『スポGOMI ワールドカップ 2025 長崎STAGE』社会人チームK&Kが優勝!拾ったごみの量は35.15kg
~日本代表を決定する全日本大会へ~
日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・統括・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2025」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 長崎STAGE」が2025年1月26日(日曜)、長崎県長崎市野母町において開催されました。計20チーム、60人が参加し、長崎県代表に輝いたのは社会人チーム「K&K」。本チームは、2025年9月(予定)に東京都内で開催する、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出。その後2025年秋に日本で開催予定で、日本を含め世界30カ国(予定)の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
公式サイト:https://nf-spogomiwc.com/
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
スポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2025」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
イベント概要
・日程:2025年1月26日(日曜)
・開催場所:長崎市野母町
・参加人数:1チーム3名×20チーム=60人
・企画・支援・統括:日本財団
・大会運営・主催:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ/(一社)海と日本プロジェクト in ながさ
・協力:めちゃ南部実行委員会
優勝は「K&K」!拾ったごみの総量は35kg超!
全20チームが参加した長崎STAGEは、20kgを超えるごみを集めたチームが相次ぐ大混戦に。その激戦を制したK&Kは、ごみ総量35.15kg/5311ポイントを獲得し、準優勝チームに49ポイントあまりの差をつけ、優勝しました。2025年9月(予定)に東京で行われるスポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
長崎STAGEで集められたごみの総量は364.67kg
会場となった長崎市野母崎地区は、通称「軍艦島」を臨むドライブコースとしてだけでなく、ウミガメの産卵場所としても知られ、多くの観光客が訪れるエリアです。季節問わず、地元のボランティアの方々が清掃活動を行い、街全体を綺麗に保つ努力を重ねています。それでも、漂流ごみや不法投棄ごみが散見され、地元の方々を悩ませています。
今回の大会で目立ったのが、海外から流れ着いたとみられる未使用の大量のタバコ。参加者からは「競技開始前には綺麗に見えた場所も、よくよく見ると様々なごみが落ちていて、改めて清掃活動の必要性を感じた」「ウミガメを含む生態系への悪影響が出ないよう幅広い取り組みが必要」との声も聞かれました。大会では、総重量360kgを超えるごみが集められ、大会終了後も参加者の方々が自主的に道端のごみを集めながら帰路についていた姿が印象的でした。参加者の意識の高まりが、それぞれの地域の現状や課題を考えるきっかけとなり、解決に向けた一歩になるのではないかと期待が膨らみます。
優勝チームコメント
優勝を果たしたK&Kの代表の丸田さんは「スポGOMIへの参加をきっかけに、環境問題への関心が高まり、多くの人との交流にもつながっている。日本STAGEでは、長崎STAGEに出場したすべてのチームの分まで頑張り、入賞を果たしたい」と意気込みを語ってくれました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。https://uminohi.jp/umigomi/
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
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