【松坂屋名古屋店】日本が育んできた文化と芸術を融合させ畳を再定義する、「山田憲司個展―畳は芸術か否か―」 開催のお知らせ
会期:2026年1月7日(水)→13日(火) 10時-19時 ※最終日は16時閉廊 会場:松坂屋名古屋店 本館8階 ART HUB NAGOYA open gallery

松坂屋名古屋店にて、「山田憲司個展―畳は芸術か否か―」を開催いたします。日本の住環境や生活様式の変化により、畳の消費量は長期的に減少を続けています。それに伴い、畳を製作する職人の数もまた年々減少し、素材だけでなく、それを扱ってき技術や身体の記憶そのものが失われつつある状況にあります。
山田憲司は、この二重の減少——畳の需要と畳職人の存在——に強い問題意識を抱いたことをきっかけに、畳を素材とした作品シリーズの制作を始めました。
本展で発表される作品群は、畳を床材としてではなく、切断し、組み替え、変形させることで、用途や機能から解放された存在として立ち上げられています。それらは彫刻やインスタレーションとして空間に配置され、鑑賞者の視点や立ち位置、さらには光の当たる角度によって、その表情を大きく変化させます。
畳表の繊維がつくる微細な凹凸、切断面の陰影、重なりによって生まれる影。自然光や照明の変化、時の流れに応じて、作品は固定されたかたちを持たず、見る時間帯や環境によって異なる像を結び、一種の絵画的要素を私たちに見せてくれます。
本展タイトル「畳は芸術か否か」は、明確な答えを示すものではありません。畳は日本の誇る工芸なのか、建築資材なのか、それとも芸術なのか。役に立たなくなったものは価値を失うのか。消費されなくなった素材に、芸術は宿り得るのか。日本が育んできた文化と芸術を融合させ、畳を再定義します。

プロフィール
山田憲司(やまだ けんじ)
畳職人
100年以上続く畳店の5代目として岐阜羽島に生まれる。
大学で建築を学び、建築士事務所にて勤務したのち畳店を継ぎ、2018年より光の反射による色の変化を利用して、多様なデザインの畳作品を制作している。
山田憲司氏 来場予定日
2026年1月7日(水)、10日(土)、11日(日)
公開制作予定日
2026年1月7日(水) 10時~
パズルのように切られた畳をお客様と一緒にはめこみ作品を完成させます。
※自由参加、途中退出可、年齢制限なし
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