魔女裁判、魔女の十字架、ヴァルプルギスの夜――ドイツに秘められた魔女の歴史をたどる『魔女街道の旅』

　インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：川崎深雪）は、『魔女街道の旅』（西村佑子著）を2021年4月3日に発売しました。

　著者はこれまで数十年にわたって、「魔女」の正体を求めてドイツ各地をめぐり、その道程を「魔女街道」と名付けました。
　本書では、その魔女街道を歩きながら、魔女裁判や魔女伝説、魔女の十字架、ヴァルプルギスの夜など、ドイツに秘められた魔女の歴史を紐解いていきます。
魔女はもちろん、ドイツ、ヨーロッパ史に興味をもつ人に手にとっていただきたい一冊です。

　また、「ちょっと寄り道」の章では、「イルミンの柱」や「死の舞踏」、「千年のバラ」といった、ガイドブックでは取り上げられることのない伝説や土着の宗教、裏歴史について紹介しています。
　魔女とは直接関わりはないけれど、ドイツの歴史や宗教観への理解が深まる、どれも知っておきたいお話です。

　本書でめぐる町々は「魔女街道の地図」に掲載しました。本の中でドイツ各地を飛び回り、魔女街道を旅した後は、地図を片手に、実際の町を訪れてみてはいかがでしょうか。

“魔女とは一体何者なのか？”
おとぎ話や伝説の中だけでなく、現実世界に存在した「魔女」にも目を向けると、本当の魔女の姿が見えてきます。
魔女やドイツだけでなく、現代における社会問題についても考えるきっかけとなることでしょう。

【書籍詳細】
　総ページ：208ページ（2C）・四六判・並
　定価：1,500円＋税
　著者：西村佑子
　装丁画・挿絵：山口洋佑
　デザイン：ケルン（宮本麻耶、柴田裕介、岩﨑紀子）
　校閲：高松夕佳
　https://www.yamakei.co.jp/products/2821810190.html

＜著者プロフィール＞
西村佑子（にしむら・ゆうこ）
早稲田大学大学院修士課程終了。青山学院大学や成蹊大学、東海大学のドイツ語講師を経て、現在はNHK文化センター柏・千葉教室講師。これまでに「グリム童話の魔女たち」（栃木県石橋町グリムの館）の企画・監修やドイツ魔女街道ツアーの同行講師、薬草専門誌に連載記事を掲載するなど、ドイツの魔女と薬草に関わってきた。2015年には「魔女の秘密展」（東映、中日新聞社企画）の監修も務めた。著書にヤマケイ文庫『魔女の薬草箱』、『不思議な薬草箱』（ともに山と溪谷社）、『魔女学校の教科書』（静山社）など。


【山と溪谷社】　https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。
さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】　https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社：東京都千代田区、代表取締役：松本大輔、証券コード：東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメディア＆サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

以上

【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社　担当：宇川・白須賀
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