脇役だけど、舞台裏では名探偵! 遠藤彩見著『脇役探偵は見逃さない』新潮文庫より7月29日(水)発売!
左右田始(そうだ・はじめ)、50歳、職業・俳優。ホテルの執事、弁護士、刑事。お堅い役ならお任せあれ! 脇役だけど、推理の腕は主役級!の名バイプレイヤーが活躍するお仕事ミステリーです。

50歳の左右田始(そうだ・はじめ)は無名の俳優。現場では共演者やスタッフと馴れ合うことをよしとせず、物静かに過ごす彼ですが、なぜかしばしばトラブルに遭遇してしまいます。撮影で使用する食べ物、通称「消えもの」が撮影直前に本当に消えてしまったり、オーディション会場で子役が入れ替わったり、映画の完成披露試写会で主演の女性俳優が逃亡したり……。平穏無事に仕事を完遂したい一心で、左右田は解決に向けて奔走することに――。
謎めいた出来事の真相と、名探偵・左右田の活躍、そして、関わる人たちに希望を与えてくれる左右田の言動に元気をもらうこと間違いなしのお仕事ミステリーです。
『給食のおにいさん』シリーズや『二人がいた食卓』など、「食」にテーマにした作品に定評がある遠藤彩見さん。本作は、遠藤さんのもう一つの側面「脚本家出身」であることを生かした、エンターテインメント業界が舞台のお仕事ミステリーです。もちろん、「食」の魅力も健在です!
コロナ禍で厳戒態勢となったエンタメ業界の苦難や、それに振り回される人々の葛藤も描かれ、どんな状況でも道を切り開こうとする左右田の静かな戦いに励まされます。
「オジサンの妖精」、左右田の活躍にどうぞご注目ください。
■巻末の解説より
左右田には三〇年近いキャリアがあり、その経験から培われた観察眼と想像力が、探偵役としての武器になる。(中略)「犯人の動機」には現在の映像業界ならではの問題が反映されており、新味がある。ミステリー名物「名探偵の名演説」も見事に──けれども、その口調はごく控えめに──決まっている。【吉田大助(ライター)】
■書籍内容紹介
出番はちょっぴり、名前もない。そんな「ちょい役」ばかりを演じる俳優・左右田始(そうだはじめ)。現場では寡黙に過ごすことを信条とする彼だったが、謎めいたトラブルに見舞われ、奔走する羽目に。撮影現場で消えたエクレア、オーディションで入れ替わった子役、映画の完成披露試写会で主演が逃亡!? 華やかなエンタメ業界で、地味な役者の推理が冴えるお仕事ミステリー。『左右田に悪役は似合わない』改題。
■著者紹介:遠藤彩見(エンドウ・サエミ)
東京都生れ。1996(平成8)年、脚本家デビュー。テレビドラマ「入道雲は白 夏の空は青」で第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞を受賞。2013年、初めての小説『給食のおにいさん』を発表。著書に「給食のおにいさん」シリーズのほか、『キッチン・ブルー』『千のグラスを満たすには』『二人がいた食卓』『冷蔵庫探偵 蔵前怜子』などがある。
■書籍データ
【タイトル】脇役探偵は見逃さない
【著者名】遠藤彩見
【発売日】2026年7月29日
【造本】文庫版、電子版
【定価】693円(税込)
【ISBN】978-4-10-121482-5
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