関西初の都市公園リノベーション協定制度を活用し「居心地が良く歩きたくなる」まちづくりを目指す「阪神尼崎駅前中央公園」3月29日（土）リニューアルオープン！

阪神電気鉄道株式会社

2025年2月27日 14時40分

尼崎市（市長：松本眞）と阪神電気鉄道株式会社（本社：大阪市福島区、社長：久須勇介、以下「阪神電気鉄道」）は、公園を中心とした地域の新たな魅力創出や活性化を目的として、阪急阪神不動産株式会社（本社：大阪市北区、社長：福井康樹）とともに、中央公園のリニューアル工事を進めてきました。このたび、リニューアルオープン日を3月29日（土）に決定し、新たに幅広い滞在ニーズに応える飲食店を2店舗開業するとともに、リニューアルオープン当日にはオープニングイベントを開催することとなりましたのでお知らせします。

今回のリニューアル工事は、都市再生特別措置法に規定された「都市公園リノベーション協定制度※」を活用し、多様な場面でご利用いただける公園に整備するもので、この制度を活用した公園整備は関西初となります。

尼崎市では、市内の阪神沿線（以下「南部地域」）を中心とした観光地域づくりを推進するとともに、2021（令和3）年度以降、鉄道駅周辺の特色を活かしたまちづくりを進めることで、南部地域における交流人口の増加や地域の活性化に取り組んでいます。また、阪神電気鉄道では、「魅力あふれる沿線の創造」に向け、南部地域を沿線価値創造の重点エリアと位置づけています。

今後、中央公園のリニューアルによる新たなイメージの発信と、既存の地域資源を活用した賑わいの創出を一体的に進めることで、南部地域の玄関口である阪神尼崎駅周辺のまちづくりを官民連携でより一層推進してまいります。

（※）都市公園リノベーション協定制度…市町村が「都市再生整備計画」に定める「滞在快適性等向上区域」内における特例メニューの一つで、民間事業者やまちづくり団体などが、「居心地が良く歩きたくなる」まちなか形成の一環として、公園内に飲食店や売店をつくり、併せて園路や広場をリノベーションする場合に適用され、飲食店や売店の設置管理許可期間や建ぺい率に関する特例を付与する制度

詳細は次のとおりです。

1 中央公園について

中央公園内には、都市の中でのびのびとくつろげる天然芝の「芝生広場」、丸太スツールや起伏のある地形を楽しめる「ちいさな広場」、緑陰の下で思い思いの時間を過ごせる「木立の広場」及び中央公園リニューアルを記念するモニュメントベンチやハイカウンターのある「デッキテラス」などを整備し、各所にベンチや縁台を配置することで、様々なニーズの滞在に応えます。今回、「ちいさな広場」の丸太スツールや飛び石は、整備前の公園内にあった樹木や石材を、駅前のベンチの一部は舗装材のレンガをそれぞれ再利用し、廃棄物の削減を図りました。

また、中央公園に面した駅前でも、リニューアルに合わせてベンチなどを設置し、公園と一体的に滞在できる空間をつくりました。

さらに、公園内の総合案内板をはじめとするサインも一新し、中央公園のロゴマークを作成しました。

2 飲食店について

滞在快適性等向上公園施設として、カフェ「ホリーズカフェ」とイタリアンダイニングカフェ「ロッカ」の2店舗が出店し、新たに幅広い滞在ニーズに応えることで公園内に賑わいを創出します。店舗は、木材やアースカラーを用いたデザインとし、開放感のあるテラス席をご用意するなど、日常の憩いの場となる公園との調和を図りました。

（1）カフェ「ホリーズカフェ」

営業時間

7:00～23:00

（ラストオーダー 22:30）

運営会社 (株)ホリーズ

〈URL〉 https://hollys-corp.jp/