高中正義、全国ツアー開幕！　年内の国内に続き、年明けにはワールドツアーも！

株式会社キョードーメディアス

2025年9月16日 14時51分

日本が誇るスーパーギタリスト・高中正義のライブツアー『高中正義 SUPER TAKANAKA WORLD LIVE 2025-2026』が9月13日、東京・かつしかシンフォニーヒルズからスタートした。

1971年にプロとしてのキャリアをスタートさせた高中は、サディスティック・ミカ・バンドのメンバーとして海外公演も行うなどグローバルに活躍。1976年からソロとして始動し、「BLUE LAGOON」やアルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』など多くの作品を生み出してきた。70歳の古希を迎えた2023年キャリアを総括したスーパーベストライブを行い、2024年には名盤『黒船』の50周年を記念した『黒船来航50周年』ライブを開催するなど、ずっとコンスタントに活動を続けてきているが、近年の“シティポップ”の再評価によって日本の音楽が国境を超えて海外からも熱い視線を集め、その影響は“フュージョン”にも及び、その筆頭に“TAKANAKA（高中正義）”がいる。2024年12月1日に中国・上海でのライブ「高中正義SUPER LIVE 2024 黒船 IN SHANGHAI」を行い、2025年3月9日・10日の2日間、米国・ロサンゼルスにある名門ウィルターン・シアター（WILTERN THEATER）でもライブを開催（両日共に完売）し、音楽の聖地に集まった5000人の地元ファンを熱狂させた。高中のL.A.公演は1995年にアルバム『COVERS』のレコーディングでMedia Complex Studio & Stageで開催して以来30年ぶり。

そんな熱い状況の中、今回のツアーが開幕（初日の東京公演はチケット完売）。光沢のあるブルーのジャケットとパンツ姿で登場した高中は、序盤から代表曲「BLUE LAGOON」を演奏し、立ち上がって手拍子で盛り上げるファンに挨拶をするかのように、ギターを弾きながらステージを右へ、左へ。ブルーのYAMAHA SGやFender ストラトキャスターを弾きながら、「BRASILIAN SKIES」などでさらに盛り上げていく。トーキング・モジュレーターを使用する「OH! TENGO SUERTE」、カラフルなソンブレロ（メキシコの帽子）をかぶっての陽気な「M5」、開場全体でコーラス部分の大合唱となった「READY TO FLY」、今回のツアーのキービジュアルにも登場しているサーフボード・ギターによる「Jumping Take Off」など、アンコールを含めて全20曲、全てがハイライトとなった。

途中のMCで高中が「いやぁ、お久しぶりです！　こんなに休むと『人前で何かする人だったんだろうか？』と思ってしまいます(笑)」とちょっと照れくさそうに挨拶をして、「アメリカだ、何だって、今の自分があるのはひとえに皆さんの熱い声援のおかげです。大昔から応援してくださってる人がかなりいると思うんですが、よくぞ、僕をここまで生き残らせてくれた！　今、持続してるから海外の話もあったワケで、とても感謝してます」と現在の状況を振り返り、感謝の気持ちを伝える場面もあった。

9月13日の東京公演から始まった今回のツアーは、2026年の神奈川・鎌倉芸術館まで15都市18公演、11月には中国・北京、2026年には英国・ロンドン、アメリカ合衆国、オーストラリアでの海外公演も予定されており、“TAKANAKA”への注目度はさらに高まりそうだ。

【公演情報】

『高中正義 SUPER TAKANAKA WORLD LIVE 2025-2026』ツアー日程

2025年9月13日（土）東京・かつしかシンフォニーヒルズ

2025年9月15日（月・祝）宮城・仙台電力ホール

2025年9月21日（日）神奈川・カルッツかわさき

2025年9月23日（火・祝）愛知：・岡谷鋼機名古屋公会堂大ホール

2025年9月28日（日）岡山・倉敷市芸文館

2025年10月8日（水）東京・LINE CUBE SHIBUYA

2025年10月18日（土）大阪・大阪城音楽堂

2025年10月19日（日）神奈川・厚木市文化会館

2025年11月1日（土）栃木・栃木県総合文化センター