても読みたい! そんな余韻がいつまでも続く作品。彼のほかにも、ウゴおじさん、ポーリンさん、リル、画家のシタンなど、本をとじてからむしろ、より確かに深く心の住人になってくれたような……。」
【編集部員、ここがおすすめ!】
少年ジョアンの、心の変わりように注目です!
冒頭では、日々をこなすだけで精一杯のジョアンですが、ひとりの絵描きと出会い、いっしょに絵を描く時間をすごすうちに、自分が好きなものに気付きます。
その瞬間、ジョアンの心が動き出し、章を追うごとに彼自身がどんどん変わっていくのです。
その変化や揺らぎなど、ジョアンの成長過程が、作者北川氏とイラストレーターしまざきジョゼ氏により、非常に丁寧に美しくえがかれています!
最後のページを読み終えたとき、きっと自身の好きなものの尊さに、初めて、あるいは改めて心動かされるでしょう。
作者の北川氏は、もし好きなことがあるなら、どんな時も手ばなさないでほしいという願いを込めて、本書をつづられました。
これは、これから数えきれないほどの取捨選択をしておとなになっていく、思春期の子ども達を応援する物語です。
●商品概要
『ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き –シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン-』
作/北川佳奈 絵/しまざきジョゼ
定価:本体1,400円+税
対象年齢:小学校高学年~
発売日:2021年1月28日
仕様:四六判、 144ぺージ
電子版:あり
ISBN:978-4-05-205320-7
発行元:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020532000
【ネット書店でのご購入はコチラ】
アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/4052053206
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107138904
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/16461127/
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