犯人は人間か、それとも――。激論の末、第十三回新潮ミステリー大賞優秀賞に輝いたのは〈最新AI×雪山のクローズド・サークル〉!

株式会社新潮社

8月3日、道尾秀介氏、湊かなえ氏を選考委員に迎えた第十三回新潮ミステリー大賞(主催:株式会社新潮社、後援:東映株式会社)の選考会が行われ、駒津 慧さんの『アイの捧げもの』が優秀賞に決定しました。最終候補作4篇は、東映での映像化が検討されます。受賞作は小社より単行本として発売、贈賞式も同時期に開催予定です。

 日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の遺伝子を受け継いで2014年にスタートした新潮ミステリー大賞。『チェレンコフの眠り』が第35回山本周五郎賞候補となった一條次郎さん、短篇集『#真相をお話しします』が2023年本屋大賞にノミネートされ、最新刊『少年ABCの完璧な選択』で話題沸騰中の結城真一郎さん、『不夜島』で第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を、『飽くなき地景』で第46回吉川英治新人文学賞を受賞し、『あいされるためのたたかい』が発売前から大注目されている荻堂顕さんなど、唯一無二の才能を輩出してきました。

 第十三回となる今年は、道尾秀介さん、湊かなえさんの選考により、全応募作232篇の中から駒津 慧(こまつ・けい)さんの『アイの捧げもの』が優秀賞に選ばれました。

 本作の舞台は、北海道積丹半島の雪山。北海道大学の研究施設「積丹先端システム実証フィールド」で、ある治験がおこなわれます。その内容は、最新AI「アイ」を用いて、参加者の中に潜む「AIに乗っ取られた人物」をほかの参加者が見抜けるかを実験するというもの。「身体に害はない」と説明を受けて、十人の学生が治験に参加しますが、三日目の朝に研究員全員が死体で発見されます。すでに「AIが操る参加者」も存在するため、犯人は人間なのか、AI なのかすら確信が持てません。吹雪の影響で〈クローズド・サークル〉となった施設内で、極限のサバイバルが幕を開けて――。

 王道の本格ミステリに最新AIを掛け合わせた『アイの捧げもの』。道尾秀介さんと湊かなえさんも、その題材の魅力と駒津さんの筆力を信じて、優秀賞受賞となりました。選評および受賞作の抄録は、発売中の小説新潮10月号でお読みいただけます。なお受賞作は小社より単行本として発売、贈呈式も開催予定です。

■『アイの捧げもの』あらすじ

 2026年12月、積丹半島にある北海道大学の研究施設「積丹先端システム実証フィールド」に十人の学生が集められた。目的は最新AI「アイ」を用いた治験。参加者の中に潜む「AIに乗っ取られた人物」を、他の参加者が見抜いて当てられるかを実験するという。研究員から身体に害はなく、決して危険なものではないと説明を受け、学生たちは治験への参加を決意する。しかし三日目の朝、研究チーム全員が無惨な死体で発見される。吹雪の影響か電波も届かない。殺したのは人間か、それともAIか――。閉ざされた雪山の施設で疑心暗鬼のサバイバルがはじまる。

■著者紹介:駒津 慧(こまつ・けい)

(応募時、小松 結呂)

1986年生まれ。システムエンジニア。静岡県在住。

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会社概要

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URL
https://www.shinchosha.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220
代表者名
佐藤隆信
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1896年07月