家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建向け新製品を発売
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」(以下、エネファーム)の戸建向け新製品を開発し(※1)、2019年4月1日より発売します。新製品は、戸建住宅向けとして一般販売する6世代目の製品となります。
近年、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指すZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)をはじめとする省エネ住宅への社会的要請に加え、健康寿命への関心の高まりに伴って、省エネを前提条件とした健康で快適なくらしが求められるようになっています。また、集中豪雨や台風などの自然災害が年々増加しており、非常時にエネルギーを供給できる装置としてエネファームへの期待が高まっています。
このような社会的背景の下、新製品では総合効率を97 %(※2)に向上させるとともに、発電時に発生する熱をガス温水床暖房の低温(保温)運転時の熱源として活用する「PREMIUM HEATING」を搭載しました。エネルギーを無駄なく活用することで床暖房使用時のガス消費量を抑え、気兼ねなく床暖房を使うことができます。
また、非常時に役立つレジリエンス機能を強化し、「停電時発電継続機能」を標準装備しました。さらに、エネファームをハイブリッド蓄電システムと直流電力で連携させることにより、停電時でもリビングやキッチン、サニタリーなどあらかじめ指定した屋内空間への電力供給が可能となりました。長期的な停電であっても、普段通りの快適な家庭生活を提供します。
パナソニックは、2009年5月に世界で初めて家庭用燃料電池の販売を日本で開始し、2018年12月には累計生産台数が15万台を突破しました。パナソニックは、さらなるエネファームの普及拡大を通じて、お客様に安心・快適なくらしを提供するとともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建向け新製品を発売(2019年2月22日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/02/jn190222-1/jn190222-1.html
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