『【設備診断のプロが支える】根本原因まで特定する予知保全の最新アプローチ』というテーマのウェビナーを開催
マジセミ株式会社は「【設備診断のプロが支える】根本原因まで特定する予知保全の最新アプローチ」というテーマのウェビナーを開催します。

■ 製造業を取り巻く事業環境の変化とAI・IoTを活用した予知保全への期待
近年の製造業は、急速な市場変化や社会的要請の高まりにより、これまでにない厳しい事業環境に直面しています。
既存工場設備の老朽化が進む中、少量多品種生産の拡大や市場ニーズの多様化に伴い、サプライチェーンはますます複雑化し、生産安定性の強化とレジリエンスの向上が急務となっています。さらに環境意識の高まりにより、製造業各社は従来のコストや品質対応だけでなく、持続可能性の確保といった課題への対応も迫られています。
このような背景のもと、近年のAIやIoT、センシング技術の発達により、設備データや稼働情報を活用したデータドリブンな「予知保全」が注目されており、従来の保全に比べて早期の異常検知とダウンタイムの最小化が期待されています。
■ なぜ予知保全アプローチはうまくいかないのか?
しかしながら、実際の現場では予知保全の取り組みがトライアル段階にとどまり、継続的な運用フェーズに至らないケースが少なくありません。
その背景には、従来の予知保全が、異常の兆候を検知することが目的となってしまっているケースが多いことが挙げられます。
このような場合、アラートにより異常の兆候を検知できたとしても、現場では保全処置の必要性を適切に判断できず、点検対応やオーバーメンテナンスへの不安が生じてしまいます。
こうした状況が現場の納得感を損ない、予知保全の継続的な運用の大きな障壁となっています。
■ ベテランの“感覚”を仕組みに変える
本セミナーでは、成功事例をもとに、状態監視に最適なAI、設備診断エキスパート、そしてNSKのナレッジが連携し、異常の兆候検知から根本原因特定、具体的なメンテナンスアクションの推奨までを実現する「アクショナブル・インサイト」に基づく予知保全の概要とその実践例をご紹介します。
NSKは、軸受(ベアリング)をはじめとする自動車部品や精密機器など、さまざまな産業分野で革新的な製品と技術を提供してきました。保全業務の高度化・効率化の領域においても、その長年の現場理解を活かし、実効性のある予知保全の仕組みづくりを推進しています。
■ こんな人におすすめ
-予知保全に取り組んでいるが、トライアル段階止まりで実運用に移行できていない現場責任者・エンジニアの方
-熟練技術者の引退に備え、ノウハウの継承方法や新たな保全方法を模索している保全部門の管理者
-AIやIoTを活用した保全高度化に関心があるが、具体的な導入ステップに課題を感じている方
-状態監視システムの導入にあたり、不安を感じている保全DX担当者
-工場全体の設備の状態を、1つの画面で管理したいと考えている設備管理の担当者
■主催・共催
日本精工株式会社
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社
マジセミは、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催していきます。
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